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━ Valarude ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ultra-eternal.jp ━ §『剣伯(ソード・ドクター)』 エイナこと、ディアレイナ・サクラカレンは、剣を新調することにした。 そこで、レズ嫁のリタ・レイキッドに、聞くことにした。 「この街で、最高級な剣を、買うとしたら?」 「剣伯ブランドかな…非売品だけどね」 エイナは、リタに言われて、それに決めたらしかった。 剣伯と呼ばれる人物は、大学にいるそうだ。 早速、エイナは、十万ゴールドの為替を持って、会いに行った。 剣伯には、あっさりと会えた… 「どうして、私の剣が、必要なのですか?」 「欲しいから!」 「どうして?」 「なんか、高級感あふれる方が、頑丈そうだから」 「面白い答えですね」 エイナとの会話で、剣伯…ドクター・バーゲンは、少しだけ好感を見せた。 「(コンコン)ジャックは居る?」 「…ジュリアみたいですね。 少し待って! 彼女に、この室内で、待ってもらっても、良いですか?」 「わたしなら、構わないわよ」 「どうぞ!」 不意の来客は、女神官だった。 エイナは、彼女と、冒険者ギルドの、乱交パーティーで…面識がある。 「奇遇ですね!」 「運命よね!」 エイナと、女神官…ジュリアは、再会を喜んだ。 ジャックとジュリアは、バザーで知り合ったそうだ。 そこで、彼が、彼女のボランティア活動に、共感を持ってからの友人だそうだ。 「友人って、セフレ関係?」 「それもありますね」 「わたしも混ぜて!」 「喜んで」 会話を続けるうちに、三人は意気投合していった。 ジャック・バーゲンは、三十六才のアスタート大学の名誉教授だ。 剣伯(ソード・ドクター)の愛称で、知られている。 彼は、剣の匠にして、剣聖(ソード・マスター)でもある。 武防具屋の次男のためか、彼がプロデュースする、防具やアクセサリーも絶品だ。 理屈屋だが、おおらかな性格をしている。 ジュリア・ハンバーグは、二十七才のリベラル教の女神官だ。 彼女は、性被害者の救済活動を、行っている。 自身も、性被害者…強姦で処女を、奪われたそうだ。 彼女の口癖は、『男性の支配欲に負けて、女性の性的権利をあきらめない』だそうだ。 かなり、一部の有力者に、睨まれているそうだ。 ちなみに、エイナは、自称二十一才の犬聖(ドッグ・マスター)だ。 犬聖よりも、高級娼婦として、有名である。 東京都出身で、デンマーク国籍だ。 彼女の、性的趣向は、アングラかつディープで、大概のプレイに対応できる。 ほどんどの金持ちに、かなり愛されているそうだ。 すっかり、三人は意気投合して…とりあえず、乱交という話になった… ネルデンバーグ伯爵別邸…別名、ヌード・ストリートに、行くこととなった。 ヌード・ストリートは、噴水池(ネルンの泉)を中心とした、十字路になっている。 道の脇には、休憩所などの、乱交支援施設などが、建ち並んでいる。 これらは、全て私有地内にあるため… 土地所有者たる、ネルデンバーグ伯爵は、意外と儲かっているらしい。 エイナたちは、入口の脱衣所で、真っ裸になった。 ストリートは、裸足対応の舗装がなされていて、靴の類は不要である。 ジャックの呼びかけで、学生…男二人と女一名が、随行している。 六人は、ネルンの泉付近まで行くと、早速おっぱじめた… もちろん、初対面同士ということで、エイナとジャックがコンビだ。 エイナとジャックは、対面座位で、セックスしている。 …と言っても、ウォーミングアップの一発のため、十数分ほどで終了した。 後は、周りの集団に合流しての、大乱交だ。 エイナは、美乳を淫猥に揺らしながら、生でセックスを楽しんでいる。 ジュリアは、男前後の3Pを、卑猥に悦んでいた。 ジャックは、女学生を相手にしているが… 先生っぽい発言をしながらの、おふざけセックスである。 三人とも、裸身を汗だらけ、股間を体液まみれで、発情して淫乱な状態だ。 昼下がりになると、三人は休憩がてら、裸でコヒー・ブレイクした。 昼食が、お預けだった為、軽く食事もとっている。 「二人とも仲良いわね?」 「ええ、私たちは、共通の過去を、持っていますから」 「私たちは、性転換者(トランス・ジェンダー)ですから」 「え…?!」 二人の告白に、エイナが驚いた。 「…と言っても、ジュリアは、自分が女だと、気づかなかっただけですが…」 「ちょっと、違うけど…」 「私は、十三才の時に、店の売り物だった、願いのランプで、男になりました」 「いきなり、女とかに戻らないの?」 「大丈夫ですよ。 寺院でも、鑑定してもらいましたが… かなり高位の奇跡らしくて、一生このままだそうです。 子供も、作れるそうです」 「どうして、教授は男になったわけ?」 「悪ガキ仲間数名から、童貞を卒業させてくれと… 処女膜、破かれてまで、友情貫いてやったのに! 筆下ししてやった上に、便利な肉便器扱いまでは、許せたのですが… あいつらが、図に乗って… 『愛している』 『おまえは、俺が守る!』 『最高に綺麗だ…』 等々の、暴言を吐くようになったので… 自分が、惨めになって、性転換しました!」 「男勝りだ…」 「ジュリアは?」 「私は、生まれた時に、魔法で男性化されてて… 十八歳の時まで、異世界で隠されているのを、借金取りに見つかって…」 「魔法解除されて、犯されたわけね?」 「そうです」 「異世界って、どんな場所?」 「浅草って、場所で…」 「わたしは、神田出身!」 「そういえば、剣をご所望でしたね?」 「そう! 忘れてたけど、剣よ剣…モグモグ」 「忘れてたの?」 「丁度、良い案件が有りまして…実験的な魔剣ですが… 魔神を、材料にするんです」 「乗った!!」 エイナが、了承したとき、いつの間にか、テーブルに四人目が居た… 「私が、材料になりますわよ」 三人は、驚いた…が、度胸のある連中のため、叫び声までは挙げなかった。 頭部に牝牛の角が生えた、裸女の魔神…緋色の唇が印象的だ。 「僭越ながら、教授の記憶を、読ませて頂きました」 その後、時が止まった…三人の心以外は… 魔神は、サーペント型の漆黒の龍になると、螺旋を描きながら、剣に変わって行った… そして、黒い剣は自ら移動して、エイナの眼前の宙に、禍々しく浮かんでいる。 エイナは、それを手にした…恐れが無かった訳ではない… 「闇を、覗いたときに、闇もまた…私の記憶を、覗いていたのか…」 エイナこと、ディアレイナ・サクラカレンは、黒の剣…ダークフェイトを手に入れた。 ━ Valarude ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ultra-eternal.jp ━ Project Valarude - バラリュードの紹介ブログです! (http://www.ultra-eternal.jp/blog/) ※このブログでは、一部の記事(バックナンバー)を、パスワード保護しています。 (不特定多数の方に、公開しないようにするためです) パスワード:valarude ━ Valarude ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ultra-eternal.jp ━ |