メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 551  2023/02/12


少女の性 第五百五十一部

するとルームコールが入り、宏一が出ると夕食を運ぶという。宏一が了承すると間もなくドアがノックされて夕食が届いた。宏一はワーキングデスクの横のL字のガラステーブルにセットして貰い、外を眺めていた。森の向こうに見える東京タワーは夕日を浴びてとても綺麗だ。宏一は少しずつ赤みを帯びてくる景色をしばらく見つめていた。

「夕食が来たんですか?」

由美がシャワーブースから出てきた。少し時間をかけてシャワーを浴びたらしく、きちんと制服を着て髪も整えてある。

「制服を着てくれたんだ」
「はい、だって、宏一さんが気に入ってるから・・・・」

由美はそう言ってニコッと笑った。宏一はその笑顔にドキッとしたと同時に、肉棒が急速に固くなった。直ぐ部屋着の前が飛び出したことに気が付いた由美はニコッと笑った。

「もう宏一さんたら・・・・お口でしますか?」

そう言って宏一の前に跪いてくる。そして前を下げると肉棒を取り出し、口を目一杯開けて口の中に入れると頭を前後に動かし始めた。

「あぁぁ、由美ちゃん、気持ちいいよ」

宏一が声を掛けると、由美は嬉しそうに上目遣いで見上げながら更にしっかりと扱いてくれる。宏一が由美の髪と耳を優しく愛撫すると、由美は次第にくすぐったそうに反応し始めた。

「由美ちゃん、どうする?」

宏一が聞くと、由美は動きを止めた。夕食を放り出して楽しむかどうかを聞いているのだ。由美にもそれはしっかりと伝わっている。

「私はどっちでも・・・・・・」

肉棒を口から出してそう言う由美の口と肉棒の間に唾液の糸が光っていた。もちろん宏一だって今すぐに由美を抱きたいのだが、それを始めるとせっかくの夕食が冷めてしまうし、きっと味だって悪くなる。

「それじゃ、取り敢えずこっちに座ろうか」

宏一はそう言って肉棒をしまうと、由美と一緒にガラステーブルのソファに座った。

「うわぁ、こんなにたくさん、すごく豪華」

由美はテーブルの上に並べられた夕食に目を奪われた。オードブルにサラダ、スープ、ハンバーグ、海老フライ、ステーキ、さらにサンドイッチやら握り寿司やらカツ重やらいろいろな料理が並んでおり、更にチャーハンにデザートまで多くの皿が並んでいる。

「これ、全部食べるんですか?」
「食べられるだろ?無理に食べる必要はないけどね。夜にだって食べたくなるかもしれないし、だから多く頼んであるんだ」

宏一がニコニコして言うと、由美は少し考えてからにっこり笑った。L字のテーブルの長い方に合せて席は隣同士で並んでいる。

「由美ちゃんと隣同士になりたかったからサイドバイサイドでセットして貰ったんだ」
「宏一さん、学校じゃないんですから・・・・。でも、隣って嬉しいです」
「そうか、由美ちゃんにとっては向かい合って座る方が特別なんだね。でも俺はいつも向かい合って由美ちゃんと座ることが多いから、こういう時は隣同士にしようと思ったんだ。さぁ、食べようよ。どれにする?」
「はい、いただきます。うわぁー、凄くおいしそう」
「うん、美味しいと思うんだ。どれから食べたい?」
「そうですねー、サンドイッチやカツ重は夜にとっておいて・・・・」
「うん、そうだね」
「私はこのサラダとハンバーグをいただきます」

そう言うと由美はコンビネーションサラダとハンバーグを取った。

「え?ステーキじゃないの?」
「それは宏一さんに・・・・・」
「遠慮しないで。俺はハンバーグを食べたくて注文したんだからハンバーグ。ステーキでもよかったんだけど、どっちかって言うとハンバーグかなって思ってさ。それじゃ、サラダはこっち」

宏一はステーキとハンバーグを取り換えると、シーザーサラダを取る。

「スパゲティまでありますよ。ミートソース?」
「そうだね。良く似てるけどボロネーゼって言うけどね」
「ミートソースとボロネーゼって何が違うんですか?」
「まぁ、シェフにもよるのかもしれないけど、トマトソースベースに挽肉を入れたのがミートソースで、細かく刻んで炒めた肉を赤ワインと煮込んでたっぷり使うのがボロネーゼって感じかな?それと、ボロネーゼは本来は平打ち麺だね」
「へぇぇぇぇ、よく分かんないけど、確かに平打ち麺ですね」
「これは油も入ってるから直ぐに食べなくても固まったりしないよ、だいじょうぶだよ。まず、食べたいものから食べていこう」
「はい」
「それじゃ、由美ちゃんは何を飲む?」
「それじゃ、このペリエから・・・・。後はまた・・・」
「うん、俺はビールから始めちゃう」
「ふふっ、宏一さんはいつもビールからですね」
「バレてる・・・・」
「ふふっ」
「カクテルもあるよ」
「いいえ、アルコールはいいです」

由美は以前にウイスキーを宏一から少し貰って爆睡してしまった苦い記憶があるのだ。だからアルコールには見向きもしなかった。

「それじゃ、かんぱーい」

二人は乾杯すると、モリモリ食べ始めた。お互いに思い切り身体を動かして眠った後なのでとても空腹なのだ。由美はサラダをあっという間に片付けると、ステーキに取りかかった。

「すごい、こんなに柔らかいなんて。簡単に切れちゃった」
「さすがホテルのステーキだね。ハンバーグも美味しいよ」

宏一が切って由美の皿に載せると、由美もステーキを切って宏一にくれた。

「これなら、どっちを選んでもおんなじだったかも・・・・」

由美はハンバーグを食べながら美味しい美味しいと大喜びだった。由美はステーキも食べ終わるとオニオングラタンスープを取った。

「これ、すっごくおいしい」
「オニオングラタンスープは冬の飲み物だけど、チーズが乗ってるから由美ちゃんだって好きだと思ってさ」
「はい、大好きです。私が取っちゃいましたけど、良かったですか?そっちは?」
「俺はどっちかって言うと、クラムチャウダーの方が好きだけどね。お酒にはこっちの方が合うから」
「良かった。これ、本当に美味しい」
「他にも色々あるから、いっぱい食べてね。残したらもったいないし」
「でも、こんなにいっぱいはさすがに・・・・・・。明日の朝食べれば・・・」
「朝は別に頼んであるよ。ちゃんと焼いたパンが来るよ」
「夜の間にお腹空くかなぁ・・・・」
「きっとだいじょうぶだと思うよ」

そう言うと宏一は由美の腰に手を回して引き寄せた。手を回した細い腰が心地よい。

「あん、まだ食べてるのにぃ」
「うん、食べてて良いよ」

そう言うと宏一は右手を由美の腰に回したまま、左手で日本酒を注いで飲み始めた。由美はそれ以上何も言わずにサラダの残りを片付けると、海老フライに取りかかった。宏一の手は腰から胸へと上がっていき、制服の上から可愛らしい膨らみを確かめた。由美も洋恵も半球形の乳房だが、由美の方が全体的にツンと尖った感じで先端がほとんど平らな洋恵とは形が違う。宏一は乳首を刺激しないように、制服の上から由美の乳房の形を確かめるようにゆっくり撫でながら日本酒を飲み、更にオードブルに手を付けた。

「宏一さん、くすぐったいですぅ」
「そう?ごめんね。気にしなくていいよ」

宏一はそう言ったが、由美の乳房を撫でている右手を引こうとはしなかった。由美も回された手が窮屈だったので少し身体を宏一に寄せてきたし、それ以上は嫌がらなかった。

しかし宏一は由美の制服の上から撫でているだけでは満足できないのか、制服のジッパーを下げるとブラジャーの感触を確かめながらゆっくり撫でまわし始めた。そしてその状態でつまみを食べたり日本酒を飲んだりし始めた。由美は正直に言えば、ちゃんと食事を楽しみたかったので手をどけて欲しかったのだが、宏一が喜ぶなら、と我慢することにした。しかし、かなり気が散るのは確かだ。

「由美ちゃん、こう言うこと、一回してみたかったんだ」
「はい・・・・」

正直に言えば、由美は食事の時に触られたくはなかったが、宏一が満足そうなので、それでも良いかと思った。ただ、胸から沸き上がってくる感覚を何とかして欲しいし、それならきちんと宏一に甘えたいという気持ちが強くなってくる。

「ねぇ、まだお寿司が残ってるけど、これは後にする?」
「はい・・・・・食べてる途中だけど・・・」
「もう食べないの?」

由美は、こんなことをしておいて良く言うとは思ったが、もう乳房が疼き始めている。

「宏一さんだって、もうお酒にしてるし」
「そうだね。ちょっとゆっくり楽しむって感じかな?」
「そうですか・・・・・お酒は美味しいですか?」

ちょっとだけ由美は嫌味かなと思ったが、宏一は気にしていないようだ。

「うん、とってもね。だって、由美ちゃんが腕の中にいるからね」
「私のせい?それじゃ、お酒の味は関係ないんですか?」

由美はこれも嫌味になるかなと思ったが、やはり宏一は気にしていない。

「そんなことはないけど、由美ちゃんに手を回してるとお酒が美味しい気がするし・・・・あれ?由美ちゃん、飲み物も良いの?」

ふと見ると、由美の手が完全に止まってジンジャーエールもそのままになっている。宏一には、それが自分のせいだと分かっていない鈍感さがあった。

「・・・・・・・今は・・・・ちょっと」

そう言うと、由美は宏一に寄りかかってきた。

「どうしたの?」
「もう、こうしたいだけです。今は・・・」

由美は思い切って宏一に寄りかかることで、甘える仕草を見せてきた。由美は夕食を食べている最中に甘えたことなど無かったが、それがインルームダイニングのメリットだと気が付いた。宏一の手は由美が宏一に身体を寄せてきたので右手で抱き込んだ感じになり、右の乳房だけでなく左にも少し届くくらいだ。由美は更に身体を宏一の上に倒すように身体を傾けてきた。

「どうしたのかな?」
「ちょっと、こうしたいだけ」

そう言うと由美はゆっくり身体を倒して宏一の膝の上で仰向けになると、宏一の首に手を回して引き寄せてきた。宏一が上から被さるようにキスをしにいくと、由美は素直に応じてきた。更に宏一の手は制服の下のブラジャーのカップを丁寧に愛撫していく。

「はぁぁぁぁ、ああぁぁ、こんなところでなんて・・・・ああん、もう一回」

由美は宏一の膝の上とソファを使って身体を完全に仰向けにすると、更にキスをねだってきた。甘いキスを楽しんでいると、由美の乳房は固く膨らんで乳首も位置も分かるようになってきた。

「ここでするんですか?」

由美が少し喘ぎなら言うと、宏一は更にキスをしてきた。それは、ここに居るという宏一の意思の表れた。

「今日はどこでしてもいいだろ?」

その時になって由美は、さっき宏一の肉棒がそそり立ったところで止めてしまったことを思い出した。宏一はキスをしながら由美の問いに答えるように、更にキスをしながらスカートの中に右手を入れてきた。

「宏一さん、ベッドに行きましょう」

由美がそう言ったが、宏一は動こうとしない。更に右手が由美の両足の間に入り、パンツの上から敏感な部分を優しく愛撫し始めた。

「宏一さん、ベッドで・・・」

由美はそう言ってスカートの上から宏一の手を押さえたが、宏一の指先は微妙な動きで由美の秘部を刺激してくる。正直、とても気持ちいい。由美は次第に足を開いていった。

「はあぁぁぁぁ、だめで・・・、こんなところでなんて・・・・・あああん、宏一さぁん」

由美は開いた足を気にしながらも、宏一の愛撫を嬉しく受け止めている。宏一の指先はゆっくりと敏感な部分を優しく的確に刺激してくる。

「ここで・・・するの?」

由美は無駄な抵抗と知りながら、更に確認した。

「そうだね・・・・・でも、せっかくこうして部屋に二人きりなんだから、ここでしかできないことがいいな」

宏一はとうとう白状した。由美はどうなるのか不安になってきた。部屋のこちら側にはカーテンを引いていないので外が良く見える。近くにビルなどは無いから覘かれる可能性は無いが、それでも遠くの東京タワーから見られると思うと服を脱ぐ気にはなれない。

「ここは・・・・・あっ」

由美は慌ててスカートを再度押さえた。スカートの中の宏一の手はパンツをくぐり抜けて茂みを通り越して敏感なエリアへと入っていったのだ。

「んんっ、ここはやっぱり止めましょう。ベッドに行きたいです・・・んんっ、ンあっ」

由美は宏一の指が敏感な部分をそっと掻き回すと首に手を回してしがみついたまま喘ぎ始めた。もちろん足は開いたままだ。
宏一は由美の様子を気にするでもなく悠々と日本酒を置くと、カクテルに手を伸ばした。もちろん右手は由美のパンツの中なので、左手だけでカクテルを飲む。右手で秘部を掻き回す指に反応して由美にしがみつかれ、軽い喘ぎ声を聞きながら飲むカクテルは最高だ。

「由美ちゃん、気持ちいい?」
「はぁっ、ああん、あ・・・・んんんんん・・・・ああぁぁぁ・・・・・このままじゃ我慢できなくなりそうですぅ」
「何を我慢できなくなるの?言ってごらん?」
「分かってて言うなんて卑怯ですぅ」
「そんなことないよ。我慢できなくなったら、きっと良いことがあるよ」

この時点で由美は、制服姿が宏一をその気にさせていると思っていた。そして我慢できなくなったら宏一の上になって正対して入れて貰えば良いと思っていた。これなら大好きな方法だし、それなら窓の方には背中を向けることになり、自分は壁を向くので外は気にならないと思っていた。だから、今は心の中で宏一の指が秘唇の中をゆっくりと遊び回るのを実は楽しんでいた。そして少しすると由美は言った。

「もうだめですぅ、パンツが汚れちゃいます」
「そうだね。もう由美ちゃんの中はだいぶ濡れてきてるからね。それじゃ脱ごうか」
「ああぁ、ここで脱ぐなんて・・・やっぱり恥ずかしいですぅ」

宏一は由美に言われてパンツを脱がしていった。もちろん由美は腰を浮かせて協力したので簡単に脱がすことができた。由美はそのたぶん濡れているであろうパンツを奪うとプリーツスカートのポケットに入れてしまった。


つづく

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