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タイトル:jSj Vol. 164 『スイスの国民投票2016年2月28日の結果とメディアキャンペーン』  2016/04/28


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★ jp-Swiss-journal - Vol. 164 - April 27, 2016 (Swiss Time)

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  【 目次 / INDEX / INHALTSVERZEICHNIS 】


【J】 国民投票2016年2月28日の結果とメディアキャンペーン

                    明子 ヒューリマン

【E】 The results of the National Voting on February 28, 2016
    and media campaign
                    Akiko Huerlimann


□━━━━━━━━━━━━【 日本語 】━━━━━━━━━━━━━━□


   国民投票2016年2月28日の結果とメディアキャンペーン

                    明子 ヒューリマン


結果 *1) を先にお伝えすると、「婚姻の不公平税制是正」は反対50.8%投
票率61.8%)、「外国人犯罪者の追放執行」は反対58.9%(投票率63.1%)、
「食料品の投機的取引の禁止」は反対59.9%(投票率60.6%)反対で否決さ
れ、唯一「ゴット・ハルト第二トンネル建設」が賛成57%(投票率 62.3%)
で承認された。(弊誌Vol 163)を参照願いたい。) *2)

4議案の内「婚姻の不公平税制是正 (Fuer Ehe und Familie - gegen die
Heiratsstrafe)は賛成ムードが低調ながら主要政党CVP の発議であること
から比較的僅差で否決された。減税を実施すると地方財政の税収減が懸念
されていた。「食料品の投機的取引の禁止 (Keine Spekulation mit
Nahrungsmitteln!)」は大規模な反対キャンペーンも無く、冷静な結論が出
されたと言う印象だ。 *3): 各政党の略称乞う参照

通称「ゴット・ハルト第二トンネル建設 (Aenderung vom 26. September
2014 des Bundesgesetzes ueber den Strassentransitverkehr im
Alpengebiet (STVG)) は、政府と経済界の大規模なキャンペーンが功を奏
したようで、一貫して賛成多数という形勢だった。しかし、巨額の投資に疑
問を持つ国民も少なくなからず居て、筆者もその一人だ。

スイスにはSBB(スイス鉄道)他の鉄道会社が運営する「アウトフェルラー
ド/Autoverlad.」 *4) という移動手段がある。自家用車ごとトンネル内を
運んでくれるトロッコのような列車で、トンネル前の料金所で20フラン程の
料金を支払い、トロッコ列車に車を移動させて運んでもらう。バス、トラッ
ク、キャンピングカー、モーターバイクも運び、スイス国内3か所で運転さ
れている。最近利用した印象は快適だった。狭いトンネル内を運転せずに済
み、道路の渋滞にも巻き込まれない。トンネル内に進入する車の管理が出来
て、トラック等の事故の危険性もぐっと減少する筈だ。貨物トラック用には
長距離ローリング・ハイウェイ(Die Rollende Landstrasse) *5) もある。

国民投票でゴーサインが出はしたが、「ゴットハルト大二トンネル建設」は
可能な限り阻止すべき計画だと思う。その代り現存するゴットハルト・トン
ネルを改修した方が良いと思うし、実際そうした計画案もあった。スイスの
土木技術は優秀だが、絶対に必要とは思えない計画に税金を湯水のように投
入するよりは、今後増々不足すると言われている年金に回して、国民経済の
安定化に集中すべきと思う。

スイス国民党(SVP)が発議した「外国人犯罪者の追放執行(Zur
Durchsetzung der Ausschaffung krimineller Auslaender/
Durchsetzungsinitiative)」に対して、知識人、芸術家、社会主義者、エリ
ート、学会が大規模な反対キャンペーンを展開した。財界や富裕な個人、EU
ロビイストが資金提供をしたと言われている。スイス・メディアは左派が主
流であることから、人道主義に反するとの建前で多くの著名人も反対の論陣
に加わった。反対意見広告だけでなく、報道機関の社説や解説記事を動員し
ての一斉キャンペーンに反発したSVPは、いつもなら大規模に展開する新聞
広告を止めた。

筆者はSVPのこの議案に賛成票を投じた1人だ。スイス政府の立場は、1) 大
量の難民を生む原因を解消する取り組みをする。2) 難民を受け入れる場合
でも、現地で専門家が選別した難民を受け入れる、という基本姿勢が示され
ている。小国スイスが膨大な難民を受け入れる事は到底不可能なので、この
対策に尽きると思う。

これまでSVPには距離を置いてきたのだが、近年SVPの政策に同意する場合が
増えてきた。他方主要政党の政策や戦略に党利党略が目立つようになって来
た。ならば特定の政党を支持するよりは、個別の政策や政治家の資質を評価
すべきと思う。行政には経済界の利益を代弁する勢力だけでなく、既得権益
を享受する左派勢力も存在している。スイス最大都市ツューリッヒの市長は
じめ全体的にやや左派系が実権を握っているが、特に仏語圏やベルンは左派
が強い。高学歴の社会主義者が自治体の教育・福祉行政に広く深く関与して
高給を享受していると言う批判は少なからず伝えられている。事実一般的に
スイスの公務員や教師の賃金は他の業種と比べて高い水準にあり、税収の少
ない自治体の財政を圧迫している。近年「財政補償法(Finanz-Ausgleich)
」によって援助する側のカントンが税収減の為強く減額を主張するようにな
って来た。その中には赤字のカントンさえある。

FDPやCVP、更に最大政党のSVPの支持基盤は主に経済界だが、SVPは農家にも
盤石な支持基盤があり郷土愛的故に保守の最右翼と見做されている。しかし
その政策は自主独立を第一義とする現実路線で、EUの政策と相容れない部分
が多い。近年EUが巨大資本の代理人の如き政策を進め、官僚独裁的な組織の
様相を帯びる様になって、加盟国の国民が反EUの姿勢を強めている事は世界
に広く知られる現実だ。EUが米国と一定の距離を置いてパワーバランスを図
る事を期待していたが、NATOを通じて米国に追随して来た。EUの支配者とま
で言われるようになったメルケル首相の難民歓迎政策には妥当な計画性も予
算の裏付けも無く、欧州を混乱の坩堝にしてしまった。民主的なEU構築は、
ドイツ1人勝ちの現実の前に夢物語になったかのようだ。この結果、EU加盟
国の中には独自路線を模索する動きが顕著になってきた。法制化の期限が9
か月後に迫っている「大量移民の阻止 “Stop mass immigration (Stop
Masseneinwanderung)”」 *6) で、議会は紛糾し、政府はEUの「移動の自由
」との板挟みでジレンマに陥っていると4月25日のメディアは報じた。スイ
スが独自の道を選ぶか、EUとの妥協案を模索するのか注目されている。

最近諸外国のメディアも政権の方針に従って報道をする場合が少なからずあ
る事が明るみにされてきた。ドイツ国民の4割がドイツの報道が公正でない
と感じていると伝えられた事も注目に値する。ドイツ関連の報道では、オー
ストリアやフランス,、英国の報道に見るべきものが有る事に気付いた。自
国の都合の悪い事は率直に報道したがらない心理はいずこも同じという事だ
。最近の調査で、ドイツ人は自国の「報道の自由」に非常に熱心であること
が示された。*7) 「虚報と官製報道(虚報ではなく真実を)」をするドイツ
の報道機関への批判だ。66%のドイツ人にとって、報道機関が自由に報道出
来る国に暮らすことが重要と考えられている。

受信料だけでなく広告料も認められているスイスの公共放送SRF *8)に対し
て、視聴者は「資金不足を言う前に、娯楽番組は不要」等と厳しい注文をつ
ける。複雑な欧州情勢の中で、EU非加盟の中立国スイスの報道は、周辺諸国
に比べて公正さが担保されているという印象を得ている。それでも「メディ
アが絶対的中立を保つことは不可能」と識者は言う。


【 参照 】

*1) 国民投票2016年2月28日の結果(28. Februar 2016 18:39:04)
https://www.admin.ch/ch/d/pore/va/20160228/index.html
*2) jp-Swiss-journal Vol. 163:
http://melma.com/backnumber_41022_6334204/
*3) 各政党の略称/ Abbreviations of the parties:
https://www.ch.ch/en/elections2015/parties/parties-abbreviations/
*4) アウトフェルラード/Autoverlad.:
http://www.sbb.ch/bahnhof-services/auto-velo/autoverlad.html
*5) ローリング・ハイウェイ/Rolling highway (Die Rollende Landstrasse): 
http://www.tagesanzeiger.ch/schweiz/standard/Immer-mehr-Gueter-werden-per-Bahn-transportiert/story/23023443
http://www.ralpin.ch/?pageID=2&lng=en
https://en.wikipedia.org/wiki/Rolling_highway
*6) jp-Swiss-journal Vol. 149 & 150: 
http://melma.com/backnumber_41022_5975237/
http://melma.com/backnumber_41022_6005657/
*7) フォーカス世論調査/Focus-Emnid-Umfrage: ドイツの報道の自由は歓迎
や同化より重要/Pressefreiheit den Deutschen wichtiger als
Gastfreundschaft und Integration:
http://meedia.de/2016/03/04/focus-emnid-umfrage-pressefreiheit-den-deutschen-wichtiger-als-gastfreundschaft-und-integration/
*8) SRF/スイス公共放送: http://www.srf.ch/


【 編集後記 】

現時点で市民民主主義が最も妥当な体制と思う一人なので、社会を知る手段
としてのメディアを妄信しないよう、注意深く受け止める訓練が不可欠と思
っている。最近ラジオのインタビュー番組で、スイスには”NEIN KULTUR”
がある事を確認した!かねてからの疑問が解けた!発言の枕詞が肯定では無
く否定の<NEIN>が多いのだ。情報の何を信じ何を疑うかきめ細かく判断して
、力のある者の意図する方向へ流されないように気を付ける、こうした国民
の意思が直接民主主義を機能させていると得心がいった。


□━━━━━━━━━━━━【 English 】━━━━━━━━━━━━━━□


   The results of the National Voting on February 28, 2016
   and media campaign
                    Akiko Huerlimann


First of all, let me show the results. *1) Dissenting Votes; bill:
"Against marriage penalty" was 50.8% (turnout 61.8%), and bill:
"Enforce the deportation of criminal foreigners" was 58.9% (turnout
63.1%), bill: "No food speculation" was 59.9% (turnout 60.6%).
Approved was only the "Construction of the second Gotthard Tunnel"
with 57% (turnout 62.3%). (See Vol. 163) *2)

Among the four bills, as for the "Against marriage penalty (Fuer Ehe
und Familie - gegen die Heiratsstrafe), it was rejected by a
relatively narrow margin, although the favor mood was sluggish due
to the initiative of the major political party CVP. *3) In case of
implementation of such a tax cut, there were concerns of lower tax
revenues for local government finances. About the "No food
speculation", it received a calm judgement without a large scale
against campaign. (Abbreviations of the parties) *3)

The bill, commonly known as the "Construction of the second
Gotthard Tunnel", here the large scale campaign of the government
and the business community seemed to have paid off; the Government
held a consistent majority. However, there were not a few people,
which had questioned the huge amount of the investment, the author
is also one of them.

There is a transportation system called "Autoverlad" (car shuttle
train service) *4) operated by SBB & other railroad companies in
Switzerland. Railroad freight cars (open laterally) transport
carryall (vehicles) through the tunnel; buses, trucks, campers and
motorbikes are also admitted. The motorist has to pay a fee of about
CHF 25.-- at the tollgate-booth on the entrance of the tunnel, then
he drives his car (vehicle) onto the departing (ready) railroad
freight car. Such systems are operated at three locations in
Switzerland. I used the (transport) system recently getting the
impression that it was comfortable. We don't need to drive on a
narrow, two-way traffic roadway inside the tunnel; therefore we
cannot be affected by traffic jams or traffic accidents. The
"Autoverlad" (car shuttle train service) enables the management of
the cars (number of vehicles) entering the tunnel, and the risk of
a traffic accident such as by trucks should be much reduced. There
is also a so called Rolling highway for long distance cargo trucks
on rail. *5)

The "National Voting" said yes to the project, but I think "the
second Gotthard tunnel" should be prevented as much as possible.
Instead of constructing a second tunnel, the existing Gotthard road
tunnel should be renovated; there were project plans for such a
solution. Swiss civil engineering technology is excellent; instead
of splurging taxes for a "second Gotthard Tunnel", which doesn't
seem to be absolutely necessary, it's better to pour the money into
the public pension fund (AHV), which is said to be insufficient for
the increasing number of elderly people in the future. We should
concentrate on the stabilization of the national economy.

The (mass) Media created a large scale campaign against the
initiative "Enforce the deportation of criminal foreigners",
commonly known as "Durchsetzungs-Initiative", which was initiated
by Schweizerische Volkspartei (SVP). Iintellectual, artist,
socialistic, elite and academic circles launched a counter-campaign,
which was said to be (partly) financed by a certain business
community or wealthy private people and EU-lobbyists. The
mainstream of the major Swiss media is left-wing; a lot of
"celebrities" also joined the arguments in the public stance
claiming that the "Initiative" is against humanity. The SVP was
upset by the concerted counter-campaign of the media based on
advertisements, but also in the context of opposing editorial and
background articles. The SVP-party regarded that as repulsive and
they will stop their advertisements in newspapers regarding to the
next Referendum-vote about the "Amendment of the Asylum Law"; the
SVP-campaign is normally created on a large scale.

Actually the author was one of the many citizens voting in favor of
the SVP-bill. The Swiss Government's principle is to make efforts to
eliminate the cause, which produces a large number of refugees.
Regarding to accepting refugees, the basic stance is said to be that
refugees are accepted only based on selection by experts on the
spot. For Switzerland, as a small country, it is utterly impossible
to accept the huge number of refugees, therefore, I think that
measure is the ultimate solution.

So far, I've kept distance with the SVP, but recently I agree with
cases issues of the SVP-policy. On the other hand, partisan
interests of major political parties become visible in their
policies and strategies. Under the circumstances, I think it's
better to evaluate the individual policy or quality of a politician,
instead of supporting a particular political party. In the public
administration (bureaucracy), there are not only forces representing
the interests of the business community, but also leftists enjoy
vested interests. Zurich City, as the biggest city of Switzerland,
there the "municipal Zurich City Government" members including the
"Mayor of Zurich" are somehow by majority in the hand of leftist
parties. Especially in the City of Bern and in the French-speaking
region, the left-wing political parties are (traditionally) strong
in local parliament and government. Not even minor criticism had
been reported on well-educated socialists, which manifested
themselves as strong (SVP-) opponents; they however enjoy widely
high salaries and have secure jobs in the fields of public education
and welfare administration of the government and municipalities. In
fact the salary of Swiss public servants and teachers is generally
at a high level compared to other industry sectors; that brings
financial burden to municipalities with little tax revenue.
Financially strong Swiss Cantons support financially weak Cantons
based on the so-called "Financial Compensation Law" (Finanz-
Ausgleich), but so-called "Donor-Cantons" claim now strongly a
reduction of their contributions because of lower tax revenue in
recent years. Some of them are even in the red.

The support base of the parties FDP and CVP, as well SVP as the
biggest political party is mainly the business community. The SVP
however has also a strong support base among farmers, and due to its
patriotism, the SVP is regarded as the strongest contender. Its
policy is pragmatic, independence primarily that policy is however
of many parts conflicting with the EU policy. In recent years, the
EU has proceeded a policy according to a "representative of the big
capital"; such an attitude spread the image of a bureaucratic
autocratic (EU-) organization leading to an increased anti-EU
attitude among the citizens of the member states. That is widely
known in the world and in Europe. I expected the EU to keep a
certain distance to the USA and maintaining a power balance, but
following the USA by the NATO. German Chancellor Merkel is said to
be the ruler (monarch) of the EU, but her refugee policy ("Refugees
Welcome") wasn't based on an appropriate (long-term) plan and
budget. She plunged Europe into a crucible confusion. The democratic
EU-building has become like a pipe-dream in front of a supreme
reign. As a result, there is a movement among EU-States to seek
their own routes and approaches; that is a remarkable development.
The deadline for the Swiss legislation of the "Stop mass immigration
(Stop Masseneinwanderung)" is imminent after nine months; the
parliament's (dispute) and the government are in a dilemma with the
"freedom of movement" of the EU, reported media on April 25.
Switzerland chooses whether it will go its own way or seeking a
compromise with the EU that has attracted much attention.

Recently a fact has been brought to light that foreign media also
fairly often report just in accordance with the Government's policy
meaning reports are less objective. There was a worth noting report
that 40% of the German citizens feel that the reporting by the
German media is not fair (objective). Reports in Austrian, French
and British media were more realistic, truthful and objective
compared to such reports by media in Germany. Psychologically, it is
everywhere the same, media are reluctant to openly report bad news
about their own country or government. A recent survey showed that
Germans are very eager to have "Freedom of Press" in their country;
that is because of the criticism on the "Lies- and System-Press"
(Wahrheit statt Luegenpresse; Truth instead of Lying Press) against
the German media. For 66% of the Germans, it is important to live
in a country, where the media can report freely (openly).

About the Swiss public broadcasting station SRF *8), which is
allowed to collect not only reception fees, but also advertising
revenue, the request by the audience is, "before complaining of a
lack of funds, unnecessary entertainment programs should be cut." In
a complex European situation, I have the impression that the Swiss
media coverage has maintained a relative fairness in comparison with
the neighboring countries as a non-EU member and neutral country.
Still, "It's impossible for media to maintain the absolute
neutrality" experts say.


【 Reference 】

*1) The results of the National Voting on February 28, 2016:
https://www.admin.ch/ch/d/pore/va/20160228/index.html
*2) jp-Swiss-journal Vol. 163:
http://melma.com/backnumber_41022_6334204/
*3) Abbreviations of the parties:
https://www.ch.ch/en/elections2015/parties/parties-abbreviations/
*4) Autoverlad.:
http://www.sbb.ch/bahnhof-services/auto-velo/autoverlad.html
*5) Rolling highway (Die Rollende Landstrasse): 
http://www.tagesanzeiger.ch/schweiz/standard/Immer-mehr-Gueter-werden-per-Bahn-transportiert/story/23023443
http://www.ralpin.ch/?pageID=2&lng=en
https://en.wikipedia.org/wiki/Rolling_highway
*6) jp-Swiss-journal Vol. 149 & 150: 
http://melma.com/backnumber_41022_5975237/
http://melma.com/backnumber_41022_6005657/
*7) Focus-Emnid-Umfrage: To Germans freedom of press is more
important than hospitality and integration/Pressefreiheit den
Deutschen wichtiger als Gastfreundschaft und Integration:
http://meedia.de/2016/03/04/focus-emnid-umfrage-pressefreiheit-den-deutschen-wichtiger-als-gastfreundschaft-und-integration/
*8) SRF/スイス公共放送: http://www.srf.ch/


【Editors Comment】

I am one of the persons, who think the citizen's democracy is the
most reasonable system at the moment. Therefore, I think as an
instrument to know the society, we should not blindly accept media
information; training ourselves carefully is indispensable. Recently
at a radio interview program, I confirmed that there is a "NEIN
KULTUR" (NO-Culture). Long-held questions were solved! The first
word said is usually a negative remark by expressing “NEIN” (NO)
rather than making a positive remark. Carefully judging what
to believe and what are the doubts; don't be led just to the
intended direction of the power (government, bureaucracy etc.).
Such a critically positive will (attitude) of the people will enable
the function of the direct democracy that I am myself persuade.


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