メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 247  2017/01/22


少女の性 第二百四十七部

由美はしばらく黙ったままだったが、やがてぽつりと言った。

「帰ります」
「由美ちゃん・・・・・・・」

宏一は『火曜日にまた会えるよね?』と言いたかったが、それを言えばまた由美を苦しめるような気がして何も言えなかった。

「由美ちゃん・・・・本当にごめんなさい・・・・・許してくれなんて言わないけど、由美ちゃんが早く元気になって欲しいよ。嫌いになってもかまわないし、会いたくないならそれでも良いから・・・・・こんなこと言って、なんて勝手な言い分だって思うけど」

宏一はそう言ったが、由美は何も答えず、無言で静かに帰って行った。
宏一は由美が帰った部屋を見渡し、この部屋も解約しなければいけないのだろうと思った。この部屋で由美は宏一に全てを愛され、宏一の肉棒を受け入れて何度も激しく絶頂した時の姿が思い出される。『宏一さん、いっちゃいますぅっ』『もうだめですぅっ、ああぁぁっ、良いっ、いっくぅーっ』『はうーっ、んあぁぁぁぁーーっ』『素敵すぎます・・・・宏一さん・・・・・あん・・・・・まだ身体が痺れて・・・・』宏一の身体に絡みつく由美の美しい身体と声が脳裏に焼き付いている。しかし、その由美はもう居ない。自分がしたこととはいえ、何もする気になれずに部屋を後にした。

こういう時に気分を変えることがあれば良いのだが、友絵は翌日のデートをキャンセルしているから、翌日の金曜日の宏一の気持ちは落ち込んでいた。それは何となく友絵にも伝わっていたらしいが、友絵は何も言わずに誠実に仕事を淡々とこなし、定時で帰っていった。

宏一は翌週の打ち合わせとトラブルの対応に追われて遅くまで残業したが、夜遅くに部屋に帰ると由美のことばかりを考えていた。もちろん、いくら宏一が考えても何の意味も無いことくらい分かっていた。それでも由美のことを考えてしまうのだ。土曜日には会社で仕事をした後、明るい内から酒を飲んでみたが何も変わらなかった。ただ、久しぶりに限界まで酒を飲んで、意外に酒に強いことに気が付いた。

ただ、日曜日には少し気持ちを切り替えることに成功した。気を抜くとまだすぐに落ち込んでしまうが、それでも気合を入れれば何とかなる程度にはなったのだ。後は由美の出す結果を待つだけだと気持ちに少しだけ整理が付いた。そこで秋葉原に出かけてパソコンの部品をいくつか買い、部屋にあるデスクトップのパソコンを強化して新しいゲームを入れてみた。今回はグラフィックボードを入れ替えたり電源を取り替えたりしたのだが、思ったよりも性能は上がらなかった。

そこで更にメモリーも増やそうと再度秋葉原に出かけて買い物をしていた時、洋恵からラインが入った。今日も遊びに来たいという。
宏一は大喜びでOKの返事をすると、洋恵が喜ぶケーキを買って部屋に戻った。今は由美のことを考えずにいられる時間が嬉しかった。

ただ、洋恵がいつも日曜日の午後に訪ねてくる理由については少し考え込んだ。明らかに洋恵は宏一に抱かれるために来ている。なぜそれがこの時間なのかも分からなかったし、いつも短時間で洋恵の身体に火が付く理由も不思議だった。それに、明らかに洋恵は宏一に抱かれると、最初は躊躇いがちなのにやがて積極的になる。まるで躊躇いを忘れてセックスに夢中になるために宏一に抱かれているような感じなのだ。
しかし、洋恵に聞いたところで教えてはもらえないだろうし、何となくだが洋恵自身もその理由が分かっていないのではないかという気がしていた。

それでも洋恵が来るまでの間、宏一はいそいそと部屋を片付けたりケーキの準備をしたりと準備をした。由美に嫌われてしまった今、洋恵との繋がりだけは大切にしたかったのだ。これで洋恵にまで嫌われてしまっては目の前が真っ暗になる。友絵や他の子と関係があると言っても、この二人とは全然深さが違うのだ。
やがて待ちに待った洋恵がやってきた。

「洋恵ちゃん、こんにちは」
「こんにちは」

洋恵は喜んでいると言うよりは、安心したという感じで部屋に入ってきた。今日の洋恵は薄いブルーのブラウスとオレンジのミニスカート姿だ。

「遅かったね。待ってたよ」
「そう?」

洋恵は素っ気なく返事をすると、部屋に上がってちゃぶ台の前にぺたんと座った。宏一はケーキと紅茶を出して洋恵の横に座る。洋恵はあからさまに抱かれるのは嫌がるので、最初はそれほどくっついてはいない。

「洋恵ちゃんの好きなモンブランだよ。召し上がれ」
「ありがとう」

洋恵はごく自然にケーキに手を付けながら宏一に言った。

「いつもこの時間に来て、迷惑じゃない?」
「ううん、そんなこと無いよ。今日は秋葉原に買い物に行ってたんだけど、洋恵ちゃんから連絡があったからさっき帰ってきたところ。用事は終わったよ」
「電化製品を買ってたの?」
「ううん、まぁ、電化製品と言えばそうだけど、パソコンの部品を買ってきてパソコンの性能を上げていたんだ」
「そんなことできるんだ」

「部品を高いものに変えれば性能は上がるからね」
「そうすると、どうなるの?」
「あのね、テレビで録画した番組をパソコンやスマホに入れて持ち歩いてるんだけど、録画した番組をスマホに入れるための処理に凄く時間がかかるんだよ。それでパソコンの能力を上げたんだ」
「へぇ、そうなんだ」

「配信サービスで見ても良いんだけど、それだとパケット代にお金がかかるし、第一、電波が綺麗に入らないとうまく見れないからね」
「ふうん、そんなことできるんだ」
「うん、ちょっと手間がかかるけどできるよ。録画してからブルーレイに入れて、それからパソコン用に変換して、更にスマホ用に変換しないといけないから」
「パソコン用とスマホ用と違うの?」
「うん、パソコン用だと凄く容量が大きくなっちゃうからスマホ用には少し小さくしてるんだ」

「どれくらいかかるの?」
「たくさん録画してからまとめて処理してるから結構時間はかかるよ。20個の番組を処理するのにまる一日くらいかなぁ・・・・・、前の日の夜に初めて、次の日に会社から帰ってきた頃に終わるからね」
「そんなにかかるんだ」
「だから能力を上げたんだ。もう少し短くならないかなって」
「パソコンて、そんなこともできるんだ・・・・・」
「そう、そう言うことはスマホではできないからね」

そんな話をしながら、宏一は自然と隣に座った洋恵をゆっくり引き寄せた。洋恵も両足が開いた女の子座りのまま自分から背中を宏一に押し当てて位置を確保してくる。そして宏一が軽く両手を前に回して後ろから洋恵を抱きしめるようにすると、洋恵はいつものように前に回った宏一の手を少し引き上げて胸へと導いた。

「だから、洋恵ちゃんが見たい番組があれば録画してUSBに入れて上げるよ。そうすればスマホで見られるよ」
「私のスマホで見られるの?」
「うん、いつも使ってるUSBには大きいのと小さいのと二つの接続口が付いてるから、スマホで見る時は小さい方を差し込めば良いんだ」

宏一の手が軽く抱き寄せた洋恵の胸の膨らみの下側から丁寧に愛撫を始めると、洋恵は安心したように更に宏一に身体を預けてきた。じわじわと宏一に愛撫されている乳房からあの感覚が沸き上がってきた。

実は、この日も洋恵は彼としてきたばかりだった。今回は洋恵の中で気持ちに整理が付いていたからか、彼の部屋に入って少ししてから良い雰囲気になって脱がされてもそれほど嫌がらなかったし、挿入されても前回よりは感じることができた。それを彼は自分の能力が上がったかのように喜んでくれたが、実は3回とも入って1分も持たずに終わってしまったから、やはり洋恵の身体には火が付いたままになった。

それでも洋恵は、後は宏一に任せれば良いと思っていたのでそれ以上を求めなかったし、彼の小さな肉棒からにじみ出る精を口で綺麗にして上げる心の余裕があった。そして、何も聞かずに丁寧に抱いてくれる宏一の存在がとても嬉しかった。
やがて洋惠の身体と吐息が熱くなってきた。だんだん我慢できなくなってきたのだ。洋恵は胸の周りを丁寧に撫でている宏一の手を押し下げるような仕草を見せた。

「いやなの?」

宏一が優しく耳元で囁くと、洋恵は微かに首を振った。そしてまた宏一の右手を押し下げようとする。スカートの前へと導こうとするなら宏一の手を身体の前の方に持ってこなければいけないが、どちらかというと横の下へと押し下げようとしているのだ。右側は触って欲しくないのかと思って洋恵に右手を任せると、洋恵は宏一の右手を腰の右側の後ろへと押しやった。

そこで初めて宏一は分かった。この前のようにして欲しいのだ。改めて洋恵の顔を見つめたが、洋恵の表情からは分からない。そこで洋恵に聞いてみた。

「この前みたいにして欲しい?」

宏一がそっと聞くと、本当に微かだが洋恵が頷いた。それなら洋恵の好きなようにしてあげるだけだ。

「そっとするからね」

宏一がそう言うと、また微かに洋恵が頷いた。洋恵がその気なら遠慮する必要は無い。宏一はそっと右手で洋恵のスカートの裾を弾き出して広げた。もちろん洋恵は少しだけ腰を上げて協力した。

宏一の右手はスカートの中に入り、そっとお尻のあたりを何度か撫でてから、今度はゆっくりだがいきなりお尻から両足の間のパンツの中に入っていった。しかし洋恵は何も言わず、微かにお尻をあげて宏一の手が奥へと入るようにしてくれた。

宏一の右手はお尻の割れ目を奥へとゆっくりと進んでいく。最初は不用意に敏感な部分に触れないように隙間を十分に取っている。洋恵の表情に注意していたが、洋恵は無表情のまま目をつぶって宏一のすることを受け入れていた。しかし宏一の右手がお尻から秘唇の上まで届くと、さすがに少し緊張したような表情になった。

「大丈夫。そっとするからね」

そう言うと宏一は右手の中指をそっと秘唇の中へと割り込ませていく。

「あっ」

宏一の右手の中指の先が秘唇に触れると、洋恵の口から小さな声が漏れた。

「痛い?」

宏一が聞くと、洋恵は今度ははっきりと首を振った。その言葉を聞いた宏一は更に中指で秘唇を割っていく。洋恵の秘唇は固く閉まっているが、指にわずかに力を入れるとぱくっと開いて指を受け入れた。

「んふっ・・・んん・・・んは・・・・んんん・・・」

だんだん洋恵の呼吸が荒くなってきた。中指が更に秘唇の奥へゆっくりと届くと呼吸が大きくなる。その時、宏一は、洋恵の秘唇が既にかなり濡れていることに気が付いた。元々洋恵は濡れやすい体質ではないから、宏一はいつも丁寧に時間をかけて愛撫してから始めているのだが、今回は前回以上に濡れており、既に秘唇の中で指がぬるぬると簡単に動くほど濡れている。もちろん少し乳房を撫で回しただけでこんなに濡れるはずがないのは宏一がよく分かっている。

「んん・・んぁ・・・・んんっ・・・・はぁぁぁぁ・・・・んあっ」

洋恵の口から抑えられない声が漏れ始めた。目は半開きになり焦点が定まっていないし、左手で撫で回している乳房ははっきりと硬く突き出してきた。つんと尖った乳房の形は宏一が丁寧に愛撫して初めて現れる乳房の形で、見た目がはっきりと変わる。

「気持ちよくなってきた?」

宏一が耳元で囁くと、洋恵はその吐息にぴくっと反応したがじっと前を見つめているだけで何も言わなかった。

「ゆっくり感じてごらん」

宏一の右手の中指は、狭い洋恵の秘唇の中で秘核の下の平らな分を探り当て、ゆっくりと小さな円を描き始めた。洋恵はここを前後にではなく丸く円を描くように可愛がられるのが大好きなのだ。

「んあ、あんっ、んうっ、んはぁっ、ああっ、ああんっ・・・・」

洋恵の口からはっきりと声が出始めた。ふと見ると、洋恵の手はテーブルの上でしっかりと握りしめられ、快感に耐えているのがはっきりと分かる。もちろんパンツの後ろから手を差し込んで指先だけで愛撫しているので宏一の右手はとても不自由だが、洋恵自身が敏感なのでほんの少し指先を動かすだけで洋恵は十分に感じている。

洋惠は服を着たまま可愛がられる背徳的だが気持ちのいい、そして望んだ形の愛撫に心の中で喜んでいた。彼とするときは甘えたり恥ずかしがったりと女の子らしいやり方で服を脱いでいくので、どうしてもやり方はごく普通になってしまうが、宏一とする時はもっといろいろなことをしてもらえる。だからもっとエッチな気分になれるし、思い切り感じられる。

洋恵が完全に快感に耐える体勢に入ったことを確認した宏一は、乳房を撫で回していた左手でブラウスのボタンを上からゆっくりと外し始めた。あからさまに脱がされるのは嫌がる洋恵だが、さすがにこうなるとされるがままだった。そしてゆっくりとブラウスの前を全て外した宏一は、ブラジャーをむき出しにして再び丁寧に愛撫し始めた。今日の洋恵のブラジャーはカップがレースでできており、乳首が透けて見える。

「ああん、ああぁぁぁっ、んんっ、あうぅっ、あん、あん、あんっ、ああぁぁぁ・・・」

洋恵の声はだんだん大きくなってきた。宏一が両手で愛撫しながら洋恵の首筋を唇と舌で可愛がると、一瞬首をすくめたが直ぐにグッと伸ばして愛撫を全て受け止めようとする。その仕草は洋恵が十分にその気になっていることを示している。
宏一の右手の中指は、固い秘唇に挟まれてあまり自由に動けないが、それでも更に活動範囲を広げて秘核の左右までグッと伸びて優しく擦り上げ、また元の位置で小さく円を描き、また秘核の左右を可愛がり始めた。

「んああぁんっ、んああーっ、ああうっ、あうっ、あうぅっ、ああんっ・・・」

洋恵の声が一段と盛り上がってきた。宏一は洋恵が感じてるのを喜んだが、同時に指の愛撫だけでこれほど洋恵が早く感じているのは少し不思議だった。

「んあぁんっ、ああぁっ、そ、そこっ、ああぁっ、んああっ、はあぁんっ・・・」

洋恵はどんどん感じていく。声の調子からは、まるでこのまま洋恵がいってしまうのではないかと思うほどだ。そこで宏一は指先での愛撫に緩急を付けて洋恵の様子を見ることにした。

「んあぁぁっ、あぁぁ・・・あんっ、んん・・・・あ・・・ああん・・・・、んあっ、ああっ、ああうぅっ、んああっ、あうぅっ、んんーーっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、あん・・・」

洋恵は緩急を付けた愛撫に翻弄され始めた。既に秘唇の中はびっしょりと濡れていて、ぷりぷりとした秘唇の感覚と、小さくて敏感な秘核のぷつっとした感触が指先で可愛がっていてとても楽しい。

「んああっ、ああっ、ああっ、あっ、あっ、あっ、あああっ」

洋恵は快感の波が大きく押し寄せた後にすっと引いていくと、明らかに残念そうな声を出し始めた。宏一はこれほど早く洋恵が感じていることに少し驚いた。このまま続ければ簡単にいってしまいそうだ。だから、直ぐにはいかないように愛撫を慎重に調整してぎりぎりの愛撫を与え続けた。

すると、だんだん洋恵は我慢できなくなってきたようだ。

「ああんっ、あうっ・・あんっ、中も・・・・中もして・・・あぁぁぁん、あうっ」

洋恵の口から更におねだりがこぼれ出てきた。


つづく

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