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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2019-04-144 第837 毎日曜日発行 地方の札所を巡る旅 尾張三十三観音霊場 12 名古屋 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 名古屋 12番札所【観音寺 荒子観音】 天台宗 18−3−11 奈良時代の創建といわれ一時荒廃したようですが、 その後1576年に前田利家が本堂を寄進するなど隆盛をみました。 その本堂も明治24年の濃尾地震で倒壊し、現在新しく再建されました。 豪壮な『仁王門』には円空作の3mの個性的な仁王さんが鎮座まします。 境内に入ると一際目立つ『多宝塔』1536年建立の三間多宝塔で 名古屋市内最古の建造物で重要文化財に指定されている。 新しくなった『本堂』にはご本尊 聖観世音菩薩が安置されている。 本堂の左手前に『不動堂』があり。不動明王と28部衆が祀られている、 その他境内には伝大士を祀る『六角堂』、『地蔵塚』等がある。 更に十二万体の仏像彫刻を祈願した僧 円空の素朴な鉈彫り仏像が223体、 多宝塔内に仁王を彫刻した残材で彫られたという1020体の 千面菩薩が寺に残されている。 これらの円空仏は毎月第2土曜日、午後1時から公開されている。 所在地 名古屋市中川区荒子宮窓138 052−361−1778 |