メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第748号]  2020/12/09


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             【実 践 留 学 道 場】

                第748号(2020/12/9発行)

       毎回発行部数:約240部、 累計発行部数:425,990部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の多門院 英蔵こと、ヒデクラです。

 まず最初にお詫びです。
いつものことですが、特に前号は発行日直前にあわててコラムを執筆したせいか、
あとで読み返してみると、結構多くの誤字脱字がありました。すみません!
 今後、この連載コラムは加筆及び再編集後、かつ写真もできる限り付けてアマ
ゾンKindleにてリリース予定ですので、それまでご勘弁下さい。m(_ _)m

 特に、Kindle版ではこのメルマガのコラムでは割愛して書かなかったような
出来事や海外生活でのノウハウも追記予定です。出切れば、年末年始あたりには
発行したいと考えていますので、どうぞご期待下さい!
 リリース予定日が決まりましたら、アメブロや公式ホームページ等でもお知ら
せさせて頂きます。また、新刊発行と同時に、いつものように新刊発行記念無料
キャンペーンも実施予定ですので、私のサイトやブログもお見逃し無く!


 閑話休題

 前回も冒頭で書かせて頂きましたが、新型コロナの第3波、依然として各地
で猛威をふるっており、感染者の多い各地域では「Go To イート」キャン
ペーンの適用を4人以下の適用に限定したり、「GO TO トラベル」キャン
ペーンも一時中止とする話が、このメルマガ執筆時点で出ていました。
(今回は早めに11月下旬頃にこのメルマガを執筆していますので、その後に
状況が変わっていれば、すみません!)

 まあ、国や地方自治体の方針も重要ですが、要は、国民一人ひとりの意識、
つまりコロナを防ぎつつ経済を活性化する、そして自分たちも安全に楽しむ、
と言う信念、意識が必要だと思います。
 その為には、今以上に手洗いやうがいの励行のみでなく、普段のマスク着用
の徹底(最近は安心してかどうか分かりませんが、マスクをしていない人も
街中でちらほら見かけます)が、各人の心がけ次第でコロナのみでなく、これ
からの季節に例年流行するインフルエンザや他のウイルス感染予防にもつながる
のでは、ないでしょうか?



 では、早速、楽しくて役に立つ連載コラム『海外都市訪問回顧シリーズ』の
【第5話】の[中編]を始めましょう! 


  =========================[今回の内容]==========================

   ☆1☆ 連載コラム『海外都市訪問回顧シリーズ』【第5話】

   ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          『海外都市訪問回顧シリーズ』
          ==============
     【第5話:サンフランシスコ、憧れの都市へ留学 [中編] 】


 好評連載中の書き下ろしコラム、『海外都市訪問回顧シリーズ』です。
私が過去に世界各国の都市を訪問した際のエピソードを思い出し、
エッセイ風に、かつノウハウも含めて、できる限り毎回1話完結めざし、
時系列の体験シリーズとしてお送りする予定です。

 今回の【第5話】は、米国の大学院に留学した時のお話の続きの [中編]
です。今回はプライベートな面が中心のお話です(笑)。
 年代としては、1980年代終盤の頃の振り返りで、丁度、日本では
私が留学中に時代が昭和から平成にかわりました!

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−


 ●第5話:サンフランシスコ、憧れの都市へ留学 [中編]



6.他の留学生とのつながり

 既に書きましたように、アパートに移り、順調に学生生活を過ごす
ようになった頃、私の通っていましたサンフランシスコ市内の大学には
世界各国からの留学生がかなり多くいることがわかってくると共に、
日本から若い留学生も沢山いることも分かってきました。

 よって、私自身も異国の地で日本人留学生とのつながりも色々出来て
それなりに楽しかったのですが、ここでは、大学院で同じコンピュータ
サイエンスを専攻していたインドから留学の女性との関わりのお話を
少ししましょう。


 コンピュータサイエンス専攻のクラスの半分くらいは、米国以外の国
からの留学生でした。
 大学院では、リサーチレポートを数名で協力して調査、作成、そして
発表するケースが多く、最初のレポートは、幸い米国ネイティブと二人
での共同でのレポート作成となり、これはそれなりに米国でのやり方を
何も知らない私としては、凄く助かりました!
 彼のやり方としては、先ずは大学の図書館に行き、発表するレポート
テーマに沿った参考文献をひたすら収集します。その後、それらを参考
にレポートの構成を考えます。その後、二人でパートを分担してレポート
を執筆し、最終的にこれを纏めてレポートを完成させます。
 そしてその後は、発表のポイントや核となるところを整理する、という
ような段取りでした。大学の頃からこのようなレポート作成に慣れている
ようであり、ネイティブの彼がリードしてくれたお陰で、レポート作成
及び発表もスムーズに行き、大変助かりました!

 このような形で、その後のいくつかの授業のレポート作成や発表も
何んとかひとりでこなせるようになって来た頃です。
 ある時、クラスの女性でインドから留学してきてそうな彼女から(見た
目でそのように明らかに感じていましたが、やはりそうでした)、お互い
得意なテーマを活かして一緒にレポートを作成しよう、というお誘いが
何故か私にかかりました。そして、それを切っ掛けに彼女と色々会話を
するようになりました。

 確かAI関連の授業だったと思いますが、彼女は私のようにソフト
ウェア(プログラミング)を大学時代に専門でやっていたようであり、
私がその分野も得意とみたのかどうか良くわかりませんが、お互いの
得意なところを協力してレポートに纏めようということになりました。
 まあ、ちょっと戸惑いもあり、面倒だなっとも感じましたが、ひとり
でのレポート作成よりも心強いので、一緒に進めることにした次第です。
 インド人は、もともと英語が得意なようであり、多少インド訛りは
あったものの(もちろん私の英語も多分に日本人訛りですが(笑))、
英語でのコミュニケーションは全く問題無く、また私は英文の執筆は
得意であり、米国流のレポートの書き方も既にマスターしていました
ので、何んとか問題無くレポートは完成したのですが、私は余り英語
での発表は得意ではありませんでしたので、発表は英語が得意な彼女
主体でやって貰い、助かりました!

 ところで、彼女は、社会人で留学している私よりも当然若く20代
前半の筈ですが、その頃30歳くらいであった日本人の私にも別に
違和感なく気さくに話掛けてきたのにはちょっとびっくりした次第です。
(まあ、海外では日本人は若く見える、と良く言われますので、私も
実際の年よりは若く見えていたのかも知れませんね。)


 既に書きましたが、留学当初の構内のカフェテリアでの女子学生から声
を掛けられた事件(笑)といい、今回のレポートの共同作成の声がけと
いい、見知らぬ異国で凄く積極的な女性が多いな、と感じた次第です。
 まあ、そのような女性たちですから、米国内の遠く離れた大学や、
はるばる遠いインドや他の国々から米国の大学院に敢えて留学して来て
いるんでしょうね〜。
 大学院のクラスでは、中国はもちろん、韓国、インド、台湾等々から
の留学生もいましたが、学部のクラスでは、インドネシアや中東あたり
の国々からの留学生も結構いました。しかし、彼ら、彼女ら留学生は
概して、金持ちが多いような印象を受けました。

 後ほど、私も分かったんですが、その当時、米国の大学や大学院には、
インドから来ている人が結構多く、その同じクラスの彼女も、おじさん
か誰かが米国の企業で働いている、と言っていました。
 もう良く覚えていませんが、一度そのおじさんの家に連れて行って
くれたことがあります。連れて行ってくれたというよりも、私はクルマ
があったので、彼女はそのおじさんのところに行くのに、丁度都合が
良かったのかも知れません。
(詳細経緯はすっかり忘れてしまいましたが、覚えているのは、その
おじさんの家では、インド映画固有の大勢で踊っている場面が、映画
かテレビ番組か何かで映っており、それをそのおじさんが観ていたの
だけが記憶に残っています。)

 また、その当時、米国でインド人が多いと思った理由の一つには、
その大学で受けたMBAのクラスの教授が、インド人だったからです。

 実は、米国の大学院では、自分の専門のコンピュータサイエンス以外
の科目も、いくつかは卒業の単位にカウントできることも留学中にわかり、
私は、自分の専門に近いMBAの科目である「オペレーションマネジ
メント」及び「マネジメントサイエンス」の2科目を取り、それはそれで
結構大変でしたが、何んとか合格点をとれて、自分の専門の卒業単位に
移行することができました。

 ある時、そのインド人の教授から、あとでちょっと教授室に来てくれ、
と言われ、何かなと思って行ってみると、本や論文は書いているかと
聞かれ、一緒に専門書の出版をやらないか、というようなビジネスへの
おさそいの話でした。
 多分、私が日本人で、社会経験もありそうに見えたので、ちょっと興味
を持って声を掛けてきたんだと思いますが、当時、まだ私はそれほど専門
知識も無くて、出版するほども英語が得意ではありませんでしたので、
社費留学で来ていることや色々な背景も説明し、やんわりと辞退させて
貰いました。
 しかし、そのことで、インド人は凄くビジネスに前向きで、そのような
人が大勢米国にきているんだな、と感じた次第です。

 また、私がとったAI(人工知能)の授業では、教授はあの有名なMIT
(マサチューセッツ工科大学)で博士号を取られた先生で、でかなり
年配のように見えましたが、びっくりしたのは、授業にはジーパン姿の
ラフな格好で入ってきて、その当時まだ余り普及していなかったノート
パソコンを脇に抱えての登壇だったことです。

 というように、米国の大学院では、日本では経験できないような色々な
ことが体験できましたが、これは学内だけでなく、プライベートな生活
でも色々体験できました!




7.米国の大学の長〜い夏休み

 米国の都市の話から、何んか留学当時の大学生活の話が長くなってきま
したが、そのついでに、留学中の夏休みのお話もすることにしましょう!
(色々な都市も訪問しましたので、このコラムの主旨にもあいますので。)

 米国に留学して初めて分かったのですが、私の通った大学はセメスター
制でした。セメスターとは、日本で言うところの”学期”のことで、私が
留学した大学は2学期制でした。つまり、入学した9月から秋学期が始まり、
12月中旬に終わります。そのあと、日本のような冬休みがあり、その後、
1月中旬から春学期が始まりますが、これはもう5月には終わってしまい
ます。では、6月初旬から8月下旬まではどうなったかと言えば、これは
長〜い夏休みなんです。
 しかし、この期間を全て休みとして遊びほうけている学生は米国では
珍しい様子でした。
 というのも、この夏休みにも多くの正式の授業(クラス)が開催されて
おり、多数の学生がこのクラスをとっていたからです。

 私は、その頃、日本の会社との話し合いで、当初の1年間の留学予定
から12月末(2年目の秋セメスターの終わりまで)すこし留学を延長
して貰えれば米国大学院での修士号が取れる、と会社の上司を説得して、
延長の了解を得ていたのですが、その分夏休みも頑張って単位を取って、
修士論文も執筆しないといけませんでした。

 そして、夏休みには、先ほど書きましたようにMBAの科目二つを取り、
あとコンピュータサイエンスの科目は自分の大学では夏の期間に良い
のがなかったので、サンフランシスコ市内の別の大学のコンピュータ
サイエンス関連の科目を1科目の、合計3科目取得する計画を立てました。
そして、無事この3科目も何とか合格できました。
 しかし、他の大学の科目を受講するのは正式に認められているとは
言え、アドバイザーの教授の承認を貰ったり、その書類を受講目的の
大学の教務部のようなところに申請に行かないといけなかったり等々、
色々手続きが大変でした。ただ、これらの経験が、その後の私の人生
で大いに役立ったような気がします!

 それで、米国の大学生が夏休み中も良く勉強していると知ったのは、
私がとったその夏休み中のクラスにも大勢の学生が出席していただけ
ではなく、米国では頑張ってより多くの単位を取れば、大学は日本の
ように4年でなく、3年で卒業することも可能だったからです。
 つまり、4年分で卒業に必要な単位を3年で取得すれば、3年で大学
を卒業することも可能なシステムなのです!
 あるいは、ダブルメジャーといって、学部の専門分野を二つ掛け持ち
で単位を取り、4年間で二つの学科を卒業することも可能なようでした。


 余談ですが、私が初めての米国留学で、しかも1年あまりで大学院
での修士号が取得できるとは、留学前には夢にも思っていませんでした。
普通、日本では大学院での修士号の取得には2年間かかりますので。
 よって、単に1年間の留学でれば、国際的な視野を身につけて帰国
すれば良いかな、くらいの感じでした、しかし、あることを切っ掛けに、
頑張れば社費留学の1年の期間でも修士号が取得できる、という見通しが
ついたのです!

 このあたりの詳細はこのあと[後編]で書きますが、ここでは、夏休み
中の楽しかった出来事(特にプライベートなこと)について、次にお話
しましょう。




8.夏休み中の他の留学生との旅行体験、その他

 先ほど書きましたように、夏休みは3ヶ月ほどもありますが、
夏休み中の授業は、大きく前半と後半のクラスに分かれていました。

 よって、前半頑張って3クラス(通常の大学院での1学期の最小取得
単位数の9単位に相当)をとれば、これらのクラスは7月の中旬には
終わりますので、日本の夏休みに相当する後半のひと月半くらいは、
授業を取らずに、修士論文の調査や執筆に専念したり、あとは自分の
自由時間として過ごすことができたのです。

 会社側の上司からも、あまり勉強だけをせずに、せっかくの米国留学
なので、見聞を広める意味でも旅行をしてはどうか、とのお勧めもあり、
私も夏休みの後半は米国内の旅行を楽しむことにしていました。

 後半と言っても3ヶ月もある長い夏休みの後半はひと月半ほどもあり、
結構色々なところにも行けました。


 半年以上も大学にいると、結構、日本や他の国からの留学生も含めて
色々な国の人との交友関係も出来てきました。
 ただ、よく言われるように、大学学部留学の日本人留学生は日本人
同士で集まることも多く、日本で留学斡旋学校のようなところで事前に
すこし英語や海外の大学の勉強をしてから留学してきているような若い
メンバーが何人も留学してきており、もう30歳に近いような社費留学
できている私からするとちょっと近寄りがたかったのですが、異国の地
での同じ日本人つながりで、彼らとも徐々に親しくなりました。

 また、その中の日本人経由で、もともとはインド人なのですが結構
関西に長く住んでいたのか関西弁が凄く得意というか、日本語を話す
と関西訛りのインド人の留学生も紹介して貰い、彼とも親しくなりま
した。
 彼は、ホスピタリティーマネジメント(いわゆるホテルマンになる
為の学科)を大学で専攻していたようです。その頃、私は日本では、
ホテルマンの専門学科があることを知らず、それでホスピタリティー
マネジメント学科のことも、初めて知った次第です。

 もちろん彼は英語は得意なんですが、その日本人たちとは日本語で
いつも話していたようです。
(後ほど分かったのですが、彼の両親がインドから関西のほうに移住
しており、それで彼も関西の生活が長く、関西弁が得意になったよう
でした。)
 そのインド人の彼とその日本人は、多分何かのクラスで一緒になり、
日本語が話せるということで、親しくなったんだと思います。


 それで、その日本人仲間や関西弁のインド人とも、時々サンフラン
シスコのダウンタウンに、その頃に丁度オープンした日本の居酒屋の
ようなところに、良く一緒に飲みに行っていました。
(サンフランシスコ市内は、その当時からバス網が発達しており、
クルマを使わなくても、どこでも手軽に移動できましたので、
もちろんクルマでの移動でなく、お酒も大丈夫です。もっとも、
米国はクルマ社会であり、クルマがないと生活出来ないところも
多々ありますので、少しはお酒を飲んでもクルマの運転は大丈夫
だということも後々分かりました。)

 そのお店で彼らと楽しく飲んでいると、社費留学で来ていることも
忘れて、私も学生時代に戻ったような感じになったのを、今でも思い
出します。


 旅行の話よりも前置きが長くなりましたが、そういうつながりもあり、
夏休みには、彼らと一緒に私の長期で借りていたクルマや、その後彼ら
が現地で買ったクルマで、サンフランシスコ近郊の色々なところに
小旅行に出掛けました。

 実は、私の親しかった日本人仲間のひとりが米国で新車を近郊の
ディーラーから買う際にも、英語が未だ余り得意でないのでついて
いって貰いたいと言われて同行しましたが、この経験が後の私の
米国での出向駐在生活の際にも役立ちました。
 詳細は、また後のお話でも出てくると思いますが、かいつまんで
言うと、彼はカーディーラーに行く時には私のクルマの横に乗って
行き、気に入った新車をその場で購入契約後、即そのクルマに乗って
帰って来れたのです。さすがに米国はスピーディでびっくりしました。
(そして、これは新車だけでなく中古車もそうであり、私は後の
米国出向駐在の際に、中古車を買う時にこの経験が活きました!)

 また、もう何十年も前のことなので、詳細経緯は忘れましたが、
ロサンゼルスのほうから来ていた男子学生や台湾から留学に来て
いた女子学生の数名とで夏にロサンゼルスにクルマで旅行した
こともありました。
 そして、ロス出身の彼は、あの高級住宅街で有名なビバリーヒルズ
から観るロサンゼルスの夜景が凄く素晴らしいということで、皆んな
で小高いビバリーヒルズにクルマで行き、ロス市外の夜景を楽しんだ
ことも思い出しました。


 因みに、その親しい日本人留学生の飲み仲間たち数名と、確か
サンフランシスコも寒くなり出した年末近くなった頃に、例の
居酒屋で一緒に飲んでいたときのことでした。誰かがお店の壁に
貼られてあった風景か何かを見て、急にスキーに行こうと言い出し
たのです。20歳そこそこの若い学生のノリですね(笑)。
 場所は、レイクタホというところで、クルマで4時間程度で行ける
とのことでした。それで、出発が明後日の早朝ということに、急遽
決まってしまいました!

 私はスキーはしたことがなくあまり気がすすまなかったのですが、
その場にいた、例の関西弁のインド人も行くとのことでしたので、
海外での初のスキーも良い経験なので悪くないかなと思い、私も
行きがかり上、一緒に行くことにしました。
 彼らは雪道用のクルマを借りる段取り等々も大丈夫そうで、スキー
用具も現地で借りれるとのことでしたが、スキーウェアだけは必要
とのことであり、私は早速次の日に買いに行きました。

 そして、急遽、若者たちに誘われて、レイクタホ(丁度ネバダ州に
はいったところで、初めてのカジノも出来る!)に一緒にスキーに
行くことになったのでした!


 一方、私は年末は帰国するまでに修士論文を書き上げて提出しない
といけない追い込みの時期でしたが、一応ドラフトは完成させてあった
ので、それを指導教授の教授室にいつものように、アドバイス及び
英文添削のお願いメモと共に次の日に提出しました。
 そして、その日本人の友人のランドクルーザーのような雪道でも
走れるようなクルマにて、例の関西弁が得意なインド人とも一緒に
4名ほどで2泊3日のスキー旅行に出掛けたのです。
 そのレイクタホ(タホ湖畔)のスキー場は、リノという町にあり、
ネバダ州にはいったところで、サンフランシスコ市内からは、確か
4時間くらいで行けたと思います。
 私はスキーは全くの初めてで色々トラブルもありましたが、結構
それなりに楽しめました。また、夜はリノ市内の初のカジノも色々
楽しめて、久々の楽しい旅行でした!


 しかし、修士論文のほうはそれからのほうが、大変だったのです。


 今回の[中編]も長くなりましたので、これ以降の卒業までの苦労話
については、次回「第5話:サンフランシスコ、憧れの都市へ留学」
の[後編]にてお話ししましょう!
 そして、[後編]で無事卒業(修士号取得)に至るまでのお話をして、
この第5話を終えることとします。


 では、次号の[後編]も、どうぞご期待下さい!


                〜 第5話 [中編] 完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 今回は米国の西海岸の都市、サンフランシスコの大学院に
に留学の際の、第5話 [中編] をお送りしました!

 今回も1980年代終盤のお話の続きでしたが、丁度、私が留学
開始翌年の1989年には年初に時代が平成に変り、また、その
10月には日本でも有名なあのサンフランシスコ大地震(実は、
1906年にもサンフランシスコでは大きな地震があったよう
ですが)ガ発生し、このサンフランシスコ大地震では、サンフラン
シスコ市内とオークランド市内を結ぶ、あのベイブリッジも崩れた
ので、日本でもかなり大地震のように伝わったようです。
 しかし、1989年の地震は米国内では「ロマ・プリータ地震」
と呼ばれており、「サンフランシスコ大地震」は1906年4月の
地震をさすようです。

 次号の[後編]では、最後に、無事に米国大学院での修士号取得
に至るまでの経緯や苦労話を中心に書きたいと思っています。
 そして、この米国大学院への留学&卒業から、私のその後の海外
との関連が本格的に始まることになったのです!

 今後も、頑張ってどんどん毎回執筆してゆきますので、ご期待
下さい!
 本コラムに関してのご意見、ご希望等がありましたら、ご遠慮なく、
下記欄外の「■ご意見、ご感想」のメルアド宛てにお寄せください!

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!
(今回も、連載コラム、長くなってしまいましたね〜(笑。))


 私が今、単身で生活しています愛知県や仕事先の関西でも新型コロナの
第3波が依然として猛威を振るっているようですが、つい先日、イギリス
では、新型コロナに効くワクチンが認可され、近々イギリスではワクチン
の接収が始まるとのニュースが飛び込んできました。

 ロンドンは以前数年住んでおり、また今も知り合いがロンドン市内で
働いていますので、ワクチンの接収開始で早々にコロナが収まってくれる
とありがたいです。
 ただ、今回ワクチンの開発が凄く早かったので、副作用も含めて
十分な検証ができているのかどうか、ちょっと不安ですよね〜。
 私は普段からインフルエンザ等の予防接種もあまり好みませんので、
新型コロナのワクチンとなると余計に心配です。

 因みに、ワクチンの継続有効性も本当にどのくらいの期間有効なのかが
わかりませんので、確かにコロナにかかった際の症状は軽くて済むのは
ありがたいですが、やはり先ずは、冒頭のところにも書きましたように、
各人の予防(コロナにうつされない、コロナをうつさないような)の姿勢
が基本的に大切だと思います。それと、コロナに負けない強い体を肉体面、
精神面でつくることも大切かもしれませんね〜。

「病は気から」と、昔からよく言われますので(笑)。




  閑話休題


 現在の連載コラム『海外都市訪問回顧シリーズ』の今後の予定としては、
今のところ、以下のように考えています。
(実は、少しまた思い出し、米国のサンタクララ駐在前の、二度目の
日本からロサンゼルス近郊都市への2週間ほどの出張の話も追加します!)


 ●2020/12/23 【実践留学道場】第749号
       第5話:サンフランシスコ、憧れの都市への留学 [後編]
    (これはサンフランシスコでの大学院修士号取得に向けての
     苦労のお話です。大学院の卒業式への出席は、米国では、
     5月頃にまとめての実施でしたので、そのお話は第7話の
     最初のほうになります!)


 ●2021/1/6 【実践留学道場】第750号
       毎年恒例の「新年特別コラム」を掲載します!


 ●2021/1/20 【実践留学道場】第751号
       第6話:グレンデール、ロサンゼルス近郊の都市へ出張
       (これは米国のロサンゼルス近郊の都市に出張した際に
    ひょんなことから初のラスベガスに行くことになった
    お話です。)


 ●2021/2/3 【実践留学道場】第752号
       第7話:サンタクララ、米国のITメッカでの駐在生活 [前編]
    (これは米国のシリコンバレーと呼ばれるサンタクララへの
     駐在の準備の時のお話です、その事前打合せ訪問の際に、
     サンフランシスコに移動し、上記の卒業式にも参加して
     きたところまでのお話の予定です。)


 ●2021/2/17【実践留学道場】第753号
      第7話:サンタクララ、米国のITメッカでの駐在生活 [中編]
    (これは米国のシリコンバレー駐在中の様々な体験談です
     【中編】は、まだ独身の時の話です。駐在中の個々の
      訪問都市の話も色々掲載予定です!)


 ●2021/3/10【実践留学道場】第754号
      第7話:サンタクララ、米国のITメッカでの駐在生活 [後編]
      (【後編】は主に、結婚後の米国での夫婦での生活の話が中心
     となります。仕事以外の話に加えて、家内と一緒に訪問した
     米国内の色々な都市の話も含めて、このあと掲載予定です。)

      :
      :

    (ということで、まだまだ、永久に(笑)続きますよ!)


 次号以降も毎回頑張っての書き下ろしで執筆してお送りしますので、
どうぞお楽しみ下さい!!


 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、英語や留学関連のみでなく、
これまで【週刊GNB】で扱っていました「グローバルビジネス」関連
の内容も含めて色々頑張って執筆&発行を継続して行きますので、どうぞ
引き続き宜しくお願いします!

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


     ●●● 次回は、12月23日(水)発行予定です。●●●


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