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タイトル:NO=658 三河三十三観音霊場 29  2015/11/08


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 2015ー11ー08  第658(毎週日曜日発行)
  地方の札所を巡る旅  三河三十三観音霊場 29 吉良 6
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吉良 三河三十三観音 27番札所【金蓮寺】 曹洞宗 14−3−19

吉良町に国宝がある、私も知らなかった。
ここ金蓮寺の三間四方、寄せ棟造りの『阿弥陀堂』である。

1186年源頼朝が、源平の戦いに亡くなった者の冥福を祈る為に、
三河に七ケ所にお堂を建てて、阿弥陀如来を安置した、
これが三河の七御堂であるが、現存するのはここのみ、
鎌倉時代の建築で,桧皮葺きのシンプルな美しさを持つお堂である。

お堂には、運慶作と云われる阿弥陀如来と脇侍に観世音菩薩、
勢至菩薩が安置されている。

常には開扉していないが、正月の三が日と盆の十三日から3日間拝顔が出来る。

隣に『本堂』ご本尊は不動明王、『あいば不動』と地元では親しまれている。

本堂内には、絵馬が数多く奉納され大小34枚の絵馬が数えられた。

 所在地 幡豆郡吉良町饗庭字七度ケ入3   05633−2―2063

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