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━ Valarude ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ultra-eternal.jp ━ §『犬聖(ドッグ・マスター)』 エイナこと、ディアレイナ・サクラカレンは、二十一才になっていた。 エイナという愛称は、ディアレイナ(Deareina)の綴りを… ――愛しのエイナ(Dear Eina)と、解釈できることに由来する。 「この店も、久しぶりね」 彼女は、二年間の、ドッグ・トレーナーの修行を終えて、帰って来たばかりだ。 彼女の格好は、相変わらず露出が高いが… ――かつての面影はなく、金持ちの遊び人といった感じだ。 セクシーさは、前にも増している。 平たく言うと、かなりいい女だ。 そして、昼下がり… エイナは、呪印屋に居た。 「リタ・レイキッドさん。 貴方は、不死鳥の呪印を持っているそうね」 「ん? … 誰かと思えば、エイナじゃないか! どこかの、馬鹿な金持ちかと思ったよ」 「馬鹿な金持ち…」 「不死鳥なら、持ってるよ!」 エイナは、トップレスで、作業台に固定されていた。 不死鳥の呪印は、心臓の上に、彫る必要がある。 「恋の呪印は?」 「師匠に消された」 四時間で、呪印は彫り終わった。 「八割方、呪印が書き換えられていたね」 「彼氏の一人の、ジュ―ド・シュタインがやった」 「彼氏…」 呪印屋のリタが、表情を暗くした。 「私も、色々あったから… ジョンを忘れるように、師匠のたくらみで、二十人ほどに輪姦されたりとかね。 売春宿に、一ヶ月ほど監禁されたりもしたけどね」 「そっか…」 リタの店を出たときには、日がすでに暮れていた。 そして、飲み屋で、ジンを一杯で仕入れた、情報の場所に向かった。 乱交パーティー会場である。 エイナが、全裸で会場入りすると、どよめきが走った。 北欧風の美女的な、美貌と色気だけではなく、身体のスタイルが絶品だからだ。 十八才まで、ダンスやシンクロナイズド・スイミングで、育て上げられた肉体である。 その肉体が、十八才の処女喪失以降は、性交対象として磨き上げられた。 グラマラスな女体に、男たちが群がっていった。 「素晴らしい肉感と、なめらかさだ」 「ん…くちゅ…唇の弾力と、舌の感触も素晴らしい…」 「乳輪の色形、乳頭の勃起具合が絶妙だ!」 「美しいヴァギナに、最高の入れ心地… 絡みつき具合も、前後するときの弾力も快感だ!」 二時間ほど、エイナは身体を、男たちに任せた後に、自分で行動し始めた。 彼女は、汗でぬれた髪を、振り乱しながら、騎乗位で妖艶な表情をしている。 そして、子宮に精液を注ぎ込まれるたびに、淫靡に裸身をくねらせている。 彼女が、ドッグ・マスターだとわかると、会場が沸き立った。 自分でも、犬姦を披露した上に、犬姦指南も行った。 犬姦を終えた女性と、レズプレイも楽しんだ。 さらには、ダンスの心得の有る者と、歌いながらアクロバット・セックスも披露した。 もちろん、フィニッシュは、ペニスを根元まで咥え込んでの、子宮内への直接射精だ。 会場中の視線が、彼女に釘付けになり、その肉体に男も女も群がり続ける。 お開きの後で、会場を出るときには、また来るように二十ゴールドをもらった。 その後、金持ち達の家を渡り歩き、帰路に就いたのは十日後だった。 「十日ほどで、千四百ゴールドの売り上げ… 上々な、この街での再出発ね!」 エイナは、満足げにしていた。 ━ Valarude ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ultra-eternal.jp ━ |