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少女の性 第五百二十九部 「良いよっ、さとみさん、出すよ、終わるよっ」 「出してっ、一緒が良いーーーーっ、一緒に連れてってぇーっ」 「出すよっ」 宏一の肉棒の先端がグッと開くと、その刺激でさとみは再び最高になった。 「出してぇーっ」 さとみは声を上げて仰け反ると、突き上げた乳房を揉み回される感覚を感じながら絶頂を極めた。 「はうぅっ・・・・・・はうぅっ・・・・はうっ、はうっ・・・・ううっ」 さとみはベッドの上で身体を震わせた。こんな激しい絶頂は初めてだった。頭の中が真っ白になり、何も分からなくなった。ただ、しっかりと奥に当たっている宏一の肉棒がドクドクと脈動しながら温かいものが自分の中に注がれていることだけが分かった。 「うっ・・・・うっ・・・・・・うっ・・・・・・うっ・・・・・・・・・・」 さとみは身体が勝手に痙攣することに驚きながら、それまでもの凄い存在感を示していた肉棒がゆっくりと身体の中で存在感を失っていくのをじっと感じていた。そして、宏一がやっと終わってくれたことに心から安心した。 それにしても凄いセックスだった。今まで比較的穏やかなセックスばかりしてきたさとみには、こんな激しいのは余りに刺激が強すぎた。『まだ指の先が痺れてる。なんか叫んでた・・・・私、出してって言った?』夢中になっていろいろ叫んだような気がするが、よく覚えていない。こんな事は初めてだった。それに、身体がどこも重くて手も動かせない。『いったあと、こんな格好でいるなんて初めてかな・・・・・いったのもご無沙汰だったけど。でも身体が動かないし、まだ気持ちいい。宏一さんみたいな人なら、このままのめり込んじゃおうかな。甘えられそう・・・・』と考えてみた。 ぐったりと動かなくなったさとみから小さくなった肉棒を抜くと、宏一はさとみの横に寝てさとみの身体を引き寄せた。 「あん・・」 さとみは宏一に抱き寄せられたが、身体が怠くてぐったりとしたままで自分でも人形のようだと思った。しかし、抱き寄せても全く反応しないさとみを宏一は優しく抱きしめ、そっと髪を撫でながら耳元で話しかけてくる。 「さとみさん、とっても素敵だった。ありがとう。疲れただろう?あれだけ激しく反応したから、きっと怠いだろう?だからもう少しこのままで居ようね。眠くなったらこのまま寝て良いからね」 さとみは重い身体を動かせずにいたが、宏一に抱き寄せられて髪を撫でられていると安心している自分に気が付いた。そして、宏一に惹かれていく想いと惹かれてはいけないという自制心が自分の中で鬩ぎ合っているのが不思議だった。 『昨日、羽田で飛行機に乗っても、まだ宏一さんに抱かれることになるとは思ってなかったのに、どこでその気になったんだろう?』さとみは疲れで意識が途切れ途切れに成りながらも、ぼうっとそんなことを考えていた。そして、『あ、あの時だ。そうだ。あの時に宏一さんとベッドに入っても良いって思ったんだ』と思ったが、宏一とのシーンが頭の中で浮かび上がると同時に深い眠りに落ちていった。 宏一は腕の中のさとみが眠りに落ちたことに気が付くと、そっとベッドカバーを掛けて軽く腕枕をしたまま眠りに入った。腕枕は実は寝るのには向いていないらしく寝ているときには嫌がる女性が多いが、さとみはどうか分からない。そんなことを気にしているうちに宏一も深い眠りに落ちていった。 二人が起きたのは既に9時を回っていた。先ず宏一が起きて、それからさとみが目を覚ました。さとみは直ぐには起き上がれなかったので、宏一が先にシャワーを浴び、その後でさとみがシャワーを浴びた。 夜遅くまで飲んで食べていたので、二人共朝になっても全くお腹が減っていなかったので朝食はパスした。だから宏一は髪を乾かして出てきたさとみを再びベッドに誘った。 「ねぇ、こっちにおいでよ」 二人共まだ部屋着だったが、さとみはさすがに考えたようだ。しかし、思い切って宏一の誘うままベッドに座った。 「どう?まだ怠い?」 「うん、少しね・・・・。でも、たぶん大丈夫」 「よかった」 宏一はさとみの脇から手を入れて軽く引き寄せた。 「でも・・・・・これ以上は・・・・・・・」 さとみはそう言って戸惑っていた。あれだけ激しいのをまたすることになれば、東京に帰ってから怠くて仕方ないかも知れないと思ったのだ。しかし、それなら却って都合が良いかもしれないと思い、宏一に身体を引き寄せられた。今必要なのは、これから新しい生活に飛び出していく原動力なのだ。 「もう少し、いい?」 宏一は抱き寄せていたさとみの身体を優しく撫でた。 「うん、もう少しなら。それに、帰ってから寝れば同居人と朝まで顔合わせなくて済むし」 さとみはそう言うと、そっと身体を宏一の膝の上に倒してきた。部屋は遮光カーテンを開けてあったが、さとみは気にしていないようだ。それでも宏一は念のためと思って確認した。 「カーテンを引いたほうが良い?」 「ううん、博多の空が見えたほうが良いから、それに」 さとみは宏一を見つめていった。 「それはこのままでも。ねえ、明日からはいつもの通りでしょ?」 それは職場での二人の関係には影響しないという宣言だ。 「え?うん」 「いつもの冷静な表情の私のまま。それで良い?」 「うん、そうだね。それが良いよ」 宏一が膝の上に横たわったさとみの髪を優しく撫でながら言うと、安心したらしく手を伸ばして宏一を引き寄せてキスをしてきた。宏一は服の上からさとみの乳房を愛撫し始める。部屋着の上からでも三角に突き出した乳房がよく分かった。もちろん普段は下着を着けていて乳房の形は分からないから、これを楽しめるのは肌を許した時だけだ。宏一は服の上からでも敏感な乳首は避けて周りから丁寧に愛撫していた。 「これをされると・・・だんだんおかしくなって・・・・夢中になっちゃう・・・・」 さとみは恥ずかしそうにいった。やはり明るい部屋だと表情の細部までよく分かる。 「夢中になるのは嬉しいけど、おかしくなるってどう言うこと?」 「なんていうか・・・・・うまく言えない」 「へぇ、さとみさんでもうまく言えないことがあるんだ。新発見」 「よして。私なんていつもドジと地雷ばっかり踏んでるんだから」 そう言っているさとみを宏一はそっと抱き上げてベッドの定位置に運んでいった。ベッドに座っていた体勢のまま、さとみを持ち上げたまま身体を捻るので宏一には辛い姿勢だが、さとみはふっと抱き上げられてスゥーッとベッドの中央に移動していくのでとても気持ち良かった。 宏一はそのままもう一度キスをしてからさとみの服を脱がせていった。今度のさとみはさっきまで抱かれるつもりはなかったので下着を着けている。薄いグリーンのシンプルだが可愛らしいブラとお揃いのパンツだった。これは昨日の夜に慌ててコンビニで買ったものだが、コンビニ下着だと実用性重視の男女兼用というイメージがあるのでこんな可愛らしいのは意外な感じがした。 「これ、昨日買ったんだよね?」 宏一はブラの縁をそっとなぞりながら言った。 「ふふ、可愛いでしょ」 「コンビニでもこんなの売ってるんだね」 「ホテルの近くだからかしら。結構あったわ」 「そうか、ホテルだと下着の需要があるんだ」 「私達みたいなカップルが来るのかしらね」 さとみはそう言って自分からカップルと言ったことに驚き、悪戯っぽく笑った。 「それじゃ、この可愛い下着をたっぷりと見ながらしてあげる」 「たっぷりなんて見なくても良いのに」 さとみは宏一の意図が分からずにちょっと不思議そうに言った。しかし、こんな話をしていても全然嫌ではないのがさとみ自身不思議だった。今までこう言う話はどちらかと言うと自分から避けていたのだ。どちらかと言うとセックス自体、カップルの義務みたいな感じだったし、自分から楽しもうとしたことなどほとんどなかった。『何かが私の中で変わったのかも知れない』そんな気がする。 宏一はさとみの隣に横になると、さとみの枕の位置を直しながら言った。 「ねぇ、朝を食べなくて良いなら、まだ時間があるよ」 「そうね。だから?」 さとみは宏一が言いたいことをわかっていながら笑って聞いた。 「このままだとさとみさんはもう一度服を脱ぐことになりそうだよ」 「そうなの?そうとは限らないんじゃないの?」 「どうして?」 「だって、私がその気になるかどうか分からないじゃない?」 「そうか・・・・・・」 そう言いながらも、宏一の手は部屋着の上からさとみの胸を撫で始めた。 「だめよ。そういう風にするのは」 さとみは宏一の手を抑えた。 「どうして?」 「何となく成り行きでって言うのは嫌なの。特にこういう時は」 「そう。それじゃぁ・・・・・」 「こういう時は?どうするの?あっ」 宏一はさとみにキスをしたが、さとみは顔を振って拒絶した。 「だから、そう言う成り行きって言うのは・・」 「さとみさんをもう一度きちんと愛したい。昨日のことは悲しいことがあったからじゃなくて、これからの始まりだって確認したいんだ。新しい関係が始まってさとみさんが元気になっていく日の始まりだって。だから抱きたいんだ」 さとみは宏一がきちんと言ってくれたことに驚いたが、同時に嬉しくなった。 「でも宏一さん、私、こうなってもこれから宏一さんから離れていくかも知れないわよ?それでも良い?」 「それってさとみさんの意思?それとも予感?」 「今は予感だけど・・・・・」 「うん、さとみさんが自分を褒められる人生を初めて行くのなら離れていったって俺は嬉しいよ」 さとみはずるい言い方だと思ったが、ずるいのは自分も同じだと思った。きっと宏一は自分の踏み台になるだろうという予感がかなりはっきりある。自分に今は宏一が確実に必要だが、最後に自分が選ぶのは宏一ではない気がするのだ。それでも、今は宏一と一緒に居たいことには変わりがないし、最後に選ぶのは宏一でない予感がするからと言って元の自分に戻るのは絶対に違うと思った。 「それでも良いなら・・・・」 さとみはずる賢い自分を見た気がしたが、何故か宏一は受け止めてくれる気がして思い切って言ってみた。すると、宏一はさとみの髪を撫でながら言った。 「それは、さとみさんが決めることだから。さとみさんが一番良い選択をすることを信じてる。俺が要らなくなったら俺はそこまでなんだから」 その答には宏一のずる賢さが混じっている気がしたが、それでもさとみは納得できた。そして、宏一にもう一度肌を許す気になった。 「あんまり明るいところでしたことないの。それでも良い?」 「やっぱりカーテンを引く?」 「ううん、福岡の空を見ていたいの。ここから。カーテンを引いたらどこも同じになっちゃう」 「たしかにそうだね」 宏一はそう言いながら、再びさとみの胸に手を当ててそっと撫で始めたが、今度のさとみは嫌がらなかった。 「もう2時間もすればこの空ともお別れだし」 「ねぇ、宏一さん、また連れてきてくれる?」 「福岡に?うん、もちろん。って言うか、博多にね」 「そうか。福岡と博多って同じなんだっけ」 「本当は違うんだけどね。城下町が福岡で商人の街が博多。だから、昨日行ったのは博多の方なんだ」 「だから博多なのね。また、お願い」 「うん」 そのまま二人はゆっくりと長いキスをした。さとみはキスをしながら、自分がどこか別の世界に入っていくような気がした。それなのに全く危険を感じない。宏一とは本当に不思議な男性だと思った。そして愛撫を受けているとだんだん身体が熱くなってくる。キスを終えた宏一が耳元や項へと移る頃にはさとみは軽く喘ぎ始めていた。 「気持ちいい?」 「うん」 さとみは答えてから、自分の声が甘えたものになっていることに気が付いた。宏一の唇と舌の愛撫はそっとしか触ってこないので却って感覚が敏感になっていく。 「ああん、くすぐったい」 「敏感になってきたね。嬉しいよ」 宏一は少し起き上がると胸へと移っていった。『ここからだ。ここでおかしくなっちゃうんだ』さとみはそう思ったが、もちろん嫌ではない。正直に言えばドキドキしている。 宏一はさとみの胸へと移ると、ゆっくり谷間へと進んでいった。 「ああっ、あん、あぁぁぅん」 さとみは宏一の唇が胸と布地の間を行ったり来たりする間に少しずつ焦れていった。そして唇が布地の下の乳首の周りを回り始めると焦れったさが一気に高まってきた。もちろん、宏一は布地の上からでも乳首の真上には来ない。微かに唇が横に少しだけ触れるだけだ。 「ああぁぁっ、あああぁぁん、いや、変な声」 「とっても可愛いよ」 「でも、こんなの・・・」 さとみは余り焦らされたくないと分かって欲しくてそう言ったのだが、宏一は逆にさとみの両手を挙げて枕を掴ませた。 「待って、こんなこと」 「両手を挙げた方がおっぱいが綺麗に見えるし、感じるよ。さぁ、このままでいてごらん」 「だって・・・・あぁぁぁぁぁ」 さとみは宏一にリードされるままに両手を挙げて胸を差し出した。それは、焦れったいとは言え、ブラジャーを付けているのだからという安心感が少しあったからだ。宏一はさとみの谷間を中心に布地と肌を行ったり来たりして、更に乳首の周りを回って焦らしながらまた谷間に戻る。さとみの乳房は三角だが谷間ははっきりと分かる。小さいわけではないのだ。だんだんさとみは乳房全体が焦れったくなってきた。明らかに昨日よりも時間をかけている。 つづく http://shojyonovels.is-mine.net/ バックナンバーはMailuxにアクセスして http://www.mailux.com/ 左上の検索窓に『少女の性』と入力して 「バックナンバー公開」の「閲覧可能」をクリックしてください。 ↓↓↓ここからはMailux↓↓↓ |