|
【ステップ7.最終アプローチ】その2 (6)必殺ワード ・・・ □ ここで「必殺ワード」を使いましょう。 目的は、「相手に“自己重要感”と“特別感”を感じさせてあげること」です。 自己重要感は“自分の存在価値が重要であると感じること”です。 存在価値を認めてもらうと向上する感情ですね。 例えば、あなたの存在価値を全否定されたら、きっとあなたは怒りを感じますよね。 でも逆に、「あなたがいてくれるだけでいいんです。」なんてことを言われたら、すごく嬉しいと思いませんか? そう言われるだけで、その人に好印象を抱いてしまいますよね(笑)。 この感情を持ち上げます。 また、特別感は“自分だけは特別であると感じること”です。 女性の深層心理では、‘他の女性より特別に扱われたい’という心理が常にあります。 したがって、この特別感をくすぐってあげることで、相手の気持ちはさらにあなたに近づきます。 この“自己重要感”と“特別感”を同時に持ち上げる必殺ワードが、 「●●ちゃんみたいな人って、今まで自分の周りにいなかったなぁ。」 です。 さらにこの後、自分の周りにいなかった具体的なシチュエーションを伝えることを忘れずに。 何事もリアリティが重要です。 このワンフレーズで、相手はものすごく心を揺さぶられることでしょう。 (7)真剣さ ・・・ □ 3回目の出会いではお酒の力も借りていることもあり、相手から「酔っ払ってるんでしょ〜。」と指摘されることがあるはずです。 これは相手からのトラップですから、気を付けてください。 真に受けて、「ちょっと酔っ払ってるかも・・。」なんて答えたら、マイナスです。 今までの口説き文句が無にかえります。 ここはあなたの「真剣さ」をアピールする場です。 仮に多少酔いがまわっていたとしても 「全然酔ってないよ!俺、今日はすごく真面目に話してるからね!」 と押しましょう。 相手も酔っ払って言われた言葉ではないと知り、安心します。 あまりこういう展開は慣れてないという感じを表現できれば、さらに良いですね。 (8)勢い ・・・ □ 仮に私のパターンと同様、3回目で決めにかかるのであれば、私の経験上「勢い」をつけていく方が成功率は高まります。 お酒の力を最大限借りてしまいます。 つまり、相手に飲ませてしまうってことです。 合コンでの“お持ち帰り”なんてパターンも、まさに勢いあってこそですからね。 勢いをつける方法として、1つ有効なテクニックをお伝えしておきます。 それは【乾杯】というかけ声を多用することです。飲みの途中で、あまりしつこくない程度に「●●に乾杯♪」というかけ声をかけ、グラスを合わせます。 人は「乾杯」の声を聞くと、それまでよりは飲み始める傾向にあります。 そんな経験はありませんか?もし、相手が全然飲まないようであれば「乾杯したのに飲んでな〜い(笑)。」と軽く促してあげれば、問題ありません。 ちなみに、私のパターンだと、ここで乾杯をくりかえしながら、お互いに日本酒をつぎ合います。・・・イケます。 ただし、あなたが泥酔してしまっては元も子もありませんから、このテクニックはあなたのグラスがもうすぐ空になりそうな時に、あたかもグイグイ飲んでますアピールで使ってくださいね! (9)ソフトタッチ ・・・ □ イイ感じにアルコールがまわってきたところで、「ソフトタッチ」をしましょう! ただし、ムラムラする気持ちはわかりますが、ここでは本気でタッチをしないでください。 あくまでもソフトタッチです。 髪を触ったり、頬に触れたり、腰回りにそっと手を添える程度が一般的でしょうか。 もし相手が拒否反応を示すようであれば、ここで無理に結果を出す必要はありませんので、いったん引いてください(ここまでで相応に盛り上がっているはずなので、大丈夫なケースがほとんどですが)。 そうは言っても、女性に触るのは難しく感じ、全くきっかけがつかめない方のために、有効なテクニックを用意いたしました。それは、 【手相を見てあげること】 です。 もちろん本格的に見るわけではありません。 見る内容としては、“頭脳線”、“生命線”、“感情線”などの基本線ではなく、“KY線”、“浮気線”、“スター”、“運命線”などの線です。 これらのちょっと変わったマニアックな線は、インターネットなどで簡単に内容と見方を知ることができます。 このような線を知っておくことで、あたかも手相に凝っているように見せられますし、自然に相手の手にタッチできるのです。 相手が知らないような線を知っておくことに意味があります。 「“運命線”って知ってる?ちょっと見せてみ。」 で十分です。 これならできそうな気がしませんか? ソフトタッチのもたらす距離感を縮める効果は絶大ですから、必ず実践してみてください。 (10)流れ ・・・ □ ここまで順調に対応できていれば、良い「流れ」ができているはずです。 そろそろお店を出るタイミングですね。3回目の出会いも終盤戦です。 このステップの最後としてお伝えしておくことは、良い流れを断ち切らないことです。 せっかくここまでイイ感じできたのに、 「これからどうする?」 「けっこう遅くなっちゃったね(飲み過ぎちゃったね)。」 などの醒める一言を口にしてしまったがために、それまでの流れがプッツリ切れてしまい、「そうだね、もう帰らないとダメだね。」なんて相手に言われた苦い経験を、私は幾度となくしたことがあります。 ヤボです。タブーです! 絶対に自ら流れを切るような発言や行動はしないでください。 相手に配慮する時間は終了です。 ここからはあなたのペースで突き進んでください。 「もうちょっとゆっくり話したいから、違う場所に行こ。」とか「ゆっくりできる場所に行こう!」とか、多少無理にでも引っ張るべきです。 相手が不安定で揺れている場合は、ここで心理的に背中を軽く押してあげることで迷いをふっ切れるからです。 流れを大切にしてくださいね。 |