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少女の性 第五百四十三部 そして日曜日の昼、たっぷり寝た宏一は気持ち良く目を覚ました。今日は由美と久しぶりにゆっくり一晩を過ごす日だ。そう思うと肉棒がギンギンにそそり立ってしまった。一度抜いておこうかと思ったが、由美の中にたっぷりと放つ方が良いと思い返し、無理やりシャワーを浴びて沈めようとしたが、由美を思い出すと肉棒はそそり立ったままだった。宏一は早く由美を抱きたいと思いながら支度を済ませて出かけた。 由美は試験を終えると宏一と待ち合わせの駅に向かっていた。試験は望んだほどではなかったが、それでも十分だと納得できる程度には書くことができた。眠い目を擦りながら宏一に愛されるのを楽しみにがんばったのだ。その甲斐はあったし、宏一に思い切り甘えられるのが楽しみだ。 新橋駅の烏森口の改札までたどり着くと、宏一は既に待っていた。 「宏一さぁーん」 由美が背伸びしながら手を振ると、宏一も手を上げた。制服姿の由美が吸い込まれるように宏一の元に駆け寄る。試験の道具や着替えが入っているのか、大きめのトートバッグが少し重そうだ。 「お疲れ様。どう？試験はできた？」 「はい、ちゃんとできました」 「うん、さすが由美ちゃんだ。それじゃ、行こうか」 「はい」 宏一は由美と一緒に歩き出した。宏一は由美の服装について確認した。 「模擬テストって制服なの？」 「決まってはいないけど・・・・・宏一さんに会うから・・・・」 由美は少しだけ恥ずかしそうに言うとニッコリ笑った。二人は歩き出してからも話を続けた。 「テストはここから遠かったの？」 「ううん、三田だからそんなには・・・・・」 「お昼はまだなんだろう？どうする？先ずホテルに行って身軽になってから出かける？それともこの近くで食べていく？」 「私はどっちでも良いけど・・・・・・でも・・・・」 「どうしたの？言ってごらん？」 「先に部屋に行きたいです。お昼に出る代わりに買って持って行くのはだめですか？お部屋で二人で食べれば・・・」 由美は宏一と早く二人きりになりたかったのだ。そのためにはお昼なんてどうでも良かったのだ。 「そうか、それなら先ずホテルに行こうか？直ぐにチェックインできるから部屋でルームサービスを取れば良いよ」 宏一はアーリーチェックインをリクエストした甲斐があったと思って喜んで由美に言った。 「お部屋で？うーんと・・・・・・」 宏一は由美が喜ぶと思ったのだが、由美は少し考え込んだ。 「どうしたの？いやなの？」 「そんなことないです。ハイ、良いです。そうします」 そう言うとまたニッコリ笑った。 「宏一さんと一緒だから」 そう言うと由美は宏一の腕を取ってぴったりとくっついてきた。宏一は由美のトートバッグを取ると肩にかけて由美の腰に手を回して歩き始めた。腰に回した手から由美の腰のラインがキュッとくびれているのがよく分かる。宏一はこの少女をこれから思いきり抱けるのだと思うと嬉しくて堪らなかった。 「それじゃ、善は急げだね」 そう言うと宏一はタクシー乗り場に向かった。由美ほどの美少女だと、男の視線もそうだが、女性の視線が厳しい。特に男性と一緒に歩いているとあちこちから冷たい視線が飛んでくる。宏一はそれを見ると少し由美が可愛そうだと思った。そして、その分、これからいっぱい可愛がって上げなければと思った。幸いタクシー乗り場は空いていたし、直ぐにタクシーも来た。由美は走り始めると宏一に聞いた。 「ホテルは遠いんですか？」 「ううん、直ぐそこだよ。でもタクシーを使わないと地下鉄に乗ったり歩いたりしなきゃいけないからね。時間がもったいないと思ってさ」 そう言ってから宏一は由美の耳元でそっと言った。 「俺は由美ちゃんと早く二人だけになりたいんだよ」 そう言うと由美も宏一の耳元で言った。 「私の方がずっとそう思ってます」 「本当？」 「もちろん」 「それじゃ、部屋で確かめるからね」 「ど・・・どうぞ・・・・・」 由美はタクシー乗り場に並びながら耳元まで赤くなった。 「私、今度のテスト、本当にがんばったんです。かなり勉強が辛かったけど、こうやって会えると思って、できることを全部やりました。だから今はすっごく楽しみで、嬉しくて」 「俺だって今日は由美ちゃんに会えると思って目を覚ましたときからすっごく楽しみだったんだよ。昨日まで博多に行ってたからね」 「お仕事で博多に？大変だったんですね」 「ううん、でも由美ちゃんと会えるからがんばったよ。時間が無くてお土産は買ってこれなくてごめんね。おかげで昨日は帰ってきてから疲れてて8時には寝ちゃったんだ」 「だから・・・・・・か。ふふ、うれしい」 由美は可愛らしく微笑むと、宏一に寄りかかった。実際、宏一の言うとおり確かにそんなに遠くは無かった。車が通りを外れて緑の中に入って行くと、目の前に高層ビルが見えてきた。 「宏一さん、あのビルですか？」 「そうだよ。あれが今日泊まるホテルだよ」 「あんな凄いホテルに・・・・それも森の中に・・・こんなところがあるんだ・・・。ホテルって、もっと横に長いのかと思ってました。これじゃ高層マンションみたい・・・・何階建て？？？・・・・」 由美が言葉を切ったので、宏一は由美が嫌がっているのかと思ったが、すぐに由美は宏一に言った。 「うれしいです。宏一さん、きっと色々調べてくれたんですね」 「よかった。気後れしたのかと思ってドキッとしたよ。うん、いろいろ調べた結果、ここが一番いいと思ったんだ」 「フフっ、楽しみ〜」 二人はタクシーを降りて中に入って行った。 「ねぇ由美ちゃん、これから俺はチェックインするから、由美ちゃんはＢ２にあるコンビニでお昼を買ってきてくれない？それとも、チェックインしてから一緒に行く？」 「はい、コンビニに行ってきます」 由美は部屋でルームサービスを取らずに済んで良かったと思った。ルームサービスには詳しくなかったが、宏一と部屋に入って二人きりになった後で、誰かに部屋に入られたくなかったのだ。 「うん、それじゃ、あそこのエレベーターの前で待ち合わせね」 「はい、待ってます」 「好きなものいろいろ買ってきてね」 宏一はそう言ってお金を渡した。 「こんなに・・・・多いですよ」 「いいの良いの。とにかくお願い」 「はい」 そう言って二人は別れた。宏一はフロントに行ってアーリーチェックインのリクエストのある予約を告げ、手続きをした。もちろん住所や名前などを書くのに少し手間はかかったが、ホテルの利用は慣れている。 しかし、宏一がエレベーターの前で待っていても由美はなかなか来なかった。もしかしたら迷ったのかもしれないと思ったが、ここで探しに出るとさらにすれ違いになりかねない。宏一はもう少し待ってこなかったら探しに行こうと思っていると、やっと由美が現れた。 「ごめんなさい。ちょっと迷っちゃって。ここ、結構広くて」 見るとしっかりとコンビニ袋を持っている。 「うん、ありがとう。それじゃ部屋に行こうか」 宏一は由美をエスコートしてエレベーターに乗ると、部屋に向かった。 「ここだよ」 宏一は部屋の鍵を開けると、由美を部屋に入れた。 「うわぁー、すごい」 部屋に入った途端、由美の声がした。宏一も部屋に入ると由美に聞いた。 「どうしたの？」 「宏一さん、東京タワーがこんなに近くに。それにこんなに高いなんて。それに、このホテルの周りだけ森になってるんですね」 「そうだね。ここは２６階だからちょっとは高いけど、今はもっと高いホテルはいくらでもあるよ」 「そんなの知りません。私の知ってる中で一番です」 無邪気に喜ぶ由美に宏一は我慢できなくなった。荷物を置いて外を見ている由美を後ろから抱きしめる。 「あっ・・」 由美は少し驚いたが、すぐにくるっと回って腕の中に飛び込んできた。そして宏一の首に手を回すと、そのまま二人は情熱をこめてキスを楽しむ。由美の細い身体が宏一の腕の中でしなった。 「んんん・・・・・んんんっ、ん・・・んんんっ」 由美も熱心に舌を絡めて宏一に堪えていた。やがて宏一の唇が項に移ると、由美は喘ぐように言った。 「宏一さん、お願いです。シャワーを、先にシャワーを浴びさせて。あうっ、あっ・・だめ、あっ、あんっ、お願いです、シャワーを・・・お願いします・ああぁぁぁぁ・・・・」 由美は宏一に項を舐められて悶えながら声を上げていたが、それでも何とか宏一の腕から逃れた。宏一は嫌がったことを不思議に思っているのは由美にもわかっていた。 「ごめんなさい。やっぱりまずシャワーを浴びたくて」 「うん、わかったよ。ゆっくり入っておいで」 「でも、私だって宏一さんと一緒に居たいんです」 「気にしなくてもいいよ」 「でも、ああん、やっと宏一さんと二人きりになれたのに離れたくない」 由美はそう言って再び宏一の首に手を回して抱きついてきた。シャワーを浴びたいとは思いながらも、ここで宏一と離れたくないという想いにどうしてよいかわからないみたいだった。 「それなら、ベッドじゃなくてソファでキスしようか。それならいいだろ？それからゆっくりシャワーを浴びたら？」 「はい」 「せっかく広い部屋なんだから、広く使わないとね」 宏一はそう言うと、由美を軽々と抱き上げた。 「ひゃあ、いきなりですかぁ？」 由美は驚きの声を上げたが、うれしそうに抱かれてワーキングデスクと共用のテーブルに置いてある大型のL時のソファーに移った。 「まず、由美ちゃん、一緒に過ごせてうれしいよ」 「私もです」 宏一は由美を抱いたままソファに座り、膝の上に乗せたままゆっくりとキスを始めた。 「んんん・・・んんんん・・・んんんん・・・・」 由美は熱心に舌を絡めてきた。よほど宏一と過ごせるのが嬉しいらしい。由美はうっとりと時間をかけてキスを楽しんだ。こんなにキスに時間をかけるのは久しぶりなのだ。やはり、まだお昼過ぎなのに朝まで一緒に過ごせるという安心感は絶大だ。由美は次第に身体が熱くなってきたのに気づき、嬉しくなった。 やがて宏一がキスをしながら由美の胸に手を当てると、由美は宏一の手を抑えた。しかし、拒絶しているわけではない。優しく撫でると由美の息は次第に荒くなっていく。しかし、由美はそれでもキスを止めようとはしなかった。 宏一は由美の胸を撫でながら、由美の乳房が固く膨らんできたことに気が付いた。洋惠と違って由美の乳房は小ぶりなので固く膨らんだのを実感できることは少ないのだが、今日は明らかに固くなったと感じたのだ。 次に宏一は手をスカートの中へと差し込んでいった。とたんに由美はキスを止めると立ち上がった。その姿を見ると、確かに制服の胸がぷくっと膨らんで突き出している。 「シャワーに行ってきます。止まらなくなりそうだから」 「・・・・うん、わかった」 荷物を持って洗面室に向かって歩き始めた。ただ、まだうまく力が入らないみたいで少しふらついた。宏一はそんな由美を支えながら洗面室に入り、自分の分の部屋着を持ってリビングに戻った。由美の身体を見るのは後の方が良い。 宏一は出かける前にシャワーを浴びたばかりなので服を脱ぐと部屋着に着替えた。そして改めて部屋を見渡した。 この部屋はキングサイズのダブルベッドの他にワーキングデスクとＬ型のソファが組み合わせて置いてあり、部屋全体は広い窓が一面を覆っているので開放感が大きい。一応スイートだが部屋は一つしか無い。それでもかなり部屋全体は大きめでゆったりとしており、バスルームとトイレが完全に別の場所になっているのが特徴だ。部屋からの眺望も素晴らしいのでいろいろ楽しめそうだと思った。 由美は手早くシャワーを浴びながら、素晴らしい部屋にまだ驚いていた。きちんとシャワーブースが浴槽と別になっており、シャワーだけ浴びるのに都合が良い。由美は丁寧に身体を洗いながら、これから始まる時間に胸をときめかせた。さっき時間をかけてキスをしてくれた宏一の気持ちがとても嬉しく、宏一にたくさん愛されたいと思った。しかし、恥ずかしいことを要求されたら・・・と思うと、ちょっと困るなと思った。シャワーを浴びるときちんと髪を乾かしてから制服を着てリビングに戻った。 「由美ちゃん、お腹減っただろう？さぁ、食べようよ」 宏一は由美が買ってきた昼食を準備してくれていた。 「はい」 由美は返事をすると、少し緊張した表情で宏一の右隣に座った。ただ、隣と言うよりはくっついて座った感じだ。 「お、由美ちゃん」 「こうして居ても良いですか？」 「もちろんだよ。いろいろ買ってきてくれたんだね」 「宏一さんの好きなものを買ってきたんですけど・・・・・・・」 「どうしたの？」 「選ぶのに時間が掛かって・・・・」 由美は宏一用にスパゲティカルボナーラとカツ丼弁当、自分にはミックスサンドとおにぎりを二個買ってきていた。品数か多くないだけに由美が考え抜いた結果なのだろうと分かった。飲み物は宏一にはビールとオレンジチューハイ、そして自分にはジャスミンティーだ。そしてデザートにシュークリームとモンブランが入っていた。宏一は部屋に籠もるにはちょっと少ない気がしたが、ホテルに入ってしまったので後は何とでもなる。 「ううん、ありがと。いただくよ。由美ちゃん、試験お疲れ様。明日の朝まで二人だけだね」 「はい、ずっと一緒です。嬉しい・・・」 由美は弾けるような笑顔で言うと、二人で乾杯した。二人共お腹が減っていたので、宏一はあっという間にカツ丼を平らげたし、由美もおにぎりをあっという間に二つ食べてしまった。そして二人共次に取りかかったところでお互いを見つめて笑った。 つづく http://shojyonovels.is-mine.net/ 少女の性シリーズ掲示板 https://bbs1.sekkaku.net/bbs/hiwaki25/ バックナンバーはＭａｉｌｕｘにアクセスして http://www.mailux.com/ 左上の検索窓に『少女の性』と入力して 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