メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第682号]  2018/03/07


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             【実 践 留 学 道 場】

                第682号(2018/3/7発行)

       毎回発行部数:約310部、 累計発行部数:406,505部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の多門院 英蔵こと、ヒデクラです。

 今年も早くも、もう3月となって、徐々に暖かくなってきました!ここ名古屋
でも、今年は雪が降ったり、寒い日々が多かったので、早く春が来て貰いたい
ところです。

 ところで、韓国での冬季オリンピック、このメルマガ執筆時に閉会となりまし
たが、日本の選手の奮闘で、金メダル等多くのメダルが取れたようで、良かった
です!
 いよいよ、2020年の東京オリンピックも迫ってきましたので、選手の方に
は引き続き頑張ってもらい、更に多くのメダルを獲得して貰いたいところですね。

 ところで、前回の東京オリンピックは、昭和39年であり、その時に、日本で
初めての記念硬貨である、富士山が描かれた東京オリンピック記念1000円銀
貨と100円銀貨が発行されたのですが、何故か、これはあまり値段が上がらな
いようで残念です。(私は、今でもそれぞれ数枚持っています!)
 私はまだ小さい頃でしたが、銀行の前にならんで1000円札と1000円記
念硬貨を交換してもらったのを、うろ覚えに今でも記憶しています。
 逆に、今では2020年のオリンピック記念硬貨は、色々な種類の記念硬貨が
発売されていますが、表面がきれいなプルーフ加工のカラ―での記念硬貨では、
発売額自体も9500円と高いですが、更なるプレミアもすぐにつき、今コイン
ショップで入手しようとすると4万円以上もするので、なかなか手に入れにくい
のが実情です。造幣局に申し込み、当選した人がうらやましいです!


 それでは、気分一新、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『英語・留学センスアップ道場』[第2回]

    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

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 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

        『英語・留学センスアップ道場』[第2回]
          ===================

  前号に引き続き、新連載コラムのスタートです!

  その名も『英語・留学センスアップ道場』、あなたの英語や留学
 関連のセンスアップのご支援をさせて頂きます。 それでは、早速
 始めましょう!

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 ●『英語・留学センスアップ道場』[第2回]

   第1回目は「英語でひねる一茶の心」というタイトルで解説を行い、
 関連したクイズも出しましたが、内容が少しかたかったせいか、あまり
 読者からの反応、応募がありませんでしたね〜?
 (特に締め切りは設けませんので、どんどん応募ください! 素晴
 らしい俳句の英訳は、このコラムの中でご紹介させて頂きます。)

  心機一転、今回は、より留学に身近な話題を取り上げました。是非、
 下記に目を通した上で、クイズにも積極的にご応募下さい。


     ▼ 第2回:留学生活で重要なGPAとは? ▼

  GPA(G.P.A.とも表記する場合もあり)は、Grade Point 
 Average(成績評価平均点)の略であり、米国の大学、大学院で一般に
 用いられている、成績評価指標です。

  因みに、私の通った大学院(学部も同じですが)では、この成績評価
 システムは、"GRADING & QUALITY POINT SYSTEM (GPA)"として定義
 されており、そのなかでGPAは、

   ”GPA:Grade Point Average(calculated by QPTS ÷ QHRS)”

 と書かれていました。
 (因みに、QPTS:有効評価ポイント、QHRS:有効科目単位数を意味
 します。)
  すなわち、同一QHRS(受講科目単位数)に対して、QPTS
 (評価点)が大きいほど、GPA値が大きくなり、成績が良いと
 いうことになります。

  既に、これまでに私の「波乱万丈の留学体験記」や「留学成功の
 秘訣」を読まれた方は、GPAについてお分かりかと思いますが、
 この数値は大変重要な意味を持っています。
  つまり、このGPAにより、進級、大学院進学や奨学金を受け取る
 資格等々に影響するのです。

  それでは、まだこのGPAについてよくご存知ない方の為に、
 詳しく解説しましょう。

  通常日本の大学では、4段階評価法である、優、良、可、不可
 あるいは、これに対応してA、B、C,Dという風に4段階で成績が
 評価されますが、米国では通常これが5段階評価となり、例えば
 次のように定められています。

  A(Outstanding)--------> 100〜90点(4.0ポイント)
  B(Superior)-----------> 89〜80点 (3.0ポイント)
  C(Satisfactory)-------> 79〜70点 (2.0ポイント)
  D(Low Passing)--------> 69〜60点 (1.0ポイント)
  F(Failing)------------> 59〜0点   (0.0ポイント)
  
  そして、更に細かく、A〜Dには、それぞれ”+”と”−”があり、
 結局、A+(4.0),A(4.0),A-(3.7),B+(3.3),B(3.0),B-(2.7),C+(2.3),
 C(2.0),C-(1.7),D+(1.3),D(1.0),D-(0.7),F(0.0)と、区分されます。

  ここで注意が必要なのは、日本の大学と違い、履修した科目が
 たとえ不合格(DもしくはF)でもその科目の単位はGPAの対象
 となり、QHRSに組み込まれます。
  したがって、不合格科目があれば、GPAはかなり下がります。

  そして、大学によって差はあると思いますが、私の通った大学院では、
 入学条件として、大学時代の専門課程でGPAが3.0以上、全体の
 GPAで2.7以上が要求されていました。
 (もちろん、日本人にはTOEFLの得点も重要なファクターです!)

  また、大学院での条件も厳しく、卒業有効単位として認められるのは、
 それぞれの科目でB(3.0)以上で、それ以下(たとえB−でも!)有効
 単位として認められませんでした。
 (しかし、先程の説明のように、もちろんGPA対象となりますので、
 全体のGPAは下がります!)

  このように、米国の大学での成績評価システムは日本の評価システム
 より概して厳しく、大学によっては、あるセメスタのGPAが2.0を
 切ると、退学しないといけないケースもあると聞いており、このような
 実情から、”米国の学生は大学に入ってから良く勉強するが、日本の
 学生は大学に入るまでは勉強しても、入ってから勉強しない”と、
 言われるのかもしれませんね〜?

   
     ▼ 第2回:『留学センスアップ講座』クイズ! ▼

  さて、今回の上記『留学センスアップ講座』の内容を踏まえての
 クイズです!

  以下に示す米国のある大学院の学生の各科目の成績からGPAを
 計算し、この学生が卒業できるか否かを回答願います。
 (回答は、本メールの返信として、ハンドルネームに加えて、回答で
 あるGPA値及び、卒後可否及びその理由をご回答下さい。また、
 更にこの新連載コーナーへのご感想も添えて頂けると嬉しいです!
  ご感想等は、このメルマガ誌上で随時ご紹介させて頂きます。

  では、クイズの開始です。


  ★卒業前提条件: 5科目(15単位)以上履修すること。
          但し、B(3.0)以上を卒業有効単位とし、
          GPA3.2以上にて卒業可とする。
  [(注)これはあくまでもクイズであり、実際の卒業条件は、
    各大学により異なりますので、ご注意下さい。]

    ★そして、ある大学院生の履修履歴及び成績:

  Artificial Intelligence   QHRS=3.0   QPTS=A- (3.7x3.0=11.1)
    Program Language Survey    QHRS=3.0   QPTS=B- (2.7x3.0= 8.1)
    Management Science         QHRS=3.0   QPTS=A+ (4.0x3.0=12.0)
    Fault-tolerant Systems     QHRS=3.0   QPTS=B+ (3.3x3.0= 9.9)
    Operations Management      QHRS=3.0   QPTS=A  (4.0x3.0=12.0)
    UNIX Security              QHRS=3.0   QPTS=B- (2.7x3.0= 8.1)

    ★最後に、質問: 上記学生のGPAは? 
           また、この学生は卒業可能でしょうか?
           もし、不可であればその理由もお書きください。
      (今回の『英語・留学センスアップ道場』にヒントあり!)


  是非、積極的にご回答ください。一応、締め切りを2週間後の3月
 21日とさせて頂きます。多数の読者からのご回答メールをお待ち
 しています!!


                   〜 第2回、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 前回から開始しました新コラムの『英語・留学センスアップ道場』、
如何でしたでしょうか?
 「道場」と言う名にふさわしいように、今回のように読者参加の
クイズやコンテストも交えてのコラムにしてゆきたいと考えています。

 今回の第2回目の回答の期限は、一応、次号のメルマガ発行予定日の
3月21日(水)の夜中迄としますが、遅れても大丈夫ですよ(笑)。
 随時、このメルマガの中でご紹介させて頂きますので、是非奮って
ご参加下さい!!

 では、次号の第3回目の『英語・留学センスアップ道場』も、どうぞ
ご期待下さい!

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!

 今回の冒頭は、コインの話になりましたが、昔からのこのメルマガの
読者の方は存知のように、私は、かなり前から国内外のコインを広く収集
しており、その主なものは、私のホームページの趣味のページにも公開して
います。
(ロンドン駐在以降、イギリスの貨幣もかなり多く収集していますが、
これらはあまり未だホームページにアップロードできていませえん。
すみません!)

 コインにご興味がおありの方は、是非、下記のURLをご覧ください。
主に、日本の近代コイン、現行コイン、米国のコイン、イギリスのコイン
や、穴あきコイン、最近では、投資も意識して、金貨や銀貨も多くコレク
ションしていますので、そのうちに、下記のサイトにもアップロードしたい
と考えています。ご期待下さい!

   http://www.studying-abroad.jpn.org/collect.htm

 上記のURLは、各種秘蔵コレクションのページで、その中に
私のコインコレクションの一部も写真入りで公開しています!
(私がいつもお世話になっています、インターネットのコイン屋さん、
「アイコインズ」へのリンクも貼られています。)

 以上、今回の編集後記は、英語や留学とは全く関係の無い、コインの話
となってしまいましたが、まあ、「道場主の戯言」ですので、問題ないで
しょう(笑)。


 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させるべく、
発行を継続して行きますので、どうぞ引き続き宜しくお願い致します。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、3月21日発行予定です。●●●


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