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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2019-07-21 第851 毎日曜日発行 地方の札所を巡る旅 尾張三十三観音霊場 26 瀬戸 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 瀬戸 26番札所 【宝泉寺】 曹洞宗 18−9−11 瀬戸物で有名な瀬戸は町の真ん中を瀬戸川が流れて町を二分している、その川をさかのぼり町外れの高台に多宝塔が見える所が【宝泉寺】である。 ナマコ壁に囲まれた堂々とした上下二層、竜宮造りの『山門』、6段ほどの階段を登ると、白砂が広がる境内、左に鐘楼、その周りに33観音の石仏に囲まれて『陶彫の祖 渡辺幸平の墓』がある。渡辺は手練りの原型にヘラを用いた陶彫を始めた人です。 正面に『本堂』ご本尊 釈迦如来と左に薬師如来、右に地蔵菩薩が祀られている。 本堂左脇間に尾張三十三観音26番の千手千眼観世音菩薩が祀られ薬師如来、陶都らしく,陶製の十六羅漢が安置されている。この羅漢像は瀬戸市の文化財に指定されてている。 本堂裏には、先ほど遠望された『多宝塔』が建ち、納骨堂になっている。 所在地 瀬戸市寺本町30 0561―82−2316 |