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【ステップ5.単純接触】その1 【プライベート情報取得】は全ての項目にチェックを入れられたでしょうか? 1回目の出会いでの最大の目的が、プライベート情報取得ですから、ステップ4はキーポイントになりますね。 では次のステップです。 【ステップ5】は“単純接触”です。 1回目の出会いから、2回目の接触までの期間をつなぐのがこの単純接触です。 いかに相手に自分への興味を持ってもらうかが重要になります。 このステップの労を惜しんではいけません。 (1)ザイアンスの法則 ・・・ □ 『ザイアンスの法則』をご存じでしょうか? 『単純接触効果』とも呼ばれています。 これは具体例でイメージした方がわかりやすいので、喩え話でお伝えしますね。 ある女性に対し2人の男性がアプローチしました。 100本のバラの花束を渡して1日中一緒にデートをしたAさん。 毎日1本のバラをプレゼントして100日間1日5分ずつ話をしたBさん。 この女性はAさんとBさん、どちらに好感を持ったでしょうか? 答えはBさんなんですよね。 一緒にいた時間に換算すれば、Bさんは5分×100日=500分≒約8時間となり、Aさんの方が長い時間を過ごしています。 しかしながら、人間の心理としては少しずつでもいいので、接触回数の多い相手に好感を持つようにできているのです。 遠距離恋愛がうまくいかないのは、このような心理作用が影響しているようです。 つまり、単純に接触(実際に会わなくてもOK)回数を多く持とうというのがこのステップです! (2)メール ・・・ □ 単純接触をするのに必須ツールが「メール」です。 その多くは携帯メールですね。 このメールを活用するために、前のステップでアドレスを取得したわけです。 あなたが普段どんなメールを打っているかはわかりませんが、相手に送るメールについては、以下の点に必ず注意してください。 1.絵文字を必ず入れる 2.最低でも3行以上は書く 3.1通に1回は相手の名前を入れる 4.1日のやりとりで1つは相手への質問を入れる これを守ることに加えて、相手の返信メールを判断したうえで、その後のメールの形式を変えます。 相手のメールの形式に合わせます。 例えば、絵文字が多ければ絵文字を多用する。 シンプルなメールであれば、こちらもシンプルに返す。 なぜ、このようなやり方をするのかと言えば、心理学で『ミラーリング』というテクニックがあります。 これは、相手の表情、しぐさ、言葉遣いを真似ることにより、相手から好感を持ってもらうことができるというものです。 それをメールにも当てはめると、相手のメールと近い形式のメールを送った方が、相手により好印象を持ってもらえるのです。 メールでのやりとりは極めて重要.....ですので、まずはこのメールテクニックをマスターしてください! (3)親近感 ・・・ □ ステップ5の期間は、実際に会う期間ではありませんが、精神的な距離を縮めて、相手に「親近感」を持ってもらうことが可能です。 前述した「共通項」を多く見つける延長戦のようなものだととらえてください。 生活の中でメールのやりとりをしていると、普通は日常的な話題が登場します。 あなたが普段メールをする時もそうでしょう。 その話題の中から、より相手に親近感を感じてもらえる話題をセレクトしていきます。 例えば、相手が電車通勤だとわかっていれば、通勤電車内で思うことを送ってもよいでしょう。 相手が仕事をつまらないと感じていれば、仕事の悩みを送ってもよいでしょう。 前回は相手から共通項を引き出しましたが、今回はあなたから共通項を見出していくのです。 (4)常に先手 ・・・ □ メールは、常にあなたが先に出すようにしましょう。 「先手」をとり続けます。つまり、相手より自分が先にメールを出し続けるのです。 なぜか? それは『お姫様効果』が働くからです。 お姫様効果とは、チヤホヤされて女性は悪い気はせず、嬉しいと感じる効果のことです。 深層心理で、いつでも女性は少しだけ特別扱いされたいし、大事にされたいのです。 その“特別扱いされたい欲’をくすぐるのが、この先手攻撃です。 相手が連絡をする前にあなたからのメールが来ることにより、 ‘も〜、またメール来たわ。’ と思いながら、実は嬉しいのです。 男性から興味を持たれているという感覚を味あわせてあげることが大切なのです。 ずっとこの先手攻撃を続けるわけではありませんので、この期間だけは先手、先手でメールを出すようにしてください! (5)日常生活化 ・・・ □ メールのやりとりを「日常生活化」してください。 ‘何だそれ?’と思われるかもしれませんが、相手の心に入っていくには、日常生活化が最も効果的なのです。 日常生活化するのに何をすればよいのかは非常に簡単です。 毎日、決まった時間(タイミング)にメールを打ってください。 ただ、それだけです。 例えば、 1)毎日、仕事が終わったら必ずメールを送る。1通は毎日メールを送る 2)朝電車に乗ったタイミングでメールを送る。そして、仕事帰りにまた電車に乗ったらメールを送る。計2通は毎日メールを送る。 3)朝起きたらメールを送る。お昼休みにメールを送り、寝る前にメールを送る。計3通は毎日メールを送る。 こんなパターンで十分です。 相手のメール文量等も勘案して、メールを送るタイミングを決めます。 決めたら、毎日決めた時間にメールを送ることを、自分との約束として守ってください。 この日常生活化は、ボディーブローのように、相手に次第に効いていきます。 <次号へ続く> |