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Toshihiroの官能小説Vol229
何時もご購読ありがとうございます。
梅雨明けしました。
わが山陰は例年並みのところでの梅雨明けとなりましたが、まだ、
明け切って居ない地方もあるため、手放しで喜べないところです。
早くすっきりとしてくれたらなと。
ではストーリータイムです。
籠の鳥未亡人〜堕ちていく華麗なる花前回までのあらすじ
駕籠の鳥未亡人前号までのあらすじ〜
最愛の夫を突如なくした人妻、湖藤愛三十二歳、夫が生前にした負
債の解決のためにとある人物のもとへと赴く愛。
愛に言い表しようのない仕打ちが、試練が幕開けようとしていた。
愛は亡夫の負債の形代として淫らな仕打ちをされることになった。
紳士と仲間の男とたちが手始めに淫具を使った責めに出始める。
かくして愛への凌辱劇はまくをあけていった。
亡き夫の負債返済のための金代としての運命の歯車がまわり始めて
いく。
凌辱劇が幕開け、男たちの動きも段々とヒートアップに。
籠の鳥未亡人〜堕ちていく華麗なる花6
そのほかになかった。
紳士と愛の性交が幕を開けた。
「奥さんっ!わたしはねっ、奥さんの存在を知って兼々自身のモノ
にしたいと願望を抱く
ようになりましてねっ、旦那さんに親切心を働かせ金銭をっ!」と
話し出す。紳士。
思わぬ言葉が紳士の口から吐いて出ようとしていたのだった。
「旦那さんは音が異常にも真面目な性格だからっ!こちらの話にい
とも簡単に乗ってくれましたよっ!」と偽りの融資話に亡夫が乗せ
られた真実を知る愛。
きつめ付きで紳士の顔を睨みつける愛。
そのほかになかった。
「奥さんっ、観念の潮時ですなあっ!」と引導でも渡すかのように
言う紳士。
「あーッ!あーっ!止めてぇーっ!やっ、止めっ!」と声を上げ、
洩らす愛。
「実に良い声だっ!」と感想を洩らす紳士。不気味な笑みを浮かべ
ていった。
愛は心身の重い体重で押さえつけられるような感じだったため、抵
抗さえできない。
成すがままだった。
そして。
「奥さんっ!男への食らいつきぶりはっ、お手なもんですなっ!ご
主人との何ですっかり兀を心得ておられるっ!」と愛の反応ぶりに
感想を洩らす紳士。
さらには、「こういう女がっ、わたしはたまらなく好きでしてねぇ
っ」とまで言う。
愛は只々心身に対する嫌悪感を増していくだけだった。
そうこうしているうちに、愛は無意識のうちに紳士の首の後ろや頭
の後ろに自身の両手を回していき、誘う素振りをして見せた。
驚く紳士。
「ついに観念をしましたかっ!」と紳士。
それから。
「わたくしは籠の中の鳥っ!どの道っ、逃げ場のない身っ!」と今
の胸の内を吐露するような言葉を洩らす愛。
それしかなかった。 次号へ続く。
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亡き夫の莫大な借金のために未亡人ヒロインが奴隷地獄に堕ちてい
く物語です。
どうぞお楽しみください。
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次号でまたお会いしましょう。