メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第651号]  2016/11/23


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             【実 践 留 学 道 場】

                第651号(2016/11/23発行)

       毎回発行部数:約330部、 累計発行部数:396,641部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の、多門院 英蔵ことヒデクラです。

 今の時期は、ロンドンもかなり寒くなって来ているようですが、日本も結構
寒い日が多くなってきましたね〜。先日、マフラーやコートも出しました。

 ところで、以前の予想外のUKのEU離脱投票結果に続き、今回は、米国の
大統領選挙も予想外のトランプ氏になりました。日本でも色々問題は起こって
いますが、今後、世の中はどうなって行くんでしょうね〜?

 為替相場も、これらに影響されて逐次大きく変動しますが、私は円安、ポンド
高を、現時点では願っています(笑)。どうしてかって? それはご推察にお任
せ致します!


 それでは早速、今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

   ☆1☆ 『実英習得&留学成功、豆知識』[第3回目]

   ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

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 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

         『実英習得&留学成功、豆知識』[第3回目]
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  好評新連載のコラム『実践英語習得&海外留学成功への豆知識』、
 略して『実英習得&留学成功、豆知識』です。

  このコラムでは、実践英語習得を目指されておられる方々や、海外
 留学実現や成功を目指して頑張っておられる読者の方々にとって、色々
 お役に立つ情報や、ちょっとした豆知識をご紹介して行きます。

  最近は、TOEFL関連に特化した書籍、教材も巷には数多く出て
 います。また、ホームページ上でも、TOEICに負けず劣らず、
 TOEFLの話題も数多く出ています。
  そこで、今回の[第3回目]は、[第3回目]に続き、最新の
 TOEFL iBT形式テスト関連の情報を、豆知識として
 お送りしましょう。

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第3回目:最新のTOEFLの内容を、少しご紹介!


  TOEFLに関しては既にCBT方式と従来のペーパー方式との
 違いを前回解説しましたが、今回は、2005年から実施されて
 います、CBT方式に代わる、「次世代TOEFL」とも呼ばれて
 いるiBT方式のTOEFLについて、少し解説致します。


  「次世代TOEFL」では、英語でのコミュニケーションが重視
 され、言語の4機能である、聞く、読む、書く、話す能力を総合的
 に測定するテストとなっています。
  CBT方式のTOEFLでも、従来に増して「書く」能力が
 重要視されていましたが、「次世代TOEFL」では、従来よりも
 更に「書く」、「話す」能力の比重が高まり、また、これら4言語
 スキルが、より総合的に評価されるようになっています。。
  つまり、より「実践を意識した英語能力のテスト」となり、従来
 のTOEFLのテスト形式と大きく変わったことになります。

  それでは、過去のTOEFLとの比較で、具体的に変更内容を
 確認して行きましょう。

 (1)スコア方式は?
   「次世代TOEFL」では、これまでのTOEFLで使われて
   きたスコア基準と異なり、聞く、読む、書く、話すの4技能に
   おいて、それぞれ0〜30の間でスコアが算出されており、合計
   120点満点となっています。尚、スコア配分や採点のポイント
   等々の詳細は、ETSのホームページやTOEFL公式サイト
   にてご確認ください。

 (2)これまでのTOEFLは?
   「次世代TOEFL」の実施に伴い、CBT方式のTOEFLは
   日本では受験できなくなっているようです。しかし、過去の
   ペーバー方式のTOEFLは、一部存続されている様子です。

 (3)テストの内容は?
    従来のTOEFLは、3つのセクション、つまり「リスニング」
   「リーディング」「ストラクチャー」に大きく分かれていましたが、
   「次世代TOEFL」では、英語の4基本スキルである「リスニ
   ング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」が、
   次の6つのセクションの中で総合的に評価されます。
    つまり、
   ・リスニングxスピーキング(聞いたモノを話す能力)
   ・リスニングxライティング(聞いたモノを書く能力)
   ・リーディングxスピーキング(読んだモノを話す能力)
   ・リーディングxライティング(読んだモノを書く能力)
   ・スピーキング(単独の話す能力)
   ・ライティング(単独の書く能力)
    となり、従来のテストとの一番大きな違いは、「スピーキング」
   のセクションが加わっていることです。

 (4)テストの実施形式は?
    上記テスト内容に伴って、CBT方式からiBT方式、
   つまりインターネットでのテストとなっています。また、
   これまでの4択ベースでのテストに加えて、受験者が自ら
   答えを考えて記入、もしくは発声する、という形式も
   加えられています。

 (5)難易度、受験者への影響は?
    リーディングやリスニング関連の題材、難易度については、
   従来のTOEFLと大きく異なる点はありませんが、実際に
   大学などで用いられる教材に、より近くなります。
    実際の教育機関で学ぶ為の英語力が試されるという点で、
   これまでのTOEFLよりも難しく感じる人もいるかも知れ
   ませんが、逆に「実践英語」を重視した形になると言える
   でしょう。特に、「スピーキング」に関しては、日本人に
   とっては間違いなく大きな課題となります。留学希望者は、
   今までより以上に早い段階からこの「次世代TOEFL」
   とも言える、iBT方式のTOEFL受験に向けての準備、対応
   が必要になると、言えるでしょう。

 (6)試験時間は?
   従来よりも少し長くなっており、受験の状況により、時間が
   多少受験者ごとに変動しますが、途中の10分の休憩も入れて、
   通常、4時間以上の長い時間がかかるようです。

 (7)受験料は?
   前回も書きましたが、このiBT形式のTOEFLの受験料は、日本では
   通常、7日以上前の申し込みで、US$230となっており、以前の
   CBT形式のUS$130より、かなり高くなっています。しかも直前の
   申し込みや、受験会場の変更は、さらに追加手数料がかかるよう
   ですので、ご注意ください。


  あと従来のCBT方式との一番大きな変更点は、「次世代TOEFL」
 では、現行の受験者のレベルに合わせて問題の難易度が変わるCAT
 (Computer Adaptive Test)方式は採られず、全員が同じ難易度の問題を
 解くことになっています。。
  これは、以前からCAT方式の様々な問題点を指摘してきています
 道場主としては、ありがたいことです。よって、実施されてあまり
 年月も経らずに、TOEICのCBT形式が却下されたことになります。
  尚、試験中はどのセクションにおいても、メモを取ることが
 認められるようになっています。よって、「次世代TOEFL」では、
 いかに効率よくメモを取れるかも、スコアアップのカギとなるでしょう。

  最後に、「次世代TOEFL」に関する他の情報、詳細は、
 下記のTOEFL公式ウェブサイトをご参照ください。

  http://www.ets.org/toefl/nextgen/


  今回の豆知識では、「次世代TOEFL」について、過去のTOEFL
 との違いを中心にお送りしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
  近い将来留学を計画している人は、この「次世代TOEFL」を受験
 することになるかと思います。また、インターネットの普及により、
 他の留学関連のテストも、このTOEFLのように、今後実施内容が
 変わってくる可能性があります。ホームページ等で、最新情報を入手の上、
 万全の準備を行なってください!

                     〜 第3回目、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

  『実英習得&留学成功、豆知識』の[第3回目]は、如何でしたで
 しょうか? 

  当面留学希望されない方も、一度力試しにTOEFLを受験されては
 如何でしょうか?
 (TOEICと違った難しさがあり、TOEICでかなり高得点を
  取得された方にとっても、結構いい刺激になるかと思います。)


  今後も、色々読者の皆さんに役に立つ豆知識をお送りしますので、
 ご期待下さい!
  また、こんなことが知りたい、と言う内容がありましたら、下記
 の欄外のメルアドまで、お寄せ下さい。私の分かる範囲で、ご質問に
 お答えさせて頂きます。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!

 冒頭でも少し書きましたが、このところ大勢の予想を覆すような出来事
が、頻繁に起こる世の中になってきました。
 UKのEU離脱も、直前予想では、残留派が多いと予想されていたにも拘わ
らず、ふたを開けると大勢は、離脱となっていました。
 また、米国の大統領選挙も、クリントンが少し優勢と言われていました
が、ふたを開けるとトランプの勝利となっていました。

 これらの事柄から言えるのは、もう事前の予想はあたらないような
不安定な、不確かな世の中になって来ているということでしょうか?
 今後、まだ更に我々の予想もつかない出来事が発生するかもしれません
が、仮にそうなっても慌てないような心構えが、今後必要かもしれません。

 また、最近は、地震や台風等も頻繁に起こっており、我々のコント
ロールできないのは、自然現象もしかりですが、これはいくら技術が
進歩して、クルマの自動運転やロボットが発達したからと言っても、
人類が解決できない、なかなか難しい課題のひとつかもしれませんね〜。


 == 閑話休題 ==


 英語、留学関連の書籍、電子書籍の詳細は、下記のURLからご覧ください。

 http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/RealEigo.htm

 今後の新刊は、このメルマガにも過去掲載して好評だった『ヒデクラの
ロンドン便り』や、先般掲載済みの『ヒデクラのロンドン便りPart2』
を再編集及び加筆して、年末年始頃の発行を目標としており、そろそろ
執筆に取かかりつつあります。表紙の写真と共に、どのような内容になるか
ご期待下さい!


 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させて
行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、12月7日発行予定です。●●●


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