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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2019-09-15 第859 毎日曜日発行 地方の札所を巡る旅 安房三十四観音霊場 01 01名古屋 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1234年頃一人の行脚僧が山紫水明名なこの地を選び観音霊場を選び宝前に詠歌を納めたのが始まりとされている、以来丑年と午年の6年毎にご本尊は開帳され安房一国を巡る観音霊場である。 館山 安房三十四観音 1番札所 【那古寺】 真言宗智山派 20−6−3 JR内房線「那古船形駅」から徒歩15分程1,1k東へ行ったR127沿いに【那古寺】はある。 坂東札所だと結願寺だが安房では打ち始めの寺、 寺標が建つ急な石段を登ると朱の『仁王門』に着く、 門を潜ると左に手洗いと鐘楼が建ち右手に『お授け地蔵』と『阿弥陀堂』がある 阿弥陀堂には見事な阿弥陀如来座像が安置されている、『二重の塔』も並び建つ。 参道は左折し、角に「針塚」があり『本堂』は海に向かって建っている、ご 本尊は千手観世音菩薩 正面のお厨子に収まっている、厨子の左手に不動明王、 右手に地蔵菩薩が安置されている、他に重要文化財指定、鎌倉期の千手観世音菩薩、弘法大師、十一面観世音菩薩等が祀られている、 内陣の欄間には見事な龍の彫刻が施され天井は絵天井になっている。 本堂の左に『大黒堂』裏の山手に『地蔵堂』がある。 本堂前からの館山湾の展望は素晴らしい、尚2,22,23番の納経も此処で受けられる。 所在地 館山市那古112 0470−27−2444 |