メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 253  2017/03/05


少女の性 第二百五十三部

しかし、もし触られてイヤなことがはっきりしたら、それ以上には進まないようにしておかなければいけない。だからわざと俯せになってお尻から触ってもらうことにしたのだ。それは、いくら考えても自分の本当の気持ちがはっきりしない、そんな行き止まりの状況を打破するためには、もうこの方法しかないと思った由美のギリギリの選択だった。ただ、どんな方法でも良いというわけにはいかない。身体が喜ぶのはわかりきっているからだ。身体を触ってもらっている間にも、きちんと気持ちを保てる状況が必要だった。

胸を可愛がってもらうことも考えたが、それだとブラジャーまで脱がないといけないし、自分の身体が胸だけで満足しなかった場合を考えると、気持ちは戸惑っていても身体は挿入して欲しがるかも知れない。だから、思い切って秘部だけを指で触ってもらった方が良いと思えた。もちろん、そんなことをするくらいだから、由美の心はかなり宏一に傾いていたのだが、今まで宏一には知られないようにわざと意識して冷たい言葉を放っていたのだ。

しかし、宏一の指がパンツの上から秘核の周りを触り始めた時。由美は如何に自分の身体が宏一に馴染んでいるかを思い知らされることになった。

『んんっ、んぁっ、声が出ちゃいそぅっ』意識を張っていても自然に気持ちが落ち着いて指先に意識が集中してしまうのだ。そして与えられる快感を求めて身体がどんどん気持ち良くなろうとする。感じるのを抑えようとしても、まるで自分の身体と宏一が二人がかりで気持ち良くなろうとするのに自分一人で抗っているみたいで、とうてい止めようが無い。枕に顔を突っ伏して宏一に表情を知られないようにしていたが、自分の表情が快感に満たされていくのは自分でもよく分かった。

そして由美は、宏一に与えられる快感がどんどん物足りなくなっていくのを感じた。快感のレベルが低くて欲しがるのでは無く、快感が大きいのに身体がもっと強い喜びを欲しがるのだ。お尻が勝手に動こうとするのを止めるのが大変だった。

宏一がいつも以上に焦らしているのかと思ってもみたが、どうやらそうではなく、自分の身体がいつも以上に感じているようだった。そして、このままだと全てを脱ぎ捨てて宏一の肉棒を求めそうになると思い、とにかく指で一度いくことでこの場を終わりにしようと思った。まだ肉棒を受け入れるところまで気持ちは整理されていないからだ。今肉棒を受け入れてしまえば身体は喜ぶが、心にわだかまりを残したままになってしまう。だから由美は言った。

「指を中に入れて・・・・もっと・・・」

由美の声を聞いて、宏一はこのままいかせて欲しいのだと確信した。理由は分からないが、由美は宏一の愛撫でいきたがっている。一瞬、それならば挿入できるのでは無いかと思ったが、それを言えばたぶん拒絶されるだろう事もなんとなく分かっていた。たっぷり愛されたくて挿入して欲しいなら最初からこんなやり方では無く、きちんと最初からステップを踏んで愛されようとするだろうからだ。

「こうすればいい?」

宏一はそう言って中指を由美の小さな秘口に差し込んでいった。

「はうぅぅーーーーーーーーっ」

指が肉壁を押し分けて入っていくと、由美の身体の中に強烈な快感が吹き上がり、枕を握り締めて抑えようのない声が出てしまった。指を一本入れてもらっただけの筈なのに、予想以上の快感に本当に気を失うかと思ったほどだった。既に由美の秘口の中は既に十分潤んでおり、指が狭い肉門を通り抜けて中を探ると既にたっぷりと濡れていた。宏一の指は由美の肉壁を優しく掻き回していく。

「んあぁぁぁぁ、ああぁぁんっ、くうぅぅぅっ、んんああぁぁぁ」

抑えようとしても抑えきれない声が由美の口から溢れ出していく。由美はもうこれ以上快感を我慢するのは無理だと直感したが、それでも気持ちは保とうとした。

「パンツが汚れちゃうから脱がすよ」

宏一の声が優しく響き、指を一度抜かれてパンツを下ろされても由美は全く嫌がらなかった。それどころか、脱がす間に指を引き抜かれることが残念だった。
そしてパンツを脱がされて改めて指を差し込まれると、由美の気持ちはどんどん夢中になっていった。もう声を抑えようなどとは思わない。それは仕方の無いことなのだ。宏一のことが本当に好きなのかどうなのか、宏一を許して全てを受け入れられるのか、その自分の気持ちをきちんと確かめなくてはいけない。

「んあぁっ、ああっ、ああぁぁぁぁ、ああうぅ」

宏一はしばらく由美の肉壁を指で確かめていた。優しく掻き回していると、肉壁が指に絡みついてくる。それは由美自身が喜んでいる証でもあるので、宏一は嬉しくなってもっと気持ち良くしてあげようと思った。

肉壁を掻き回してから何度か出没し、そして時々指を抜いて秘核を可愛がり、また指を差し込む。宏一が由美を可愛がる定番のやり方だ。久しぶりに触る由美の中は嫌らしく濡れており、宏一の指に絡んでくる肉壁が可愛くして仕方が無い。宏一は気持ちを込めて可愛がっていく。

「あああぁぁ、そんな、あああんっ、んんんーーーっ、んあぁぁっ、あうぅっ」

由美は『いいーっ』と言いたくなるのを堪えるだけで必死だった。今は単に感じればそれでいい、声が出るのは仕方ないが、それ以上のことを言ってはいけない、そう思って必死に喜びの言葉を抑えていたが、いつまで我慢できるか自信がなくなってきた。今まで心のどこかで思い焦がれていた分だけ気持ちいいのだと気が付いた。

少しずつ自然に由美のお尻が持ち上がってきた。身体が少しでも愛撫をたくさん受け止めたがっているのだ。『だめっ、お尻を持ち上げたらもっといろいろされちゃうっ、してもらうことしか考えられなくなっちゃうっ』とは思ったが、『もっといっぱいして欲しいっ』という気持ちがあまりにも強すぎて腰が浮き上がるのを止められない。

すると、持ち上がったお尻とベッドの間に宏一の左手が差し込まれ、茂みを通り越して下から秘核を可愛がり始めた。

「ああっ、そんな後ろも前もなんてっ」

思わずはっきりと声が出たが、『だめ』とは言え無かった。宏一は気にせずに右手の指をグリグリと肉壁に差し込んで可愛がり、左手の指で秘核の周りを可愛がり始めた。

「ああぁぁぁっ、そんなっ、ああぁぁぁっ、だめっ、そんなぁっ、あああぁぁっ、我慢できないっ、あああんっ、いいっ、ああっ、いいーーーっ」

とうとう喜びの言葉を口にしてしまった。それは分かったが、もう止めようが無い。とにかく気持ち良いのだ。由美は全身を駆け巡る快感に、宏一に可愛がられて心から嬉しいと認めざるを得なかった。

「ああぁぁぁっ、そんなに全部しないで下さいっ、ああぁあぁんっ、良すぎますぅっ、ああぁぁぁんっ、もう、早くいかせて下さいっ、おねがいですぅっ」

由美は夢中になりすぎないようにと思って言っただけだったが、宏一にしてみればおねだりの言葉以外の何物でも無かった。

「もっともっと気持ち良くなってごらん。ほうら、こうしてあげる」

宏一は秘核の周りを可愛がりながら右手の指を2本にして秘口に差し込んだ。そして掻き回しながらゆっくり出没させる。

「あああぁぁーーーーっ、いいーーーーっ」

由美はとうとうはっきりとお尻を突き上げ、更に顔を上げて仰け反りながら声を上げた。全身に宏一に愛されている喜びが満ち溢れていた。

「もっともっと気持ち良くなってごらん」
「んあぁぁぁぁっ、だめぇっ、いっちゃいますぅっ」
「いっていいんだよ。どれだけ気持ち良くなっても良いんだよ」

その言葉で由美はすぅーっと高みに上がっていった。

「ああぁぁぁぁぁぁっ、いっくぅーーーっ」

由美はどこかで聞いたことのある言葉だと思いながら、絶頂の瞬間を歯を食いしばって堪えた。

「くぅーーーーーーーっ、はうぅっ、はうぅっ・・・・はうっ」

由美の身体が大きく波打ち、そのままドサッとベッドに沈んだ。

「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・」

由美はしばらくぼうっとしていた。宏一に久しぶりにいかせてもらい、息を弾ませながら絶頂の余韻に浸っていたのだ。『やっぱり宏一さんにしてもらうのは全然違う、一人でしてもこんなには絶対ならない』由美は一人上手で痛くなるほど弄ってしまったことを思い出し、次元が違うと思った。

しかし、目の前で大好きな由美のいく姿を見せつけられた宏一はこのままでは収まりがつかなかった。思わず挿入しようかと真剣に思った。目の前ではパンツを脱いだ由美がまだ無防備に息を弾ませ、お尻の間にてらてらと光った秘部が見えているのだ。
しかし、かろうじてそれだけは思いとどまると、由美の片足をぐいっと持ち上げて仰向けにした。

「ああっ、宏一さん、何を」

驚いた由美が慌てて防御の姿勢になろうとするのを、一気に両足を開いて股間に顔を埋めた。舐め上げる姿勢だ。

「だめっ、いやっ、宏一さんっ、だめですっ、待ってっ」

由美がそう言った時、既に由美の足は開かれて宏一の顔が由美の秘唇から数センチのところに来ていた。由美は一瞬にして『舐められちゃうっ』と思った。

「だめっ、それはだめですぅっ、お願いっ、待ってぇっ」

由美がそう言いながら宏一の顔を下に押しやろうとした。しかし動かない。ここでダメ押しに口でされたら、肉棒を我慢できる自信など無い。

「由美ちゃん、指でいっただけじゃなくて、お口でもしてあげるよ」

宏一の熱い行きが秘核を刺激し、声の振動が響いた。

「んあぁぁっ」

宏一の声と息でいきなり感じてしまった。由美の手の力が一気に抜けた。更に宏一は秘核の直ぐ近くで話し始める。

「ほうら、こうされるの、由美ちゃん好きだろ?もう少しだけ感じさせてあげる。いいよね?お口でされるの、好きだもんね」
「あうっ・・あっ・あっ、だめっ、ああっ」

由美はもう逃げられないと思った。そして、『もう仕方が無い』と自分でもあっけないほど簡単に抵抗を止めてしまった。ぎゅっと閉じようとした足の力が抜けて宏一に受け入れたことが伝わる。

「さっき指で触ったところだから、お口でしてもいいでしょ?直ぐに最高にしてあげるからね。由美ちゃんのここ、まだ動いてるよ」

由美は宏一が口でするだけだというので抵抗を止めた。それどころか、早くして欲しいと思い始めた。ほんの今、『するなら早く終わりにして』と思って諦めたのに、受け入れてしまうと今度は本当に早く愛して欲しいと思い始めた。自然に宏一の目の前の秘部がゆらゆらと上下し始めて愛して欲しいことをアピールする。

ただ、由美にとって幸いだったことに、宏一はここでほとんど焦らそうとしなかった。ぎりぎりまで焦らしてもっと最高にするよりも、今は純粋に由美に気持ち良くなって欲しかったし、直ぐに口で由美を愛したかったのだ。

宏一の舌が差し出され、由美の秘核の下の平らな部分をチロチロと舐め始めた。

「ああんっ、ああっ、あう、あんっ、あんっ・・・・」

由美は舐め始めてくれたことに安心すると、宏一の愛撫を受け入れた。自然に足が限界まで大きく開いていき、膝が少し上がって秘部を宏一の顔の真正面に差し出す格好になっていった。

「ほうら、気持ち良い?」

宏一が秘唇の各部分に丁寧に舌を這わせていく。

「ああんっ、あんっ、ああぁぁん、あああああ、ああぁぁんっ」

由美の可愛らしい声が部屋に満ちていく。由美はもう声を抑えようとはしなかった。そして頭の隅で、『さっき、もし宏一さんが入ってこようとしたら、きっと抵抗できなかった。きっと夢中になって奥まで全部欲しがったはず』と思った。そして、『今の口でしてもらっているのは指でしてもらったことの延長。だからしてもらっても大丈夫』と思うことにした。更に『それに、もしさっき宏一さんが無理に服を脱がそうとしたら抵抗しなきゃいけなかった。今は触ってもらったところをお口でされるだけだから、そんなことしなくて良い、だからだいじょうぶ』とも思った。

宏一の舌は少しずつ動きを大きくし、秘核の周りだけでなく秘核を優しく舐め上げ、更に秘唇の周りも全て丁寧に舐め回していった。由美は次第に舌の動きに夢中になり、更に膝を高く上げて秘部全体を宏一に差し出していく。宏一はそれを丁寧に舐め回すことで由美を喜ばせていった。

しかし、そうなると由美はもっと欲しくなってくる。既に気持ちは解放されているのだ。次第に高まってきているが、そうなるとどうしてもあれをしたくなる。由美は自然に両手を伸ばし、宏一の頭を抱え込んだ。

宏一は由美が両手で頭を押さえ込んできたことに気が付いたが、あえて何も言わなかった。それが由美に的確に伝わり、宏一の許可と受け止められた。だから由美は宏一の頭をグッと押さえ込むと、秘部全体で宏一の顔を包み込んだ。そのまま思い切り何度も腰を突き上げて宏一の顔を秘部に擦りつけて貪った。

「んあぁっ、ああっ、ああっ、ああぁっ、いーっ、あうぅっ、ああんっ、これっ、あうーっ」

由美は一気に強烈な快感を秘部全体で受け止め、更に思い切り腰を使った。もう何も躊躇わない。そのまま一気に駆け上がっていく。

「ああぁっ、いいっ、いーっ、んあぁっ、はうっ、はうっ、ああっ、ああっ、ああっ、いっちゃう、いっちゃうぅーーっ」

久しぶりだったからか、由美はあっという間に駆け上がってしまった。自分でも早すぎると思った時はもう手遅れだった。どうにも止めようが無い頂上に由美は達し、そこを乗り越えた。

「はうーーーーっ」

宏一の顔を股間に挟み込んだままグッと高く腰を突き上げ、由美は身体を硬直させた。

「ううーーっ・・・・ううっ・・・・・・うっ・・・」

由美はそのままぐったりと大の字になって宏一を解放した。宏一が顔を上げると、目の前に下半身がむき出しの由美が激しく息を弾ませている。いつもならこのまま由美が肉棒を求め、宏一は由美の中を堪能するのだ。しかし、宏一はそれを気力で我慢した。それをしてしまうと由美の気持ちが台無しになる気がしたからだ。そっと由美にパンツを穿かせて由美の横で髪を優しく撫でる。

由美は何も言わずに静かに髪を撫でられていた。正直に言えば、このまま挿入されても受け入れる気になっていた。そして、どうして宏一は挿入してこないのかと思ったほどだった。今は身体が肉棒を欲しがっているし、宏一にもそれは伝わっているはずだ。しかし、同時にもう一つの理性がそれを押し留めていた。由美は本当にギリギリで我慢した。自分からは言わなかったが、宏一の手で脱がせてくれるのをじっとしばらくは待っていた。しかし、宏一は脱がそうとしない。それが分かると、由美は心から安心した。宏一が自分の揺れている気持ちを包んでくれていると実感できたのだ。
やがて由美はそっと起き上がると服を整え始めた。

「帰ります」

由美はそう言ったが、顔は高揚しているし、言葉に冷たい感じは全くなく、どちらかというと名残惜しい感じだ。宏一は由美をそっと抱きしめたが、由美は抵抗しなかった。そして、由美の細い身体を抱いたまま首筋にちょっとだけキスをした。

「あんっ・・・・離して下さい・・・・帰ります・・・・・」

由美はそう言ったが、明らかに宏一の唇が項を這うのを受け入れている。

「あん・・・だめ・・・・今日は・・・・・帰ります・・・・・」

由美は理性と愛欲に翻弄されながら、宏一の腕の中で喘いでいた。もちろんこのまま後ろを向かされてパンツを下ろされても抵抗できないだろうと感じていた。しかし、宏一ならそれを我慢してくれることも分かっていた。


つづく

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