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┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯ 「クラブ馬主研究会」メールマガジン 第143号(2017年2月21日発行) 〜愛馬を持つ、すべての人に〜 発行元:クラブ馬主研究会 URL:http://www.facebook.com/clubbanushi 発行数:971部(前発行+5部) ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯ 皆さん、こんにちは!林です。 ゴールドアリュール、突然の訃報。 最高のダート適性を示したサンデー系種牡馬の死は、この系統が次世代 に移り変わる、時代の流れなのでしょう。 今回から始まるシリーズ記事は、期せずしてサンデー系種牡馬の系統 を考えるものとなりました。 初回はディープインパクト編ですが、ゴールドアリュール編もあります。 ━┫お知らせ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ディープインパクト 久保吉輝写真集』 仏凱旋門賞への挑戦で日本中のファンを魅了した無敗の三冠馬ディープ インパクトをカメラマン久保吉輝氏の写真で構成。 http://amzn.to/2imP26I ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【種牡馬】サンデー系種牡馬の系統・考察:ディープインパクト編 現在の日本競馬において無視できない、サンデーサイレンス系種牡馬。 既にキンシャサノキセキ産駒やディープブリランテ産駒といったサンデー ひ孫世代がデビューを迎え、勢力を拡大しています。 とは言え、サンデー孫世代の種牡馬を見ると、質・量ともに差があり 系統間に特徴が出ています。そこで「私たちクラブ馬主が注目するべき 活力ある系統はどこか?」を、シリーズで考察して行きましょう。 ◆質・量ともに素晴らしい、ディープインパクト系統 まずは、代表格ディープインパクト。本馬を含め13頭の現役種牡馬は 系統最多。9頭(69%)のG1勝馬(Jpn1、海外含)で固められています。 しかも、芝の短・中・長距離すべてで種牡馬を輩出。素晴らしい! (距離の分類は、G1勝利レースのみ対象) ◆大ブレイクする種馬は出ない?牝馬は大ブレイク? 無視できない系統ですが、完全ではありません。本馬のように「G1を 数多く勝つ種馬が誕生していないこと」に疑問を感じます。時間の問題 で、これから出現するかもしれませんが、多くの良血牝馬と配合されて 「G1×2勝馬が最高」とは物足りません。 反面、牝馬ではG1を7勝したジェンティルドンナが誕生していること から、強い牝馬を出す系統かもしれません。 ◆芝の全距離で、系統を拡大させたい社台SS サンデー系種牡馬を一番知るであろう社台SSでの繋養馬(◎印)6頭 (全体の46%、G1勝馬の67%)を見ると「G1馬の中から、芝の全距離で 本系統をさらに拡大させる」戦略が予想されます。 ◆ディープ産駒以外は様子見。青田買いなら牝馬(個人的見解) では、私たちクラブ馬主はどうすれば良いのでしょう? 資金と出資実績に余裕があれば「ディープインパクト産駒は買い」ですが ディープの孫でブレイクを狙うには「様子を見る」必要があるでしょう。 どの系統もそうですが、非サンデー系牝馬は超良血ほど親のディープ に奪われる。自ずから牝馬レベルは落ちてしまいますので、サンデー系 (同系)良血牝馬との配合にも挑戦が必要です。 それでも、社台グループは本系統を手元に置き、拡大させようとして いますので、配合のベストプラクティス(最善の方法)が発見されるか もしれません。それまでは、様子を見ても良いのではないでしょうか。 青田買いをされるのであれば「牝馬でブレイクを狙う」のも面白そう。 今のところ、ディープブリランテの主な産駒に牝馬が多いのも、心強い データです。 <ディープインパクト系統> 芝・中長距離(1,600m超) ◎ディープインパクト(G1×7勝)3,000万円(2017年種付料) | |芝・短距離(1,200m以上、1,600m以下) ├◎ミッキーアイル(G1×2)150万円 ├◎リアルインパクト(G1×2)80万円 ├トーセンラー(G1×1)100万円 ├ダノンシャーク(G1×1)50万円 | |芝・中距離(1,600m超、2,200m以下) ├エイシンヒカリ(G1×2)300万円 ├◎スピルバーグ(G1×1)100万円 | |芝・長距離(2,200m超) ├◎キズナ(G1×1)250万円 ├◎ディープブリランテ(G1×1)100万円 | ├トーセンホマレボシ 100万円 ├ヴァンセンヌ 50万円 ├ワールドエース 50万円 └ダノンドリーム プライベート ━┫お知らせ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『優駿の門【特別篇】ディープインパクト』 21年ぶりの無敵の三冠馬・ディープインパクトの速さと強さのなぞに、 競馬漫画の金字塔『優駿の門』の著者・やまさき拓味がせまる!! 幼少期のノーザンファームから成長期の池江泰郎厩舎までを徹底取材!! http://amzn.to/2imWsH5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ φ(.. )あとがき ~~~ 最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。 今回から始まった「サンデー系種牡馬の系統・考察」いかがでした? 大ブレイクしている印象のディープ産駒ですがジェンティルドンナ以外 牡馬・牝馬ともにG1は2勝以下なのが意外でした。 ※当メルマガ「クラブ馬主研究会」と相互紹介していただけるメルマガ を募集しております。(読者数の多いメルマガ様は複数回紹介します) また、ご意見ご要望もお気軽に⇒編集者:林裕幸hag03510@nifty.com までお寄せください。 ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯ 発行元:クラブ馬主研究会 http://www.facebook.com/clubbanushi 編集者:林 裕幸(ハヤシ ヒロユキ)hag03510@nifty.com Powered by まぐまぐ http://www.mag2.com/ ID:0000111699 Powered by melma! http://melma.com/ ID:00092570 Powered by トレマグ http://tore-mag.com/ ID:000059 Powered by 競馬TV http://www.keiba.tv/ ID:000041 Powered by mailux http://www.mailux.com/ ID:MM4EC32FC1ECD8F Powered by ウマメル http://umameru.jp/ ID:000052 |