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タイトル:幸福ニュース第879号【夫婦仲】  2021/07/14


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幸福ニュース(しあわせニュース)第879号2021年7月16日
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【夫婦仲】
    
今回は、夫婦仲がうまくいかず、内観に来られた主婦の方の内観体験感想文をお届け致します。

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 まず、母にお世話になったことで、生まれてから5才までを調べました。「お世話になったことあったかなぁ」と思いましたが、 自分の記憶に残っていないだけだ、私の生まれて5才までは、どんな様子だったろうと想像してみました。

 まず、産んでもらったこと、お乳を飲ませてもらい、オムツを 替えてもらったこと、お風呂に入れてもらったこと、そして、私 の誕生をどんなにか喜んでくれたことか。考えると、してもらった事ばかりで、私のして返した事は何もありません。とても愛にあふれた中で暮らしていたように思います。

 そして、母は自分が年をとっていたので、私が幾つになるまで生きていられるだろうかと思い、毎日暮らしていたと話してくれ、どんなにか私の事を心配してくれていました。

 小学校、中学校時代に対しても、記憶をたどれば、してもらった事ばかりで、どんなにか幸せな日々を送らせてもらっています。 高校・短大にしても、してもらったことばかりで、何もして返したものはないのです。

 それなのに私は、自分の勝手な思い込みで、母みたいなりっぱな人にはなれないとか、兄弟の中でも私が一番ダメな子と思いこんで、今まで生きてきたように思います。

 そして、母の言うことと、することが違っていると、私は勝手に判断して「あなただって、やれないじゃない」という、いやらしい心で母を見ていたようです。

 結婚してからも、そういうふうなものを持って、母と接していたようで、とても申し訳なく思っています。母はそんな強情さを知っていたと思います。本当に本当に申し訳なかったです。

 何の愚痴一つ言わず、私達を育ててくれ、「それより、あんたたちがおったけん幸せだった」と言ってくれてました。私も母のように優しく明るく生きていきます。本当にありがとう。これからもずっと一緒だね。

父に対しては母よりももっと存在が薄く、最初は本当に何も思い出せませんでした。でも、よくよく調べると、私の誕生を誰よりも喜んでくれたのは、父ではないかと思います。

 前の奥さんが三番目の子を産んで亡くなり、その女の子は妹夫婦にもらわれました。その父のつらさを思うと、胸がつまります。

 私の成長は、もらわれていた姉と重なって、愛しかったのではないかと思います。私は勝手に、父からは愛されてないと思っていましたが、生まれたときからずっと愛の中で育っていた事に気付きました。

 父が中学を退職して力がぬけたようになりました。私は、この 間までちゃんと働いてりっぱにしていたのが、何でこんなにだらしなくなるのかと、父を責めていました。

 今思えば、七人の兄弟が大学、高校、中学と一番学費がかかる時期で、それを思えば、何もせずに家にいることが、とてもやりきれなかったと思います。本当に申し訳なく、優しい言葉もかけられない娘でした。そのうえ私は、父のようになりたくないという思いがありました。

 でも、それがあって、この内観にたどりついたように思います。死ぬまで私たちのことを心配していたと思います。

 父母のことを調べ、主人のことを思うと、付き合ってから今までの20年間、私の言いようにさせてもらってきました。それなのに自分が気に入らないと主人を責め、主人の気持ちは見てきませんでした。

 主人と知り合い、どれだけ私の心は解放されたかわかりません。 それほど気持ちが安定して、愛する人がいてくれる喜びは最高のものだったのに、どこか自分の心の奥に壁をつくり、素直になれない私がいました。

 ずっと調べていくなかで、父も母も自分のつくりあげた「りっ ぱ像」「だめ像」で見ていて、主人には「私の言うことを聞いてくれる人」として見ていたように思います。

 調べれば調べるほど、してもらっている事ばかりで、それが私の気に入らないという「我」も出て、本当に情けない自分です。

 今回、初めて相手の立場に立って物事を見た時、本当の父母の姿を見ておらず、自分のつくりあげた嘘の父母を心の中に持っていたようです。そして、主人に対しても、自分に対しても、本当の姿ではない中で暮らしていました。

 そして、自分の怒りやダメな事を父や母そして、主人のせいにして、自分と向き合っていませんでした。自分を見るのが恐いと、自分の過ちを認めたくないため、逃げ回っていただけです。これからは、自分の非は認め、明るく生きていきます。

 まだまだたくさんの我があるけれど、素直に思うがままを話していける自分で、自分の人生は自分で引き受け歩いていきます。 力を抜いて、主人の船に乗って、相手の立場に立って、誰のものでもない私の人生を本気で主人と歩いていきます。

 本当に七日間ありがとうございました。食事もお風呂もおフト ンも部屋も用意してもらい、生かされているだけの自分でした。 

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『生きることとは』
生きることとは
愛することだ
妻子を愛し
はらからを愛し
おのれの敵である者をも
愛することだ
生きることとは
生きとし生けるものを
いつくしむことだ
野の鳥にも草木にも
愛の眼をそそぐことだ
生きることとは
人間の美しさを
失わぬことだ
どんなに苦しい目にあっても
あたたかい愛の涙の
持ち主であることだ
ああ
生きることとは
愛のまことを
貫くことだ 

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