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愛するチームの存続の為に We are Provincia! 第77号/2021.8.21 「お世話になりました。」 ┌────────────┐ │◆ お世話になりました。 | └────────────┘ 夏のリーグ中断中、選手の移籍がけっこうあったのですが、 数年間在籍して2年前の昇格の原動力になったベテラン選手達が チームを離れることになり、 本来ならスタジアムでお別れでの機会ですが、時節柄Zoomでと 「オンライン壮行会」が行われました。 これが革命的で素晴らしく、 コロナ禍がしずまった後も続いてほしいオンライン企画でした。 スタジアム内での挨拶だと、 本人の挨拶→チャントの後、手を振りながら去ってゆく選手に向かって 「○○〜」と名前をひたすら呼ぶ。 今までのことが胸に去来して、他に言葉が浮かばないことが多いですが オンラインでは、選手達が語った後の質疑応答タイムに、 サポが選手への思いを語って、選手が応えてと かけ合いが生まれました。 そのやり取りを周りの面々が聞いていて、こういう思いで応援しているのか とか、サポと選手の人となりが、分かってきます。 そして、閉会の別れ際の「お世話になりました」という言葉。 選手たちに、お世話になりましたと言えるとは。 みな、自然にこの言葉が出ていました。 この先、いくら負けても、このいろんな世代の人たちと、 このチームを応援していきたいという気持ちが深まりました。 去る選手たちだけでなく、引退した元選手たちととか、 バリエーションが広まってもらいたいと思いました。 ファンクラブ限定にならざるをえず、一般公開は難しいのが難点ですが。 https://www.youtube.com/watch?v=UYnQMg7SyjA ┌──────────────┐ │◆ リメンバー・降格決定前夜 | └──────────────┘ 今年の上半期、連戦連敗で降格まっしぐらでした。 その後ちょっと持ち直していますが、 もう勝つことはないまま、このまま降格するんだという感覚。 ホームのスタジアムで、スポーツバーで、試合終了のホイッスルが鳴った後、 スタジアム内・お店内で沈黙の雰囲気を味わった後、 外に出ると、道行く人々がまぶしく、自分よりも優秀な人達に見える。 必死に攻めても点が取れず、相手チームがギアを入れるとさくっとゴールが 生まれて、気がつけば0ー5なんて試合を味わった後は、なおさら。 そんな状況で、自分に何ができるか自問自答しましたが、 何も言わずに、お金を差し出す。に行き着きました。 辛い思いをしているのは、選手も会社の人達も一緒。 がんばれとか、ドンマイといった言葉レベルでは、コミュニケーションが成り立たない状態。 強くなるために、これをお使いください。 そして、負け続けても、スタジアムにスポーツバーに行く。 惨敗の悲しみを、少しでも多い人数で共有した方が 一人あたりの悲しみが減る、はず。。 今、ほんのちょっぴり状況が変わっていますが、 どん底の時期の、あの思い詰めた感覚。 20年曲がりなりにも応援していましたが、あの境地は初めてでした。 常勝に近いチームを応援している幸福な人にも 負けが込みやすいチームを応援している人にも 「降格決定前夜」とでもいえる、あの感覚を知っておいた方が コロナ禍での応援のプラスになると思い、書きました。 どら@つぶれてたまっか ─────────────────────────────── 「負けても負けても、ヨッ・コッ・ハマっ劇場 サッカー観戦って、一体なんだ」 (YahooやAmazonで検索すると現れます。 リニューアルしました。ちょっぴりカルトな観戦記です) ─────────────────────────────── ・バックナンバーはこちらから http://provincia.sakura.ne.jp/magazine_index.html ・観戦記ブログはこちらから https://ameblo.jp/dora-kurowa ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2サイト合わせて37名の方々、登録ありがとうございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |