メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第650号]  2016/11/09


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             【実 践 留 学 道 場】

                第650号(2016/11/9発行)

       毎回発行部数:約330部、 累計発行部数:396,311部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の、多門院 英蔵ことヒデクラです。

 前回のメルマガは、ロンドンにて執筆したネタにて発行していましたが、今回
より日本での執筆&発行となっています。

 日本に帰国当初は日本のほうがまだまだ暑いと感じていましたが、日本もこの
ところ、だいぶ涼しく、と言うか寒いくらいになってきましたね〜?
 ロンドンはこのメルマガが発行される頃にはもう冬時間となっており、秋を通
り越して冬のような気候になっていると思います。
 例年、10月末には冬時間となり、そうなると、夕方暗くなるのがますます早
くなってきますので、今頃だと、もう4時で暗くなっていると思います。

 私自身、もう日本の生活にも(長い間単身赴任でしたので、家族生活にも)、
だいぶ馴染んできましたが、飲み会等も多く、前回も書きましたように体重に
注意しながら、もう少し減量すべく、毎日の生活をおくっています。


 それでは早速、今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

   ☆1☆ 『実英習得&留学成功、豆知識』[第2回目]

   ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

         『実英習得&留学成功、豆知識』[第2回目]
         ====================

  好評新連載のコラム『実践英語習得&海外留学成功への豆知識』、
 略して『実英習得&留学成功、豆知識』です。

  このコラムでは、実践英語習得を目指されておられる方々や、海外
 留学実現や成功を目指して頑張っておられる読者の方々にとって、色々
 お役に立つ情報や、ちょっとした豆知識をご紹介して行きます。

  最近は、TOEFL関連に特化した書籍、教材も巷には数多く出て
 います。また、ホームページ上でも、TOEICに負けず劣らず、
 TOEFLの話題も数多く出ています。
  そこで、今回の[第2回目]は、TOEFL関連の情報を豆知識と
  して、お送りしましょう。

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第2回目:コンピュータによりTOEFLが変わった!?


  既にこのメルマガの読者の方は、TOEFLについては受験済み、
 あるいは未だ受験していなくても内容は大体知っている、という方が
 多いかと思います。また、以前このメルマガでもTOEFLがCBT
 方式、更にはその後、iBT方式となったこともお知らせしました。
  しかし、今回は、まだご存知ない方、あるいはOEFLとTOEIC
 はどう違うの?、という方の為に基本的な情報、そして既にご存知の
 方のためにも、TOEFLの最新情報、受験ノウハウをお送りします。


 【TOEFLとは】

  TOEFLとは、Test of English as a Foreign Languageの
 略であり、英語を母国語としない人たちのための英語能力判定テスト
 です。そして、これは、アメリカの非営利団体であるEducational 
 Testing Service(ETS)というテスト開発機関によって開発され
 たテストです。
  米国やカナダの大学や大学院に留学しようとする、英語を母国語と
 しない受験生(つまり、我々日本人のことです!)は、これら志望校
 が要求するTOEFLのスコアを超えることが留学を実現する為の
 第一条件となります。

  このテストは以前のペーパーベースのテストから、最近はインター
 ネットベースのiBT方式のテストとなっていますが、先ずは、
 少し前の、コンピュータベースのCBT方式の情報を、これまでの
 ペーパベースのPBT形式のTOEFLとの比較で記載します。

  
 【CBT(Computer Based Test)方式TOEFLの構成】

  CBT方式のTOEFL試験は、
   ・リスニング
   ・ストラクチャ−
   ・リーディング
   ・ライティング
 の4つのセクションに分かれています。
 (チュートリアル・セクションも用意されていて、マウスでクリック
 しながらコンピューターの操作方法をその場で学ぶこともできます。)

  スコア算出に関しては、従来のペーパー方式と全く異なり(点数の
 相関表はありますが)、リスニング、ストラクチャー、リーディング
 の3つのセクションは、セクション別に0点から30点の範囲で計算
 され、その合計に10をかけて3で割ったものが全体のスコアとして
 算出されるようです。尚、ライティング・セクションは0から6の
 スケールで評価され、ストラクチャ−の一部としてスコア計算に組み
 込まれます。

  CBT方式は、従来の、全員が同じ内容の試験を受験するという
 ペーパー方式と異なり、リスニングセクションとストラクチャー
  セクションにCAT(Computer Adaptive Test)という出題手法が
 採用されており、これは色々な意味で、波紋をよびました。
  これは、まずは中レベルの問題が出題され、その問題に正しく
 答えれば、コンピューターは自動的に点数を上げ、次により難しい
 問題を出題するという仕組みです。しかし、初めの問題に正しく
 答えられなかった場合は、コンピューターは受験者のレベルが低いと
 判断し、点数を下げると共に、より簡単な問題を出題します。つまり
 受験者の正答、不正答によって次に出題される問題のレベルが変わり、
 最終到達レベルでスコアが決まるのです。(よって、簡単な問題を
 ケアレスミスで間違うと、致命的です!)

  よって、CBT方式は、このような欠点も指摘され、今では、
 これが改善された、iBT方式のテストが日本では実施されており、
 このiBT方式に関しては、後で少し説明します。


  また、テストの点数に影響するもう一つの要素に、答えなかった
 質問に対して引かれるペナルティー・ポイントがあります。かつての
 ペーパー方式であれば、全ての受験者が共通の問題を解答し、正解数
 によってスコアを偏差値算出していたのですが、このCAT手法が
 採用されたCBT方式のテストとなったことで、より高度な「解法
 テクニック」が重要となってきました。
 (リスニング、ストラクチャ−、リーディング問題の合計94問から
 130問とライティング1題の問題を、155分から200分で解答する試験
 となったことにより、大量の問題を効率的に、かつ、正確に解答して
 いく力が要求されるようになってきたのです!)

  テストの各セクションの詳細等々は、HP上でも色々情報が入手
 できますので、ここでは省略しますが、従来のペーパーベースの
 テストとの大きな違いのひとつは、ライティングの問題です。
  ペーパーベーステストの時でも、TWEと称して、ライティングの
 テストが実施される時もありましたが、これは本来のTOEFLの点数
 とは別扱いの参考程度でした。しかしCBT方式になってからは、正式
 に点数に反映されるようになりました。これは、我々日本人にとっては
 かなりTOEFLのハードルが高くなったと言えるかも知れません。
 (これへの対応ノウハウは、今では、HP上に様々な方がノウハウが
 語られていますので、是非一度ご覧下さい。特に、下記HPはお勧め
 です。−−−以前紹介しました鳥飼玖美子さんの著書のなかで、あの
 「日本人では不可能と言われている、ライティングテストでパーフェクト
 の6.0を取得した」として紹介されていた中田氏自ら執筆されている
 コラムが掲載されています。英語学習全般に対しても、かなり参考になる
 コラムも沢山掲載されていますので、一度ご覧ください。)

    TOEFL攻略法 (英語を学ぶすべての人へ)
    http://www.howtoeigo.net/toefl.html
  (コンピュータ版TOEFLで280点(ペーパー版では650点相当)を
   取得した作者によるTOEFL攻略法が解説されているHPです。
   もちろん、当然TOEICは全国1位の990点満点です!)

 
 【TOEFLの受験方法】
   
  TOEFLの受験方法は、日本では2000年10月より、CBT
 方式の採用に伴い、従来の月に一度というスタイルではなく、各地に
 設置されたテストセンターにて、基本的には、祝祭日を除く毎日(一日
 2回の9:00、もしくは14:00)受験することができるようになっています。
  また、最近では、ネットから受験申し込みも出来るようになり、
 また、iB形式の実施に伴い、受験方法も色々変更になっているようです
 ので、ご注意ください。

   尚、このTOEFL、既に述べましたように日本ではTOEFLの
 最新バージョンである、TOEFL iBT(TOEFL Internet Based Testing、
 インターネット版TOEFL)が、2006年5月より導入されています。
  このTOEFL iBTの最大の特徴は、リスニング、リーディング、ライ
 ティングに加えて、スピーキング問題が導入されたことにあります。

  よって、スピーキングが苦手といわれいる我々日本人にとっては、
 よりハードルが高くなったと言えるでしょう。
  また、このiBT形式の実施に伴い、日本では、CBT形式のTOEFLは、
 現在では受験できなくなっていますので、ご注意ください。

  また、このiBT形式のTOEFLの受験料は、日本では通常、7日以上前
 の申し込みで、US$230となっており、以前のCBT形式のUS$130より、
 かなり高くなっています。しかも直前の申し込みや、受験会場の変更
 は、さらに追加手数料がかかるようです。。
 (以前のPBT形式の時も高いと感じましたが、更に高くなっており、
 何度も受験すると、受験料もバカになりませんよね〜? 是非、
 しっかり準備されてから、受験されて下さい。)

  尚、iBTテストの申し込み内容詳細や最新の費用は、ETSの公式
 TOEFLサイトである、

     https://www.ets.org/toefl/ibt/about/fees/

 にてご確認できます。

  以上、今回は、TOEFLに関しての豆知識でした。


                     〜 第2回目、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

  『実英習得&留学成功、豆知識』の[第2回目]は、如何でしたで
 しょうか? 
   今回は米国留学希望者にとって必須のTOEFLについての最新
 情報を豆知識としてお送りしました。
  当面留学希望されない方も、一度力試しにTOEFLを受験されては
 如何でしょうか?
 (TOEICと違った難しさがあり、TOEICでかなり高得点を
  取得された方にとっても、結構いい刺激になるかと思います。)

  次回は、今回あまり触れることができませんでした、最新のiBT
 形式のTOEFLについて、補足したいと考えています。

  今後も、色々読者の皆さんに役に立つ豆知識をお送りしますので、
 ご期待下さい!
  また、こんなことが知りたい、と言う内容がありましたら、下記
 の欄外のメルアドまで、お寄せ下さい。私の分かる範囲で、ご質問に
 お答えさせて頂きます。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!

 新コラムである『実英習得&留学成功、豆知識』、今回の第2回目は
TOEFL関連の話題をお送りしましたが、都度、詳細は変更されており、
また、最近は、ネットにて簡単に最新情報も入手できますので、是非、
詳細はご自分で検索&確認されてください。
 これらも色々勉強になり、新たな受験のヒントも入手できます!
(私が米国の大学院に留学しようした頃は、まだネットが発達しておらず、
海外の大学の情報やTOEFL関連の情報は、日米教育委員会に足を運んで
調べたり、図書館や本屋にて最新情報を入手した次第です。あの頃は
今と異なり、海外への留学の情報収集も大変でした。)


 因みに、この『実英習得&留学成功、豆知識』の今後の予定は、
以下のように考えています。

 ●第1回目:各種の英語のテストで必要な語彙力は?
       (第649号にて掲載済み)

 ●第2回目:コンピュータによりTOEFLが変わった!?
              (今回、掲載)

 ●第3回目:最新のTOEFLの内容を、少しご紹介!
              (第651号にて掲載予定)

 ●第4回目:TOEIC、公開テストとIPテストはどう違うの?
              (第652号にて掲載予定)

 ●第5回目:留学先の学校はどのように決めればよいのか?
             (第653号にて掲載予定)

 ●第6回目:「英文法」のカラクリを知ると、英語が楽しくなる!
         (第654号にて掲載予定)

 ●第7回目:「英文法」に強くなるには、どうすれば良いのか?
       (第655号にて掲載予定)
         :
         :

 と言うような内容で、今後掲載させて頂きます。



 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させて
行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、11月23日発行予定です。●●●


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