メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 421  2020/07/19


少女の性 第四百二十一部

「ああんっ、これ、ああんっ、すごく感じるぅ」

舞は一人上手の時よりもずっと快感が強いことに喜びの声を上げた。感じなくなってからは、一人上手の方が気が楽な分だけ少し感じるようになっていたが、今はもう全然違う。舞の身体がくねくねと大きく波を打つように動き、自分で乳房を揉み寄せて舞が声を上げ、舞の中で宏一の肉棒が扱かれていく。

「そんなに扱いたら出ちゃうよ」
「出せるの?ああぁっ、ああんっ、ああっ、ああっ、出して、思いっきり出して」

舞は自分で放出に導けることを喜び、更に大胆に腰を動かし始めた。

「ああっ、ああっ、すごい、ああんっ、ああああぁぁ」

舞は乳房を揉みながら喜びの声を上げ続けた。今、自分は女であると言う喜びが何物にも代えがたい深い愉悦となって舞の身体中に満ちている。宏一にすがるように抱かれたときには仕事のストレスと感じなくなってしまった身体に絶望しかけていたが、宏一と肌を合わせるようになってからは完全に逆転した。もともと舞はそれほどセックスに積極的ではないほうだったが、今は自分から堂々と肉棒を求めて感じることが楽しい。舞は宏一の肉棒を身体の奥深くに感じながら、半分やけになって抱かれたが正にラッキーだと思った。そう思うと、最初は抵抗感が強かったバイブを使うことなど、もうどうでも良くなっていた。

「ああん、宏一さん、気持ち良い、もうすぐいっちゃいそう」
「舞さん、俺の方ももうすぐだよ。んんん、そんなに扱くともう持たないよ」
「出して、宏一さんが出して、早く、お願い、あああああ、私こそもう、んんん、お願い、早く、出して」
「舞さんっ、んああ、もう、ん、出すよぉっ」

宏一はそう言うと、舞の奥深くへと放った。ドクドクドクッと肉棒が鼓動し、肉棒の先端がグッと開いて舞の肉壁を強く擦る。

「んああああああ、いくうぅっ」

舞はその刺激で絶頂した。舞は身体の奥で肉棒が精を放つ様子が分かった。そして、身体の奥にじわっと液体が堪っていく様子までも何となく分かった。舞は乳房をぎゅっと握り締めて絶頂の快感に耐えながら『これが女の喜び』だと思った。

そのまま舞はぐったりと宏一の上に倒れ込んだ。もう完全に体力の全てを使い果たしていた。そして心も身体も完全に満足していた。宏一に抱かれて息を弾ませながら、何も言わなくてもお互いの気持ちが伝わったと思えた。宏一の肉棒がゆっくりと抜けていったが、もう舞は気にしなかったし、もうどうでもよかった。

「明日は俺の方が先に出るね。舞さんはゆっくり身体を休めていてね」

宏一の声が聞こえたが、舞は軽く頷くだけだった。そしてそのまま二人は深い眠りへと落ちていった。

翌朝、宏一が目を覚ますと、舞は直ぐ横に寝ていた。エアコンで身体が冷えたのか、丸くなっている。宏一はベッドカバーを掛けると簡単に身支度を調えてホテルの部屋を出た。一度部屋に戻ってシャワーを浴びてから着替えて出社するから時間に余り余裕はなかった。それでも会社に着いたとき、近くのコーヒーショップで軽く朝食を取るくらいの時間はあった。

宏一がミラノサンドを食べながらアイスコーヒーのLを呑んでいると、外をさとみが歩いて行った。ふと時計を見ると、まだ少し時間がある。どうやら少し早めに出社したようだ。宏一は食べ終えると会社へと向かった。

「おはようございます」
「おはようございます」

二人は挨拶すると、早々に仕事に取りかかった。PCのファイルサーバーから昨日の伝票を取り出して夕方入力した実績と照合し、支払用のファイルに入力し、予定と照合して今日の作業指示伝票を発行する。友絵が退職した後、これまでは宏一が全てやっていたが、今日はさとみの作業を宏一が横で見ていてサポートするだけにした。

さすがに宏一がやる速度に比べると半分以下だが、さとみが自分でやらないことにはいつまで経ってもさとみに任せられない。さとみは何度もつっかえながら、それでも何とか作業を終えると現場の責任者に確認するために部屋を出て行った。

さとみが部屋を出て行くと、宏一は外回りに出かけた。外回りというと普通は営業が多いのだが、宏一の場合は業者との打ち合わせだ。本来発注する側の宏一から業者に出向くのは筋違いとも思えたが、ほんの数工数のためにいちいち面会時間を決めて次々に違う業者と会うのは面倒だし無駄になる時間も多い。一度に多くの工事を発注して一気に工事を進めるという方法もあったが、それだとネットワーク工事が終わってからの立ち上げと調整が大変になる。だから宏一は、確実に少しずつ工事を進めていく方法を採っていた。だから会社の中のネットワークは少しずつ、部分的に能力が上がっていった。社員にはそう言っていないが、実は部分的には既に最新の能力を持っている部分もあるのだ。多くのシステムエンジニアを一時的に雇う必要が無いことから、この会社もこの宏一が一人で少しずつ能力を上げていく方法を気に入っていた。一点だけ問題があるとすれば宏一を雇う期間が延びることだが、トータルではこの方が安くなるのだ。

この日、宏一は新しいネットワークのセキュリティシステムの選定に入っていた。多くの会社では、セキュリティソフトの会社から日々発生するウイルスなどのファイル情報の配信を受けて個人持ちの端末に毎日ダウンロードする方法を採っている。しかし、この方式は配信費用の価格が高くなるという欠点があるし、配信するウイルス情報をピックアップしてまとめるのはセキュリティ会社の手仕事なので人間由来の間違いも多い。だから一般的にセキュリティ会社では安全かどうか不明な場合は常に危険と判断するようにしている。このため、この方式では本当は問題が無いのに危険だと判断されてアクセスできないサイトが常にいくつもあったし、ウイルス情報のファイルを更新できないとヤフーでさえ危険と判断されてアクセスできない事があった。

そこで宏一は別の方法を採用することにしていた。各端末のセキュリティソフトの判断能力のみでネットワークのセキュリティを確保することにしたのだ。毎日過度に危険判断を高めたソフトを受信する必要が無いので配信関係の値段が安いし、営業力が勝負のこの会社の外回りの人間がアクセスできないサイトは少なくなる。それでいてハッキングの危険などは適切に排除できるのだ。

ただ、脅威をどのように評価するかについてはセキュリティ会社のノウハウなので簡単には教えてくれない。そこで宏一は定期的に顔を出しては小出しの情報を集めている。それでも、最近はお互いの信用も高まって宏一が必要とする情報がかなり得られるようになってきていた。

「やぁ、三谷さん、今日はいよいよ決めてもらえるのかな?」

セキュアネットの担当者は宏一を笑顔で迎えてくれた。

「そうですね。そろそろかなと思っていますよ」
「それなら、今日は大盤振る舞いでウチの中を見てもらって、気持ち良く決めて下さいよ。何から見ます?」
「それじゃ、脅威レベルの判断ロジックを組み立てているところから」
「いきなりそこに行くんだ。分かった。見せるよ」

担当者はそう言うと、宏一を別の場所に案内した。

「もう分かってると思うけど、ウチでは外から入ってくる情報よりも端末の中でどんなことが起こってるかの監視に重点を置いてる。特に鍵はクッキーだね」
「そうだよね。クッキーはセキュリティの宝の山だからなぁ」
「だからウチではクッキーを利用してアクセス権を手に入れようとするウイルスに注目して成果を上げてるんだ。これ、かなりすごいよ」

そう言って担当者は宏一にその仕組みを説明した。

「オンラインアップデートの頻度はどれくらい?」
「今の感じだと、2週間に一度くらいかな?もちろん端末のブラウザのチェックはバックグラウンドでやってるから、必要になるとすぐにアップデートの要求が入るけどね」
「それは、完全に独立してできるんだね」
「そう、その判断自体は端末でオフラインでやってる。それがウチの売りだからね。確認する範囲を絞ってるから負荷も小さいし」
「ウイルスの駆除自体は他と同じ?」
「それは同じ、って言うか、できる範囲は決まってるからね」
「端末への導入はどうやってやるの?オンラインで一斉にやる?」
「それが一番早くて確実だけど、個別にやることもできるよ」

それから宏一は担当者と具体的な動作やエラー処理について話し合った。

「分かった。それじゃ、契約に進むことにするよ」
「了解。営業担当者を呼ぶから、会議室で待ってて」

その後、宏一は担当者と契約内容について詳細に打ち合わせを行った。それはかなり面倒で細かい仕事だったので、かなり時間が掛かった。もちろん、契約には会社の同意が必要なので、その準備も同時に進める事にして、契約書に盛り込む内容を詰めていく。

実は、宏一の作る契約書は社内で評判が良かった。新規の契約書、特に滅多に発生しないような契約書を作る場合、普通は契約した内容が上手くいくことばかりを前提に書いてあることが多く、契約でカバーしきれない事態が発生した時や、問題が発生したときなど、何十ページもある契約書でも『問題が発生したら双方は誠実に話し合って対策を決める』としか書いてない場合が多い。双方が誠実なら問題など起きるはずがないので結局契約書に書いてある内容が意味をなさないことが多い。

しかし、宏一の作る契約書はバランス良く双方の責任範囲が明記されており、問題が起きた時を起点に解決を双方で確認するまで定期的に問題点を確認し続けるようになっていた。だから放り出したまま問題が更に悪化することを防ぐことができ、経営層には評判が良かったのだ。ただ、そのような契約書を作るにはかなりの経験が必要だ。宏一はその経験を持っている実力者だった。

「三谷さん、それじゃ、今日は成約前のお祝いとして会社から接待費が出るけど、夜は空いてる?肉でも魚でも、お好みのところで良いよ」

契約担当はニコニコして宏一に聞いてきた。会社の金で美味しいものを飲み食いできるのは営業担当の役得だ。

「申し訳ない。今日は都合が悪いんだ。また今度お願いするよ」

宏一は由美の笑顔を思い出して丁寧に断った。担当者は残念そうだったが仕方ない。

「分かった。それじゃ、できるだけ早めに連絡して欲しいね。サインナップしてしまえば無効になるので」
「分かった。それじゃ、念のために名刺を渡しておくね。いざとなったら使ってよ」

そう言うと宏一は名刺を渡し、どうしても宏一がいけない場合には宏一の名刺だけ本人の代わりに出席させて欲しい旨伝えた。

結局、契約書の内容を盛り込み終わったのは夕方であり、宏一はさとみに直帰する旨伝えてウィークリーマンションに向かった。これからだと、少し遅れるかも知れなかった。

そして宏一が急いで部屋に向かっている間、改めて由美からの連絡を確認したが、特に連絡は入っていなかった。このところ、母親の病院の都合で木曜日は会えないときが続いていたが今日は大丈夫らしい。少し遅れて部屋に着いたとき、由美はいつものように机で静かに勉強していた。

「由美ちゃん、木曜日は久しぶりだね」
「はい、今日は大丈夫でした」

由美は笑顔で答えた。由美も嬉しそうだ。

「このところ、お母さんの病院で忙しいんだろ?嬉しいよ」
「はい、今日も病院に行かないといけないかと思ったんですが、電話で聞いたら今日は大丈夫って言われました。でも、明日は行かないといけないみたいだけど・・・・」
「お母さんの着替えとか、持って帰って洗濯して、それからまた持って行かなくちゃいけないんだろ?大変だよね」
「はい、病院でも洗濯はしてくれるんですけど、やっぱりいろんなものが着たいみたいで」
「お母さんは寂しいのかも知れないね。由美ちゃんに甘えているのかな?」
「そんな気もしますけど、家族だから・・・・。宏一さん、こっちに来て下さい」
「うん、まだ勉強するの?」
「はい、お願いします」
「何から始める?」
「数学を・・・・」

由美はそう言うと、数学の問題集を宏一に見せた。

「図形か・・・・、由美ちゃんは得意だったろ?」
「はい、そうなんですけど、得意だって勉強しないと遅れちゃうから・・・」

由美はそう言って解いていた途中の図形を宏一に見せた。実は由美は図形の問題を勉強したいと言うよりは、一昨日の最後と同じ事を宏一にして欲しかったのだ。今やっている図形の問題も、解けることは最初から分かっていた。だから、解き方を宏一に教えて貰う必要は無かった。それよりも、宏一にしっかりと愛されたかったのだ。

ここで宏一に勉強を教えて貰うようになってから、由美は愛される時間をたっぷりと取りたいので学校での授業に集中するようになっていた。学校の授業に集中するようになってから、勉強時間が短くても成績は落ちなかったし、どちらかと言うと上がってきていた。だから由美は、このままこの部屋では宏一に思い切り愛されることで更に成績を上げようと思っていた。

「ははぁン、これはここの面積を求めるために必要なことを決めるのが鍵なんだね」

宏一はそう言うと、由美の脇から両手を入れて小ぶりな膨らみを包み込んだ。由美はそれを自然に受け入れ、宏一の手が膨らみを優しく撫で回し始めるのをワクワクしながら感じていた。

「はい、でも、円の半径しか出ていないから・・・・」

由美は既に頭の中では解けている図形の問題を、わざと解けていない振りをして宏一に甘えることにした。円の中に三角形があって、その面積を問う問題だが、補助線を引かないと面積が出ないタイプの基本的な問題だ。宏一の両手で包まれて優しく撫で回されている乳房からは甘い感覚が沸き上がり始めている。

「それじゃ、円の中にある三角形の面積は分かる?」
「はい、それは・・・・・ここは、これが30度だし、こうすればここがが直角だから・・・・こうなります。それと、こっちはここの面積がこうだから・・・」

由美は胸から沸き上がる感覚を楽しみながら、わざとゆっくり問題を解いていった。

「うん、そうだね。分かってるじゃないの」
「でも、これだと・・・・・ここが・・・・・・」
「そうだよね。それだと直ぐには面積が出ないよね。どうすれば良いと思う?」
「それは・・・・・・」
「考えてごらん?」
「でも・・・・んんんん・・・・・宏一さん」
「なんだい?」
「あの・・・・」

由美は次第に制服の上からだけでは我慢できなくなってきた。すると、宏一は由美の様子から感じ始めたことに気が付いたのか、由美のスラリとした項を唇で可愛がった。

「んはあぁぁぁぁぁ」

由美は首筋を宏一に押し付けるようにしながら深く息を吐いた。身体の中でスイッチが入った。

「そんなにされたら、我慢できなくなりますぅ」
「しない方が良い?」
「そんなの、いやです。ちゃんと・・・・・もっと・・・・・」
「もっと?何かな?」
「ちゃんと・・・・・優しくしてください」

由美はそう言うと、無言で静かに制服のジッパーを自分で下げ、宏一の手を制服の中のブラジャーの膨らみに導いた。ちゃんと一番上のホックは留めたままだ。


つづく


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