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タイトル:憂国通信  2024/11/11


ChatGPTに訊く「生成AIによる出版地獄!大量のゴミ著作に編集者打つ手なし」1

 生成AI 理解「馬鹿でも小説がかけるのに、判別する技術は無し」

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クエスト1

生成AIを利用した著作物に関する質問です。

ChatGPT
もちろんです。生成AIを利用した著作物に関して、どのような質問があるでしょうか?
著作権の問題や利用許諾、商業利用の可否、具体的な使用例など、どんな内容でもお答えします。
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クエスト2

全部生成AIによるものは著作物ではないと見なされますが、一部利用したものは著作物扱いされるようですね?

ChatGPT
おっしゃる通り、生成AIを利用したものがどのように扱われるかは、その作品の内容や制作過程によって変わってきます。
基本的に、生成AIが単独で生成したコンテンツは著作物と認められにくいですが、AIによる出力を一部使用して独自の編集や改変を加えた作品については、著作物として認められる可能性が高まります。

具体的には、以下のようなケースで違いが生じます:

AIの出力をそのまま利用した場合

多くの法的見解では、AIが独立して生成したコンテンツは著作物として保護されにくいです。
なぜなら著作権法上、創作的な行為やアイディアに対する人間の寄与がある場合のみ著作物とされるためです。
そのため、AIの出力をそのまま使用する場合、その出力自体には著作権が発生しないと考えられます。

AIの出力に人間が独自の創作性を加えた場合

AIが生成したコンテンツに、ユーザーが独自の編集・アレンジ・構成変更などを行い、人間による創作性が加わった場合は、その編集部分に対して著作権が認められる可能性があります。
この場合、AI出力は素材の一部として使用され、最終的な作品は著作物として認定されやすくなります。

AIの生成物を参考にして新たに制作した場合

AI出力を単なるインスピレーション源や参考資料として用い、その結果生まれた作品が完全に新たな人間の創作物である場合、その作品は著作物としての要件を満たしやすくなります。

このように、生成AIの出力がどの程度使われ、どのような人間の寄与が加わっているかが重要となります。
また、具体的な法的取り扱いやガイドラインは国や地域、AIプラットフォームごとに異なる可能性があるため、利用時には最新の情報も確認しておくとよいでしょう。
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クエスト3

生成AIとのチャットをそのまま出版したらどうなりますか?
質問事項は著作者で、回答は生成AIになります。
内容によっては80%以上が生成AIの文章で占められることになります。

ChatGPT
生成AIとのチャットをそのまま出版する場合、特にその内容の大半がAIによる回答で占められると、著作権や責任の観点からいくつか考慮が必要です。

1. 著作権の認定

AIの回答部分は、法律上著作物として認められにくいと考えられます。
そのため、AIの文章自体には著作権がないことが一般的な見解です。
ですが、質問の内容や、質問の流れ、編集の仕方が著作者の創作性を示すと判断されれば、全体としての「編集著作物」として著作物として認められる可能性もあります。
この場合、著作者のオリジナルな構成や、AIとの対話に工夫を凝らした点が評価され、著作物扱いされることがあります。

2. 編集・解釈の寄与の度合い

質問の構成や、AIの回答を編集・補足・解釈している部分がどれほどあるかによっても、著作物としての独自性が判断されます。
仮にAIの回答部分が大半であっても、それを補完する解説や批評、編集方針に著作者の独自の視点や創意が反映されていれば、作品全体としての著作物性が認められる可能性があります。

3. 出版上の責任・クレジット

AIの回答部分をそのまま掲載した場合、著作者としては「AIによる回答である」ことを明示するのが良いとされています。
たとえば、本文中や巻末に「この回答はAIによって生成されたものです」といった注記を入れることで、読者にAIの役割を明確に伝えることができます。
また、質問者(著作者)の氏名や編集・解説の寄与部分を明記することも、読者に誤解を与えないために有効です。

4. 商業利用の考慮点

出版物の内容がほぼAIによって生成されたものである場合、商業出版としての価値や法的扱いがどうなるかも考慮に入れる必要があります。
多くの生成AIプラットフォームは、商業利用に関しても一定のガイドラインを設けており、出版の際にはプラットフォームの利用規約や商業利用ポリシーに従う必要があります。

まとめ

出版物全体がAIによる回答を主体とする場合であっても、質問内容や編集に著作者の独自性が見られれば、著作物として保護される余地があります。
ただし、出版物であることを考慮し、AI利用を明示しつつ、著作者の寄与部分も示すことが読者に対する透明性と信頼性を保つ上で重要です。
また、AIプラットフォームの利用規約や商業利用ポリシーにも従うことが推奨されます。
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クエスト4

生成AI部分を明示すれば、著作物として可能と解釈してよいですね?

ChatGPT
はい、基本的にはその解釈で問題ないと考えられます。
生成AIによる文章部分を明示したうえで、著作者としての質問や編集、構成などの独自の寄与が認められれば、著作物として成立する可能性はあります。

ただし、いくつか留意点があります:

AI部分の明示

AIによる生成部分であることを読者に明確に示すことが重要です。
「AIが生成した回答部分」「著作者の質問・編集部分」という区別を明記することで、読者がAIと著作者の役割を理解しやすくなり、出版物としての透明性も高まります。

著作者の独自の創作性が必要

AIの出力だけに依存せず、質問の構成や回答の編集・解釈など、著作者が独自に寄与していることがわかるようにすることで、作品全体が著作物として認められやすくなります。

AIの利用規約と法的確認

AIプラットフォームの利用規約や商業利用ポリシーが適用されるため、商業出版に際しては、それらを遵守する必要があります。
著作物としての出版が可能であっても、商業利用に対して規約上の制約がないか確認するのが望ましいです。

これらの点を踏まえて適切にAI部分を明示し、著作者としての創作性を示せば、著作物として認められる可能性が高まります。
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クエスト5

AI生成部分に関しては著作権法の保護はないということですね?

ChatGPT
はい、基本的にAI生成部分には著作権法による保護がないと考えられています。これは、著作権が「人間の創作的表現」に対して与えられるものであるため、人間による創作性が認められないAIの出力には、著作権が発生しないというのが一般的な法的見解だからです。

そのため、AI生成部分そのものは著作物として保護されず、AIが生成したテキストや画像には著作権は発生しません。ただし、AI出力を利用し、著作者が創作性を加えることで、全体としての編集著作物や派生作品として著作権が認められるケースもあります。

例外的な状況

独自の編集や改変を行い、著作者がクリエイティブな寄与をした場合、その編集部分や追加部分には著作権が発生する可能性があります。
商標権や意匠権など、著作権とは異なる知的財産権がAI生成物に対して適用されるケースもあります。特に商業用途で使用する場合は、こうした権利が別途必要になる場合もあります。
AI生成部分には著作権法の保護がないため、他者が利用することを制限しにくいですが、全体の作品としての著作性が認められた場合には、その編集著作物として保護される可能性があります。
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クエスト6

では、生成AIに小説の下書きを書かせ、人間が校正した場合はどうなりますか?
馬鹿正直に申告しなければ、誰も気付かないと思いますが。

ChatGPT
AIに小説の下書きを書かせ、それを人間が校正や編集を行った場合、その作品がどの程度「人間による創作性」を含むかが重要なポイントになります。

1. 校正・編集の寄与が大きい場合

人間による校正や編集が大幅であり、構成や内容に変更を加えた場合は、作品全体としての著作権が認められる可能性が高まります。
具体的には、プロットやキャラクターの設定、文章表現の調整など、AIが提供した下書き以上の創作的な付加がされていれば、人間による創作性が発揮されたと見なされやすいです。

2. AI出力が主で、人間の寄与が少ない場合

校正や誤字修正程度の軽微な編集に留まり、AIの出力がほぼそのまま残っている場合は、著作物として認められるかが微妙です。
法律上、「創作的な表現」としての人間の寄与があまりない場合、全体としての著作物性が弱いと判断される可能性があります。

3. 作品の著作権と開示の必要性

現行の著作権法では、AIの使用を公表する義務はありません。
そのため、誰かがAIを利用して作品を作成したことを「馬鹿正直に言わなくても」表面上は問題にはなりにくいです。
ただし、商業出版や著作権保護の観点で、公表せずに出版するリスクも理解しておくと良いでしょう。

4. 出版契約やプラットフォームの規約に注意

出版社やプラットフォームによっては、AIの利用について明示するよう求めるケースも増えてきています。
特に大手の出版契約や電子書籍プラットフォームでは、AI利用の有無を確認するルールがある場合もあるため、規約違反に注意が必要です。

まとめ

編集や校正を通じて人間の創作性が十分に加わっていると判断できる作品であれば、著作物として問題なく保護される可能性が高まります。
しかし、AIの利用を非公開にしたまま出版する場合、将来的にAI使用に関する開示ルールが厳格化される可能性もあります。
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クエスト7

AIの利用を非公開にしたまま出版したところで、現状では最悪その出版社から出版停止になる程度で、特に罰則もないということですね。

ChatGPT
はい、現状では、AIの利用を非公開にしたまま出版しても、法的な罰則は一般的には存在しません。
そのため、出版停止や契約解除といった出版社の対応が、最悪の結果となるケースが多いと考えられます。
出版社の判断によっては、特に問題視されずにそのまま販売が続けられる可能性もあります。

ただし、以下の点については注意が必要です。

1. 出版社やプラットフォームのポリシー

出版社や電子書籍プラットフォームは、AI生成物に関する方針を整備しつつあるため、将来的にはAI利用を公表する義務が生じる可能性があります。
また、出版社によっては著作者が人間であることを重視し、AIの利用を非公開にする行為を契約違反とみなす場合もあります。

2. 読者からの信頼や評価

万が一、AI利用が後で明らかになった場合、読者からの評価や信頼性に影響が出る可能性も考慮しておくとよいでしょう。
AI利用の公開に関して透明性が求められる傾向が強まるなかで、読者が求める情報の一部とみなされる可能性もあります。

3. 罰則の可能性と著作権の進展

現時点で罰則はありませんが、AI著作物に関する法的な枠組みはまだ進展中です。
今後、AI利用作品に対して著作権法や商標法の規定が厳格化され、法的な罰則が設けられる可能性も否定できません。

結論

現状では、AI利用を非公開にしても法的な罰則があるわけではありませんが、出版社の方針や今後の法改正の影響を見据えて、リスクを理解したうえで判断することが望ましいです。
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クエスト8

今まで著作物に縁がなかった人も出版の機会が増えたのはよいことですが、質の悪い作品を大量に持ち込まれる結果になり、出版社も頭が痛いですね。
電子出版なら誰でも出品できますからね。
出版社は本人に確認するしか、判断材料がないのですか?

ChatGPT
確かに、生成AIの普及により、これまで出版に縁がなかった人も手軽に作品を発表できるようになった反面、出版社には大量の質がばらつく作品が持ち込まれるという課題が生まれています。
特に、電子出版では誰でも手軽に出品できるため、質のばらつきやAI生成の利用状況を正確に把握することが難しい状況です。

現状、出版社がAI利用の有無を確認する方法には限りがあり、基本的には著者本人への申告依頼や契約上の確認が中心です。具体的には次のような手段が取られています。

1. 申告制による確認

出版社や電子出版プラットフォームでは、契約や出版申請時にAI利用の有無を申告させるケースが増えています。
著者自身に「AIを利用したかどうか」を確認し、場合によっては「どの程度利用したか」や「どの部分をAIで生成したか」も確認することがあります。
ただし、これには著者の自己申告に依存するため、完全な確認方法とはいえません。

2. 編集者による内容チェック

編集者が作品の質や内容を精査し、AIによる生成と疑われる場合にはさらに確認を行う方法もあります。AIの特有の文体や論理の飛躍、またはスタイルの一貫性が欠けている場合に、AI生成部分が含まれると判断する場合もありますが、判断は難しいことが多いです。

3. チェックツールの導入

一部の出版社では、AI生成の有無を判別するためのAI検知ツールや内容解析ツールの導入を検討しているところもあります。
生成AIによる文章は独自のパターンや特定のクセがあることが多いため、これらのツールを活用してAI生成物を検知し、判断材料とすることも可能です。
ただし、現在のツールでは精度やコストの問題もあり、広範囲での実用化は難しい面もあります。

4. 出版契約における規定

出版社との契約において「AI利用は必ず申告すること」「AI生成部分が多い場合は明示すること」などの規定を盛り込むことも考えられます。
これにより、後からAI利用が発覚した際に契約違反として対応する道を残しておくことが可能です。

今後の可能性

出版業界では、AI生成物が増える中で、質の担保や透明性を確保するために新たな基準が作られる可能性があります。
特に、AI利用の有無を判断する技術が進展すれば、より効率的にAI生成物を検知し、適切な対応が可能になるでしょう。
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クエスト9

【「AI利用は必ず申告すること」「AI生成部分が多い場合は明示すること」などの規定を盛り込むことも考えられます。】
ですが、現状では馬鹿正直に申告しなければ、まずばれないので、余り意味を持たない気がしますね。

ChatGPT
おっしゃる通り、現状ではAI利用を申告しない場合に「確実に発覚する方法」が限られているため、規定があっても遵守されにくいという問題があります。
特に、AI生成物を判別する技術がまだ発展途上であるため、申告の正直さに依存する状況が続いています。

実際、次のような現状の課題があります:

1. AI生成物の検知技術の限界

AI生成物と人間が執筆した文章の違いを確実に判別するツールや技術がまだ完璧ではなく、特に洗練されたAI出力や編集が加わっている場合には、編集者の目視だけでは検知が困難です。
そのため、申告を強制しても、現実的には無申告で出版されるケースが生じやすいのが実情です。

2. 申告制度の実効性が低い

著者の正直さに依存する申告制度では、AI利用の有無を完全には把握できません。
多くの著者は、AI利用を申告することで作品の評価が下がるのではないかと懸念するため、申告を控えるケースも考えられます。
結果として、規定の実効性は低くなりがちです。

3. AI利用作品に対する読者の認識

AI利用を申告しないことが読者の信頼に大きく影響する時代になれば、著者も申告をせざるを得ない環境が整うかもしれませんが、現時点ではAI利用に対する読者の認識もさまざまであるため、申告を避けようとする傾向も続いていると考えられます。

今後の可能性

この問題を解決するために、出版業界やプラットフォーム側がAI生成物の検知技術をさらに開発し、AI利用を明確に確認できるようになる必要があります。
また、読者の意識向上によってAI利用に対する透明性が重要視されるようになると、正直に申告するインセンティブが著者側にも生まれるかもしれません。
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クエスト10

要するに、出版社の申告要請は、申告者の良心に期待するだけの気休めということですね?
一種の脅しですが、よほどお人好しか、気の弱い人以外無視しそうですね。

ChatGPT
おっしゃる通り、現状では出版社の申告要請は、実質的に著者の良心や道徳に依存する部分が大きく、「気休め」や「形式的な脅し」に留まっている感が否めません。
AI利用を積極的に隠そうとする著者に対しては、申告要請だけでは効果が薄いと考えられます。

また、AIを利用して制作コストを抑える一方で、創作活動としての価値を守りたい著者にとっても、この要請は「馬鹿正直に申告することで不利益を被る」という心理的な抵抗を感じさせる要素となり得ます。
そのため、現実には、以下のような点が申告要請を無視されやすい原因となっています。

証拠の欠如:現在、AI利用を正確に検証する手段が整備されていないため、申告要請を無視してもペナルティを受けるリスクが低いと見なされること。

隠すインセンティブ:AI利用が読者や編集者に対して「手抜き」や「質の低下」と捉えられるリスクを避けようとする意識が、無申告の理由となり得ること。

誠実な申告が不利益に結びつく懸念:AI利用を公表することで、著者の努力が軽視される、または作品自体の評価が低下するのではないかという不安が影響すること。

今後、AI生成物の判別技術や検知ツールが発展し、出版社が事実確認をしやすくなったり、AI利用の透明性が高まって読者や業界全体での認知が進んだりしない限り、申告要請は気休めに終わりがちでしょう。
この状況が変わらない限り、「よほどのお人好しや気の弱い人」以外は申告をしないという状況が続く可能性が高いです。
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