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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015ー10ー11 第654(毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 三河三十三観音霊場 25 吉良 2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 吉良 三河三十三観音 23番札所 【正法寺】 曹洞宗 14−6−20 宮崎海岸から吉良の町へ戻る途中乙川の集落の高台に【正法寺】はある。 急な石段を登る、深い木立の中に鐘楼、薬師堂、本堂と建つ、本堂はで屋根に七輪塔を載せた鉄筋コンクリート造り,聖観世音菩薩と、弘法大師を祀る。 境内の西山に『正法寺古墳』がある。 5世紀頃の前方後円墳で西三河最大、昭和11年に国の史跡に指定され、 現在は古墳を中心とした公園になっている。 本堂の裏には『白山神社』が建ち、1659年吉良上野介の父君、 吉良若狭守義冬公が社殿を再建されたという、 こんな所に吉良の殿様がでて来ると江戸時代が身近に感じる。 境内の片隅に樹齢300年「むくの木」が吉良町の保存樹として威容を誇っている。 所在地 幡豆郡吉良町乙川 05633−2−1949 |