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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2020ー4ー19 第890 毎日曜日発行 地方の札所を巡る旅 安房三十四観音霊場 32 館山5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 出野尾 安房三十四観音 32番札所 【小網寺】 真言宗智山派 20−6−4 右手に六地蔵が座し、寺標の石柱が建つ参道を行き朱の『仁王門』を潜ると 右手に『本堂』が建ち、参道の両側にはソテツが植えられ南国ムードを感じる、 本堂前にある梵鐘は国の重要文化財指定、弘安9年(1286年) 高さ1,07cm,口径62,1cmのやや小ぶりの鐘である。 仁王門から真っ直ぐに石段が伸び高台に『観音堂』が有る、 ご本尊は藤原期の聖観世音菩薩が安置されているが、お厨子は閉扉されている。 高台の境内には地蔵菩薩立像と宝篋印塔が一基、 杉の古木の木陰に静かに佇んでいるが如し、 無住で納経は30番の観音寺で受けられる。 所在地 館山市出野尾859 |