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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2021ー11ー28 第975 毎日曜日発行 地方の札所を巡る旅 江戸御府内八十八ケ所霊場12 中野 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中野区中央 江戸御府内八十八ケ所 12番札所 【宝仙寺】真言宗豊山派 20−7−8 地下鉄丸ノ内線「中野坂上駅」から青梅街道を西へ400m程行くと【宝仙寺】はある。 『仁王門』に鎮座する金剛力士像は鑿の彫り目が美しい木造3m程の見事なもの、 仁王門を潜ると境内左手に二本の巨大な楠の木が枝を広げている、 木陰に「臼塚」が有る、 昭和のはじめに大僧正が路傍に捨てられている石臼を見て、 人のために働いた臼を見捨ててはいけないと石臼を買い集めて ピラミット風に積み上げ噴水塔として塚とした珍しいもの、 頂上の臼は甘酒を摺った物とか。 続いて「中野町役場跡」の碑、 朱の『三重の塔』奈良の法起寺の塔を範としたもので平成4年の再建、 並んで『御影堂』弘法大師像が安置されている。 正面に堂々たる伽藍の『本堂』には秘仏不動明王が祀られている。 境内右手には『大師堂』も建っている。 所在地 中野区中央2−33−3 03−3371−7101 『石臼の塚が珍しい』 |