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***************************** 幸福ニュース(しあわせニュース)第900号2021年12月11日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「心の闇が晴れるまで」 今回、内観したいと希望した理由は、ひとえに限界だったからで す。はちきれる前のパンパンの風船のように感じていて、うっか りするとはちきれそうになるので、できることがほぼなく、破裂 しそうなのを何とかこらえる。そして、それ以外にできることは ない。そんな状態でした。 1日目から3日目まで、だんだん辛くなっていきました。気を抜 かず、手を抜かずやっていたつもりなのですが、ひとつも何も進 まない。わからない気がしました。 この時期に支えて頂いたのは、一番は食事でした。1回目に頂い たお食事が本当においしかった。 普段まともな食事を食べていなかった。正確に表現すれば、今ま で育った環境の為に、まともな食事は食べてはいけないと思って いた、そうでなければならないと思い込んでいたのです。 その私にお食事の美味しさがしみわたりました。かなり大袈裟で すが、体の一部一部が喜んでくれているように感じました。3日 目位までお食事のありがたさを大切に、それを心のエネルギーに していたように思います。 朝のお参りも最初は非常に辛かったです。4日目位まで腹から声 を出そうとすると、激しい激しい憤怒が上がり、体全体が憤怒の 塊のようになり、まずいと思って鎮める。この繰り返しでした。 でも、今まで大声を出そうとして全く出なかったり、一時期全く 声が出ないこともありましたが、我慢しすぎていたんだなと気づ きました。 般若心経を読んでいる時がとても辛かったのですが、過去の経験 上、読んでいて辛いということは、これが重大なヒントだと気付 きました。 また、激しい憤怒が上がってくるのも、心が癒される時が近いと いうことを知っていたのか、あえて憤怒を上げて「怒っていい、 怒っていい、素直になれ」と、お参りの時に自分に言い聞かせて いました。 お話もとてもありがたいなと思いながら聞いていました。「生存 本能・危険防御本能が働いて、悪い方を見てしまう」というお話 は、自分の中で捉え方がとても大きく変わるきっかけを下さいま した。 「色即是空」のお話も、「ない」ということを認める勇気を下さ いました。「ない」と一度通る事ができたからこそ、「ある」に到 達できました。あるはずだと思っていたからこそ、あるに気づけ ていないだけでした。座り方、上半身の姿勢、頭の下げ方、歩き 方、その他いろいろ工夫して、考えて、そこに多数の気付きがあ りました。 背中が丸々と感謝できない、息を長く吐くと感謝できる、頭はゆ っくり下げた方がよい、他、無数の気付きがありました。 印象も毎日変わる、その気付きも嬉しかったです。「ご利益」「感 謝」「日々精進」という言葉を毎日違う印象で聞いていました。 4日目からハードルを思い切り下げるという見方に気付き、本当 の内観がようやく始まりました。3日ほど苦しかったし、そこま で色々な方法で支えて下さっている方々にこたえることが出来な いのも苦しかったのですが、この苦しさがなければ、内観は成功 しなかったように思います。 5日目はようやく悲しみが出て来ました。もっと出したくても、 まだ我慢してしまっていたので、残りも一生懸命頑張ろうと思い ました。朝本堂で悲しくて悲しくて、でもそれがすごく嬉しかっ た。ほぼ40年ぶりに悲しさを感じることができました。 最後まで、出来る限りの内観ができました。かかえていた悲しみ の封印をきれいにはずせた気がします。 知らない、わからないことを「くらい」と言うそうですが、暗い 道を暗い心で歩いていたことに気づきました。その時、初めて世 界が見えました。自分を許せました。 自分を許すために、全ての力が必要だったと思います。ここで、 この時期に、これがあって、こう支えて頂いて、それで明るさを 感じることができました。あらゆるものに生かされていると実感 できました。 ここも、これまでの自分も、歩いてきた道も、全てここにつなが っている。一人でもいなければ、今の自分は、今の自分にはなれ なかったと思います。 5日目、それを実感した時、窓から塔の沢山の瓦を見て大泣きし たのを覚えています。 暗い自分が明るくなると、暗い世界を明るく感じる。般若心経の 教えを頼りに5年ほど歩いてきましたが、明るさを感じて初めて、 般若心経の素晴らしさや、人のあたたかさや優しさ、風や陽の優し さを感じることができました。 最後に、もう一人の内観者の方の存在もありがたかったです。一 緒に頑張っている気がして支えて頂きました。 全てに本当にありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *悩み解決、心スッキリ、楽しい人生 明るく、楽しく、楽に生きられるようになる『内観セラピー!」 <自宅で出来るEメール内観> 「3つの質問であなたの人生が変わる!『内観セラピー!」 職場人間関係、夫婦嫁姑不仲、子供問題、うつ病、適応障害、 愛着障害、パニック障害、各種依存症、摂食障害、自己啓発、 社員研修、生徒・部活指導等に効果あり。 元日本野球代表監督小久保氏も大リーガー菊池雄星投手も体験 パリ大学の心理学部長も勉強に来られた、『内観セラピー』で 悩み解決、心すっきり、楽しい人生! <「内観」の種類> 多忙な人は1ヶ月間自宅での「Eメール内観」(いつでも随時) 試しや再体験の為の「一日内観」(いつでも随時)を選べます。 一日内観+Eメール内観も好評です。 お申し込みは下記から。 蓮華院誕生寺内観研修所ホームページ http://www.rengein.jp/naikan/ (電話0968−72−3300 Eメールnaikan@rengein.jp) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【大恐慌時に人々に希望を与えた曲】 (NHK朝の連続ドラマ) “On The Sunny Side Of The Street” (僕はそれまで誰かと共に歩んだり話したりもせず 憂鬱だけが唯一の友だちだった けれどある朝、キミから話を聞き ついにやっと光が見えた 今は来る日を歓迎し充実して生きている 心に輝く太陽を添えて すべての憂いは消え去った キミが僕にこう教えてくれた時から...) <CHORUS> コートを手にとり 帽子をかぶって 悩みごとは玄関前の階段に置いて まずは歩き出だすことさ 陽のあたる道へと 聞こえないかい、パタパタって音が? その音は幸せに満ちた君の未来の足音さ 人生は素晴らしいものになる 陽のあたる道にいれば ボク自身、これまで陽のささない道を歩いていたよ 憂鬱や不安を引き連れながら けれどもう心配なんかしていない だってこれまでの放浪な暮らしが一変したから もしも一文無しになったって 気分はロックフェラーみたいに金持ちになれる 足下に落ちた塵だっていつか砂金に変わるさ 陽のあたる道を歩いていれば ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *本『あなたの人生が変わる3つの質問』 1週間で悩み問題解決! 侍ジャパン元監督小久保裕紀氏も体験した内観セラピー! AmazonKindle版1000円(税込み)、紙本1900円(税込み) https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E7%9C%9F%E5%BC%98&i=stripbooks&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss_1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【仏語集】 「すべては迷いのままにさとりであり、闇のままに光である。す べての煩悩がそのままさとりであるところまで、さとりきらなけ ればならない」(楞伽経) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *TEDx動画『3つの質問で幸せになる」 “The Way to Happiness by Three Questions”(日本語音声) (English, Dutch, Russian, Japanese transcripts) https://www.youtube.com/watch?v=4PN9A5daBM0 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *NHKの朝のドラマで遂に”On The Sunny Side Of The Street” が歌われました。感動し、思わず涙しました。心理療法内観も、 道の日の当たるサイドを歩こうよ、人生で愛された思い出や、楽 しかった事、嬉しかった事、良かった事に焦点をあてていこうと 言うものです。それによって人は癒され、立ち直っていきます。 (にこにこ和尚) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *幸福ニュースバックナンバー https://www.rengein.jp/koufuku/old.php *お悩みがある方はnaikan@rengein.jpへメールされて下さい。 お電話は0968-72-3300へおかけください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *皆様のご意見、ご感想、ご投稿をnaikan@rengein.jpや info@rengein.jpへお寄せ下さい。お待ちしております。 ---------------------------------------------------------- コンサルティング・テンプル 蓮華院誕生寺 http://www.rengein.jp/ info@rengein.jp naikan@rengein.jp ***************************** |