メルマガ:〔ファンタジー小説〕 バラリュード 〜美処女が犬♂に奪われた〜
タイトル:バラリュード 第2号  2016/01/24


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§『性奉仕の日々』

 エイナこと、ディアレイナ・サクラカレンは、街から逃げようとしていた。
 奴隷として生きることに、耐えられなくなったからである。

「これで終わる…私の性的屈辱に、満ち溢れた日々が…」
 ところが、愛犬のデュークこと、デュークフリードが、居なくなっていた。

 嫌な予感がしつつ、エイナの奴隷奉仕先『犬のしつけの店』に戻ると…
 デュークは、エイナの所有者である、ジョン・マーベルの足元で、尻尾を振っていた。

 エイナは、逃亡をあきらめた。
――得体の知れない、この異世界『バラリュード』で、一人で生きる勇気がないからだ。


 店に帰ると、エイナは寝室のベッドで、首輪だけの全裸にされた。
 彼女の食事と、デュークの餌代の代わりに、ジョンとセックスをすることになった。

 ジョンの口調は、優しいものだったが、奴隷身分の彼女に拒否権は無い。


「不感症じゃないよね?
 何だったら、娼館で治療してもらうかい?」
 ジョンに言われて、エイナの顔が強張る。
 娼館に行ったら、売春までさせられそうな気がするからだ。

 仕方なく彼女は、前に雑誌で読んだ内容を思い出しながら…
 クリトリスを、膣穴に引き寄せるように力を入れたり…
 ペニスが、Gスポットに当たるように、腰を動かしたりした。

 やがて、悦楽と共に、自身の子宮口が開くのを感じると…
 彼女は、死ぬほど恥ずかしい気持ちに苛まれた。

 そして、ジョンが膣内射精しながら、エイナの乳房を弄んだ。
 彼女は、彼と目が合って、顔を真っ赤にした。

 ジョンは、エイナの唇の中を、舌で弄んだ後に…
「奴隷が、主人にセックスしてもらったら、お礼を言う仕来たりだよ」
 エイナは、恥ずかしさに、裸身を紅潮させて…
「…ありがとう…ございました…」


 エイナは、ジョンに何度か種付け行為をされると、ぐったりとしていた。
――恥ずかしさによる、緊張のためだ。

 ジョンは、汗まみれのエイナに、床で四つ這いになるように言った。
――今度は、デュークと交尾させられるのだ。

 デュークとの四・五十分の交尾を終えると、彼女は眠るように気を失った。


 二時間ほどすると、ジョンはエイナを、優しく丁寧に目覚めさせた。

「さっき、獣姦用の犬を預かってね。
 しつけがてら、相手をしてもらえるかい?」
 勿論、エイナに拒否権はない。

 三時間もの間、彼女は三匹の犬と、交尾を続けた。


 当然ながら、エイナは、ジョンの性欲処理以外の世話もさせられる。
 そして、ジョンと裸で抱き合って眠るのが、彼女の日課となっていた。


 ある日のこと…
 ジョンが、顔を赤らめて、尋ねてきた。

「そろそろ、奴隷向けの呪印を、施しても良いかな?」

 彼は、選択肢を与えたつもりだったのだが…
 エイナは、彼の好意に気づかなかった。

「かしこまりました」


 エイナは、呪印屋に連れて行かれた。

「服従以外の、奴隷向けの呪印と、ありったけのやつを刻んでくれるかな?」
「かなり高くつくよ!」
「母さんが残してくれた金が、かなり有ったから大丈夫!!」

 呪印屋の女主人は、エイナを品定めするように、見つめた後で…

「大まけにまけて、三千ゴールド(三千万円相当)!!」
「ありがとう!」
「二千でいいわよ…」

「全部刻むのは、半年ほど掛かるわよ」

 エイナの苦悶の日課が始まった。


 呪印は、魔鉱石を、刺青のように彫り込むものだ。
 呪印自体は、目には見えないが、彫るのに苦痛を伴う。

「うっ…ぐぐっ!」

 全裸に、さるぐつわで、作業台に革で固定された、エイナが苦悶する。
 全身を赤黒く紅潮させ、汗まみれの肢体が、猥褻に蠢いている。
 彼女は、針で身体を突き刺されて、一日三時間もの間、苦悶するようになった。


 一ヶ月ほど経過した、ある日のこと…

「あんたって、ジョンに愛されてるわよね…
 この前も、あの子、武具屋相手に、のろけていたよ。

 そうだ、ジョンのために、あんたに恋の呪印を、施してあげるよ。
 ジョンに、髪もらってくるから!」

 小一時間後、魔鉱石にジョンの髪の毛が混ぜられた。
「この呪印は、そんじょそこいらの、安っぽいやつとは違うよ!
 あんたが、ジョンの奴に、口説かれたり、色々された時だけ、効果があるからね」

 エイナは、全身から辱めの汗が、吹き流れるのを感じていた。


 その夜から、エイナは、ジョンによる淫らな行為に、ときめくようになっていった。
 裸にされると、股間が濡れ始め、見つめられると膣奥が、キュンとする様になった。

 そして…
 彼女は、全ての呪印を、彫られ終えた頃には、完全にジョンに服従していた。
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