メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第656号]  2017/02/08


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             【実 践 留 学 道 場】

                第656号(2017/2/8発行)

       毎回発行部数:約330部、 累計発行部数:398,276部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の、多門院 英蔵ことヒデクラです。

 もう今年も2月になってしまいました。早いですね〜?
皆さん、新年にたてた抱負は、着実に実行に向けて進んでいますでしょうか?

 私はいつものように、毎年新年の抱負をPCに入力しており、忘れないように、
PCを使うたび目につくようにし、各抱負内容の確認及びフォローアップを自分
自身で実行しています!
(それでも、なかなか全ての項目の実行は難しいですが(笑)。)

 去年は、アマゾンKindle新刊の発行を抱負の一つにしており、何とか年末ぎり
ぎりで合計3タイトルもの発行が実現しました! 前半は厳しかったですが。
(尚、新刊の発行に伴う、年末年始の無料大キャンペーンは、好評のうちに終了
しました。皆さん、多くの無料書籍のダウンロードありがとうございました。
是非、有料の書籍も、アマゾンKindleサイトからお読みください!)

 と言うことで、今年も抱負の一つにも、またアマゾンKindle新刊の発行を入れて
あります。
 ただし、今年はあまり欲張らずに、じっくり22タイトル目の新刊1タイトル
のみの発行を目指したいと思っています。
 じっくり練って、皆さんのご期待に応えられるような素晴らしい書籍の執筆を
計画していますので、どうぞご期待下さい。


 それでは、早速、今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『実英習得&留学成功、豆知識』[第7回]

    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

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 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

         『実英習得&留学成功、豆知識』[第7回目]
         ====================

  好評新連載のコラム『実践英語習得&海外留学成功への豆知識』、
 略して『実英習得&留学成功、豆知識』です。

  このコラムでは、実践英語習得を目指されておられる方々や、海外
 留学実現や成功を目指して頑張っておられる読者の方々にとって、色々
 お役に立つ情報や、ちょっとした豆知識をご紹介して行きます。


  今回も、前回に引き続き、皆さん苦手と思われている「英文法」に
 強くなるにはどうすればよいか、そのポイントを豆知識としてお送り
 します!

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第7回目:「英文法」に強くなるには、どうすれば良いのか?


  かなり前のことですが、前回のように、英語上達において「英文法」
 が大切であることを述べましたら、読者の方から共感、納得のメールが
 多数届いたことがありました。
 (世の中では、私の考えや、日本の英語教育に対して批判的な意見の
 人が多いと思っていましたが、やはり身をもって英語上達に色々ご苦労
 されている方は、「英文法」や「語彙」の重要性を良く認識されている
 ということが、良くわかりました!)

  ここで、一例として、以前寄せられました英文法関連のご質問に
 対しての私からの回答を、先ず引用致します。

 Q: 私も、語彙力、文法力がないといくらリスニング力がアップ
   しても英語を理解するまでには至らないことも痛感しています。
   (私自身、語彙力、文法力が弱すぎると感じていますので)
   実際、ブリッジリスニングの一番最初の A lot of what keeps…
   のwhatの用法がピンときません。
   (なんでここに what があるんだ?)
    という訳で、英英辞典が読める位の語彙力、文法力を目指したい
   と考えます。
   (英英辞典は基本語2000程度と聞いておりますので)
   お薦めの学習法、本等がありましたら、教えて頂ければ幸いです。

  と言うご質問でしたが、この中でブリッジリスニングとは、以前
 私も活用していました、英語の聞き取りを上達させるための手法の
 ひとつであり、この手法をメインとしての英語教材もありました。
  後半は別途として、今回は、前半部分の文法関連の用法への回答を
 以下に引用します。

 A: 因みに、上記メールの中のA lot of what keeps...のところですが、
   私は英語の専門家ではありませんが、意味理解上私なりの解釈では、
      これはwhatの関係代名詞(関係代名詞whichに先行詞、例えばthings
   が引っついたもの、但しここではその次の動詞keepがkeepsとなって
   いますので、単数扱いの名詞、例えばardor(熱意)あたりが適当)と
   しての使い方です。
    つまり、A lot of what keeps...は、A lot of ardor which keeps...
   と同じです。すなわち、whatは、意味上、先行詞ardorと関係代名詞
   which(もしくはthat)の両方をかねており、which keep me goingまでが
   ardorを修飾しているのです。
        よって、A lot of what keeps me going迄が主語であり、その
   あとに、is the thought that I can help other people.が
   続いているのです。
   (もちろん、ここでもthat以下は、thoughtを修飾しています。)

    多分、皆さんも以前このようなwhatの使い方を習った記憶がおあり
   ではないでしょうか?
    但し、先行詞がthingsとか、ardorとかは、これは意味理解上は
   たいした問題では無く、要は、このような文法的な感覚を身につける
   ことが必要だということです。
    そうすると、A lot of what(=ardor which) keeps me goingが
   一連の主語で、このあとに動詞が来る筈だということが想定でき、
   意味も流れとしてすぐに理解できるようになるという仕組みです。
   (実際、ネイティブの発音でも、A lot of what keeps me going
   で、一旦息継ぎがされているので、このことからもヒアリング時に
   これが一連の主語だということが、聞いた段階で推察され、次の
   動詞の聞き取りが意味理解上、期待されます。)

    私が感じるに、「読むと意味がわかるが、聞くと全く意味がわから
   ない」というケースは、このような感覚的な「文法力」が欠けており、
   スムーズに英語の流れにそった聞き取りが出来ていないからなのでは
   ないでしょうか?
   (この文法上の説明で納得行かないという人は、私のような素人で
   なく、英語の専門家に、是非お問合せになって下さい。きっと明確な
   解説をしてもらえます。余談。)



  ということで、先ずは、英文法がリスニングにも影響するという例を
 示しましたが、本題に戻しましょう。

  ひとことで「英文法に強くなる」と言っても色々あり、その為の
 文法書といっても、その人のレベルにより最適な書物も異なってくる
 と思います。
  しかし、私が読んで分かりやすい、もしくは楽しく読める、という
 ような英語関連の書物や文法書は、このメルマガの読者にとっても、
 きっとヒットすると思います。
 (これまで私は色々な、それこそ英語関連の体験談、学習書、文法書、
 トレーニングキットのようなものは、中学生の頃から何十年もの間を
 かけてずっと模索していましたので。)
  よって、私が現在持っているものや、過去所有していた書物も含める
 と、ゆうに100冊は超えると思います。
  そしてこのような体験の中からある程度の書物を評価する目のような
 ものが出来ており、本屋さんで、前書きや目次あるいは要所要所を
 パラパラと見るだけで大体その本のレベルや内容(自分にとって役に
 立つか否かという観点から)が分かりますので、良いと思ったものは
 懐具合と相談して、後のち後悔しないように、大抵その時に購入する
 ようにしていました。

  ところで、冒頭のご質問に対して、私が以前おススメした書籍は
 下記でした。

     『「超」英語力 −− 話法と時制 −−』
     (発行所:中央公論新社、著者:尾崎哲夫)

  私自身、もうかなり前のことですので、その本の内容はあまり
 記憶にありませんが、以前の自分の評価も勘案すると、英文法の
 解説書としては、内容的には結構分かりやすかったと思います。

  以下に、その内容を補足しておきます。

  『 因みに、「時制」は単独だとたいした事は無いのですが、
 「話法」や「仮定法」等々他の文法項目との関連で例外が出来たり、
  結構「英文法」の中でも厄介なのがこの、「時制」です。
   しかし、この本では長年予備校や大学で英語を教えてきた英語
  のプロである著者が、英文法の要である、これら文法事項について
  大変分かりやすく解説しています。途中、一部練習問題もついて
  いますので、文法理解度の確認やトレーニングもできるように
  なっています。
   尚、これは「中公新書ラクレ」という割と気楽に読めるシリーズ
  の中の書物であり、たまたま本屋で偶然見つけたモノですが、文法
  のトレーニング書としても十分通用すると思います。
   皆さんも自分の文法の理解度を深める意味でも、是非一度、ご覧
  になって下さい。』

  というような、アドバイスを以前、回答させて頂きました。

  
  また、既に書きましたように、「文法力」はヒアリング力をも
 助けるモノでもあります。

  つまり、ある程度英語の「音」が聞き取れるようになれば、次の
 段階として英語の「意味」が分かるためには、やはり「語彙力」は
 当然のこと、これに加えて「文法力」も必要ではないでしょうか?

  しかし、何も今更構えて「文法」を勉強する必要はありません。

 「英文法」マスターのコツは、日頃のリスニングのトレーニングや
 ペーパーバック等の読書の中で、意味の通じない、分からない表現
 が出てきた時に、無視をせずに、文法的な観点から意味を考えて
 理解する心構えがあれば十分でしょう。

  そして、その理解を助けるために、上記のような良書を自分自身
 の目で確かめて選んで下さい。
 (他人のアドバイスはアドバイスとして、結局は自分が苦労して
 選び、納得した書物、文法書が一番です! アドバイスが欲しい
 という人には、そのつもりで探せば、HP上に様々な人のアドバイス
 が、読むのに困って、もういらないというほど溢れています(笑)。)


  ということで、冒頭の「英文法に強くなるには?」への回答として
 は、今回は半分くらいしか書けませんでしたが、要は、今回書きました
 ような基本スタンスを理解した上でないと、何をしても無意味となると
 いうことです。

  是非、「英文法」が苦手な読者の方も、「英文法」から逃げずに、
「英文法は良き親友」といえるように頑張って下さい。

      
                    〜 第7回目、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

  前回に引き続き、、英文法関連の豆知識、ノウハウをお送りしました
 が、『実英習得&留学成功、豆知識』の[第7回目]は、如何でしたで
 しょうか?

  今後も、色々読者の皆さんに役に立つ豆知識をお送りしますので、
 ご期待下さい!
  また、こんなことが知りたい、と言う内容がありましたら、下記
 の欄外のメルアドまで、お寄せ下さい。私の分かる範囲で、ご質問に
 お答えさせて頂きます。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!


 冒頭にも書きましたが、今年の新年の抱負のひとつに、また、アマゾン
Kindle電子書籍の執筆&発行があります。

 去年3タイトル、これまでの合計で21タイトルと、もう既に私の英語、
留学、海外生活関連のノウハウはほとんど書きつくしてしまいましたので、
今年のこの抱負の実現はタフです(笑)。

 また、いつものごとく、過去の17年以上もの間に発行し続けてきました
このメルマガの過去のコラムを色々読み返しつつ、ネタを考えたいと思って
います。

 ただ、今年は、厳選の1タイトルとすべく、前半はじっくりネタ選びに
徹し、後半でそのネタを執筆&発行につなげると言う形で検討したいと
考えています。
 よって、新刊の構想、タイトルを皆さんにお知らせできるのは、今年の
後半以降になるかと思いますが、首を長くしてお待ち願います!
(それまでは、是非、過去の私の書籍をご購入してお読みください。
そして、何か新刊へのご希望がありましたら、是非、下記の欄外のメルアド
までお寄せください。宜しくお願いします。m(_ _)m )


 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させて
行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、2月22日発行予定です。●●●


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