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■米マヌーバーと日本会議(安倍)、二大権力の犬に甘んじるマスメディア/玉 音放送(敗戦)を正しく評価できる『正統保守』と、できない『偽装極右』(重 篤“文化記憶”障害)の峻別が今こそ肝要!(2/n) <注>お手数ですが、当記事の画像は下記URLで御覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20150901 1 #日本会議 の掌で踊る安倍政権の「欺瞞と悪徳」の核心が超然的「特定秘密 保護法」であり、それは「相互主体性と相互承認」の関係を突き崩し「政治とメ ディアに対する国民の信用」を根底から崩壊させる (1) #日本会議 が期待する「特定秘密保護法」の狙いは、「日本国憲法」 から「国民主権と9条・平和主義」を削除すること!/しかも「権力の犬」化し た主要マスメディアは、それが「米国マヌーバ―」&「安保法(戦争法)」とリ ンクすることを無視! 現行の「特定秘密保護法」(20131206成立、同年1213公布、20141210施行)は、 「情報公開と公文書管理公開」の観点からすれば、行政政策の妥当性や問題点を 「国民の立場から検証する手段」が決定的に損なわれているが、更にこのことに 関する問題点を以下に列記(↓●)しておく。結局、これらの点を凝視すれば 「特定秘密保護法」は「安保法(戦争法)」とリンクする「米インテリジェンス 戦略」(その下請けたる日本会議が公認するSRI等のマヌーバー)の一環と見る べきであることが分かる。 ●「主権者たる国民サイドからの検証の術(すべ)が骨抜き」になっている。 ・・・「特定秘密」を「行政機関の長」が勝手に自由に指定できる(同法第 3条)。指定の妥当性を検証する監視機関の必要性は認めているが(同附則第 9条)、それを明確に定めた条文が存在せず、その具体化は政府の運用に任され ている。 ●「特定秘密」がいつまで経っても公開されず、闇から闇へ葬られる可能性があ る。 ・・・最長60年以上もの長期間指定であること、および設定される可能性の対 象範囲が広いため、永久指定の可能性が高い。この異常な欠陥が潜む第4条『指 定の有効期間及び解除』を意図的に取り込んだ同法を、閣議決定するまでのプロ セスが余りにも不明朗!/しかも、この不可解な流れを主導したのが、あの“法 的安定性”否定の礒崎陽輔・首相補佐官(参議院議員、 #日本会議 )だ!/ 関連参照、https://goo.gl/nf0hh4 )。 ●「公文書管理(アーカイブズ)法」(http://goo.gl/HlfSSC )に規定された 「公文書管理の基本原則」が、事実上、曖昧化されており、それどころか殆ど無 視されている。 ・・・これは<国制(封建制・絶対王制〜立憲主義)の如何を問わず「事実(リア リズム)と文化・知性(論理と暗黙知)による審判」こそが政治・行政(及びそ の『信用』)の基盤とされてきた『人間の歴史』を虚仮にする不遜で超然権力的 な認識>である。おそらく、この点が<現代日本( #日本会議 のステルス戦術に 引きずられる安倍政権下の)と、その他の先進諸国との決定的な違い>で、むし ろ今の日本は北朝鮮型の独裁国家に接近中! ・・・例えば、有識者会議が「特定秘密の指定」に関わる問題を指摘した場合に は各行政機関へ資料の提出を求めることができるが(特定秘密保護法第18条)、 当然、政府は「公文書管理法」の「公開原則」よりも「特定秘密保護法」を意図 的に優先し得る(情報公開審査会は有名無実と化すが、先進各国では前者の優先 が常識!)。 (2)超然的「特定秘密保護法」と結託する「安保法(戦争法)」(米国マヌー バ―下請法)は、「“国民主権”削除(自民党・原案)の改憲」より前に「日本 民主主義(“知性、感性、感情”の記憶の受け皿)の“廃業”を宣言する」こと に等しい 結局、明らかな憲法違反である「安保法」が、国民の大きな反対を無視して、菅 官房長官が言明したとおり「支持率に関係なく安保法制を強権的に成立させる/ 安倍「語」で言う「支持率など無関係で、総理であるオレが決める時に決める!」 の事態に至れば、それは「玉音放送(敗戦)」で覚醒した日本が再び「立憲民主 主義(国民主権)」の国制を放棄し、 #日本会議 (米国マヌーバ―の下請を甘 受するw)が仕切る安倍自民党「軍事独裁国家」となることを意味する。 ところで、歴史を俯瞰すれば自ずと分かるのだが、国制の如何を問わず「現場の 客観的事実(リアリズム)と文化(感性(情))と知性(論理・暗黙知)による、 持続的なメタファー記憶(生きている人間の真理)に関わる審判・審級・判定 (裁判)が政治の最低限の条件であった(ある!)。 「自律的人格」(相互主体性の尊重)と「政治権力」(たとえ王制であっても客 観的な相互承認が建前)の根拠となる最低限の条件とは、ある事態(事象)に関 する「現場情報の共有」であり、それが<「超越論的主観」の共有>の定義だ。 簡単に言えば、それは何事につけ「現場」(0次情報の真理)こそが尊重される べきとする、ごく常識的な意識の問題である。 ここでいう「超越論的主観」とは、如何にすれば「ある殺人事件」の現場に関わ るリアル情報を関係者全員(犯人は元より捜査関係者らも入る)が感性・感情面 も含めて平等に掌握できるか、そして最終的には、無関係な社会一般の人々まで もが、その0次情報(発生時リアル情報)に、より接近し得るか?という問題に 似ている。 別に言えば、それは物的証拠に頼るだけでなく関係者全員の内面(感性・感情の 記憶)も巻き込んで行われる双方コミュニケ−ション、「相互主体性と相互承認」 の関係である。そして、様々な検証プロセスを経て関係者全員(場合により社会 全体)で客観的かつ平等(相互承認で信用が共有されたとき)な<感性・感情の 記憶も含む「超越論的主観」>が形成されれば、それが「真実の記憶の共有」 (ヴェリテ/verite)ということになる。 無論、その検証プロセスが権力(ないしは犯罪者)サイドからの容喙(介入圧 力)に対しフラジャイル(脆弱)であるのは言うまでもない。だからこそ、人間 の真理に関わる理念の受け皿である憲法(法的安定性の基準)、公文書、歴史記 録、暗黙知(人文系の知を基盤とする)、メディアおよび文化(サブカルを含む 芸術・文学)など、その権力の横暴化に抗い得る広義メタファーの記憶が重要と なる。 (3)「安倍内閣( #日本会議 )」の下請けたる「権力のイヌ」に甘んじる主 要マスメディアの堕落/特に、『NHK籾井 “安倍サマ癒着”会長』のニュース報 道&政治部への露骨な容喙ぶりには世界が驚愕! 20150830BBC - Japan military legislation changes draw protests : "Scenes like these are unprecedented in Japan" Thousands of people have protested outside of Japan's parliament・・・ http://www.bbc.com/news/world-asia-34101222 ・・・Cf. 国会前が3万人(830 NHKニュース/主催発表12万)なら、8万人の国立 競技場ってどれだけ巨大なの?w BBCだけでなくシンガポールの新聞(そして、 米CNNなど)はNHKの何倍も詳しく報じたよ!@kikko_no_blog830 ・・・シールズのツイッターによると最終的には延べ人数で35万人が集まった。 驚くべきは、こうした反対運動が全国350カ所で沸き起こったこと!20150831日 刊ゲンダイ ◆固定電話方式の条件考慮でも不本意な安倍支持率の急上昇!だが、籾井支配下 のNHKニュースほか主要メディアの洗脳による<「偽装極右」( #日本会議 &安 倍ら)と「正統保守」(代表=天皇家)の見分け不能化>が原因! ⇒ 内閣支 持46%へ急回復!不支持40%、70年安倍談話評価(臭いが消えた透かし屁のよう な/只野親父w)42%、同非評価33% 20150831日経、@hanachancause12:31 – 20150831via tweet http://goo.gl/5ivDBy ・・・Cf. メディアが食らう“毒まんじゅう”こと政府広報予算(NHK以外の各 社へ流れる)が83億円へ急増!/12年度41億→安倍13年度44億円ヘ 、そして遂 に15年度はその2倍になった!20150222日刊ゲンダイ、http://goo.gl/rkheiN ◆戦争法案に反対する巨大デモも、全国64か所で展開のSEALDsも、NHKニュース は一切報道せず!安倍晋三に近く地方をよく知る自民党議員たちは記者クラブの 表と裏を知り尽くしメディアを舐める!戦前の軍部が彷彿とする最低レベルの暴 言で威嚇!20150825『HUNTER』http://goo.gl/gslzHt ・・・Cf. 【「いら立つ #日本会議 の田久保会長」と書けないメディアタブ ー!】田久保忠衛・杏林大名誉教授が「SEALDSはもう少し勉強した方がいい、未 熟な人たちだ!」20150825毎日http://bit.ly/1JtefoJ ・・・ 例えば、「安保法案が衆院委員会で可決された7.15当日夜に主要メディア関係者 (真性『権力のイヌ』化した!)らが招かれ「安保法案可決後のネクスト戦略」 について安倍総理を囲む会食で打ち合わせが行われていたのは噴飯もの! (参照⇒ https://goo.gl/XWoiEh )。 一方で、その恒例の?安倍様と主要メディア関係者(トップ&管理者層)の会食 ミーティング(反知性主義的な民主主義への唾棄すべき裏切り行為)は今も飽き ずにw続行されている。これでは、「政治とメディア」に対する「信用」も、国 民の総意を最重視する「超越論的主観」の形成もへったくれもあったものではな い。 |