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179章 Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 ) 2021年3月2日。 強風と雨の中、川口信也は、モリカワの本部から、 歩いて 5分の マンションに まっすぐに 向かった。 下北沢の 店の ネオンを ぼんやり 見ながら、 《 日ごろから、ごく自然に あたりまえのように、 みんなが、愛とか 詩とかを、心から 大切に 感じたり、思ったりする、 そんな 世の中にならないと、真の 世界の 平和や 幸福 は 実現 しない のだろうなあ・・・ 》 信也は、そんなことを、思って、家路をいそいだ。 外食産業大手の モリカワの 本部も、 信也の マンションも 東京の 世田谷区の 下北沢にある。 自宅すると、すぐに、信也は、作りかけている歌 『Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 )』を完成させて、 自分の Youtube にアップした。 最近の信也は、よく、2万円くらいで買った、 MTR(マルチ トラック レコーダー・多重録音機器)で、歌つくりをして、遊んでいる。 MTRを使えば、簡単に、たったひとりで、ビートルズ のような サウンドが 作れる 。 ボーカルでも ギターでも ベースでも ドラムでも ピアノでも、多重録音できて セルフ・レコーディングが可能だ。パソコンも 不要というのが、うれしい。 今回の歌の「C.D.ルーイス 」は、英国の詩人だ。 現在、日本国内では、彼の「 詩を読む 若き人々のために 」という本が購入可能だ。 信也は、おそらく購入不可能となっている 「 詩を どう 読むか 」という本も 持っている。 株式会社ダヴィッド社の発行だ。アマゾンの古書で買った。 詩とは何かを、とてもわかりやすく語っていて、 歌の詞を書くのにも、役立つので、ルーイスの この2冊は 信也の大切な 愛読書だ。 セシル・デイ=ルイス( C.D.ルーイス ) (Cecil Day-Lewis, CBE, 1904年4月27日 - 1972年5月22日)は、 アイルランド生まれのイギリスの詩人・作家・推理作家である。 1967年から1972年までイギリスの桂冠詩人。 別名ニコラス・ブレイク(Nicholas Blake)。 息子は俳優のダニエル・デイ=ルイス。 詩人のオリヴァー・ゴールドスミスは母方の傍系の親類にあたる。 1904年アイルランドの牧師の家に生まれる。 一家はまもなくロンドンに移住した。 オックスフォード大学ウォダムカレッジ在学中にW・H・オーデンと出会い、 生涯の友となった。在学中から詩作の才能を示し、卒業後は教師として働いた。 1925年に発表した詩集 "Beechen Vigil" で詩人としての地位を確立し 以後多くの詩を発表した。第二次世界大戦中は政府の情報部に勤め、 戦後は母校の教授に迎えられた。 1967年にはジョン・メイスフィールドの死去に伴って イギリスの詩人としては最高の地位である桂冠詩人に任命された。 1972年アイルランドで死去した。 一方ニコラス・ブレイクのペンネームでは多くの推理小説を遺した (日本ではこちらのほうが有名である)。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ーーーーー Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 ) 作詞・作曲 川口 信也 詩人のルーイスさんは 「 詩を読む 若き人々のために 」の 21ページ では「 言葉は おたがいの 心の コミュニケーションの 大切な ツールです 」とか 「 詩とは 言葉に対して じゅうぶんな 注意と 尊敬と 正確さ を 持って あつかう 芸術です 」と 語っていますよね ぼくも そんな 詩的 想像力が 人生には大切だと思います 詩や 愛は 心に 芽生(めば)える 種子(しゅし)のようなもので それを 大切に 育てることが 幸せに 生きる 道だと 思います 詩人のルーイスさんは 「 詩を どう 読むか 」の 42ページ では「 詩人が この世にあるのは 愛の 原理を 示すためと いえるでしょう 」とか 「 愛こそは この ゆたかな めぐみの 大自然のなかで 幸せに 生きるための 1番の 言葉であり 愛こそは 詩の 源(みなもと)や 情熱である 」 という お話にも 共感します。 詩や 愛は 心に 芽生(めば)える 種子(しゅし)のようなもので それを 大切に 育てることが 幸せに 生きる 道だと 思います ☆参考文献☆ <1>「 詩を読む 若き人々のために 」C.D.ルーイス 筑摩書房 <2> 「 詩を どう 読むか 」C.D.ルーイス 株式会社ダヴィッド社 <3> Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 ) 乙黒一平 https://youtu.be/yPCjXPlpg40 ≪ つづく ≫ --- 179章 おわり --- |