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[民主主義の危機]海外メディアが暴くメディアタブー日本会議の正体/Jap.ナチ ズムの純血液が注ぎ込む安倍政権「カルトフェイク政治」で「このみいくさ」へ の回帰を謀るクーデタ集団(2/6) 1 歴史認識の根本である、開放系の「暗黙知」(深層知)を恐れる「追憶のカルト」(結果ありき(超偏見的な)で閉鎖系内を堂々巡りする思考、反知性主義の 極み) LIVEデータは、コチラ ⇒ http://goo.gl/dSI9LJ 1−1 絶対知仮説と暗黙知仮説 人工的に「コンピュータ上で人間と同様の知能」を実現する試みである「人工知 能の基本」となる「人間の知能」についての考え方(人間と機械は完璧に意思疎 通が可能か?の議論)には次のとおり二つの異なる立場がある。 (1)絶対知仮説 ・・・この根本にあるのは、「我われ人間を含めた生物と環境世界は一体不可分 だという関係論的」な考え方。この仮説に従うと、人間の「知能」は論理操作能 力と記憶力の組み合わせということになる。つまり、大宇宙には「絶対的な真理 の大陸」、言い換えれば「絶対知から成る神の領域」があるとする立場。そして、 我われ人間は、そのほんの一部を分有しているに過ぎぬこととなり、その「知」 は、「神の領域」(狭義の暗黙知1/*1)、「人間の自由意志」及び「人間が 操る抽象論理/狭義の暗黙知2/*2」の三要素で構成されるということになる。 *1、2:「狭義」の意味は、それすら人間(だけ)が考えたものだという条件 が付くこと。 (2)相対知仮説(暗黙知仮説*3/広義の暗黙知) ・・・「知能は人間という生物種に特有なもの、つまり、それは相対的な存在」 だという考え方。この立場によると、我われは「人間という生物種に特有の知覚 器官と脳神経系を媒介に周辺の環境世界に対処している」ことになる。我われ人 間の知は生物進化の結果として偶然に得られたもので、それが絶対に正しいとい う根拠は存在しないこことになる。つまり、この場合における我われ人間の知能 は、我われ人間にとってのみ役に立つ存在に過ぎないことになる。別に言えば、 人間は、人間だけのための「相対知」を超えた「暗黙知」(異なる生物種の立場 からすれば、多くの相対知が存在し得ることになり、またメタ次元の暗黙知も想 定できる)にも支配されていることになる。 *3:広義の意味は、人間以外でも個々の認識手段で周辺環境に対処している可 能性があること。 ・・・ そこで、この「二つの知」(絶対知、相対知)に関する認識論的に異なった立場 を代表する典型的な視座を歴史の中で探すと、前者(絶対知)が13世紀スコット ランドの神学者(その緻密な論証態度から精妙博士と称された)ヨハネス・ドウ ンス・スコトウス(Johanes Duns Scotus/ca.1265-1308)の「人間意志の神学」 に、後者(相対知)が20世紀前半における米国の認知心理学者ジェームズ・ギブソ ン(James J. Gibson/1904-79)の「アフォーダンス理論」の(ギブソンがafford (供給する)から派生させた造語/生物が周辺環境に働きかけることで環境から 情報を与えられ、刻々とリアリティが創造されるという)考え方にそれぞれ対応 することがわかる。 (参考情報) ◆【安倍晋三・首相に取って代わる極右キ印ブランドの人工知能が出現するか も?しかし、「暗黙知」まではムリでないか?(苦w)】新聞の記事書きや法律 事務所での資料整理まで!米、驚異の人工知能 雇用喪失懸念も20150620毎日、http://goo.gl/iAkrm7 ・・・将来は弁護士、記者らの数が減るかも?英天文学者のホーキング博士は 「人工知能に取って代わられ、それは人類の終わりを意味するかもしれない」と 警告。 ・・・ 1−2 “民主主義(基本的人権)”の理解に必須の「哲学・思想・歴史・言語 論理・法理・法制史” 等『暗黙知』への弾圧・支配」も可能とする傲慢さが日 本会議カルト(安倍政権/追憶のカルト)の正体! 人間社会は、「情念・理性・利益」の三つ巴の構成要素から成る。そして、そ の「情念」が、邪悪たれと人間を絶えず突き動かしているにもかかわらず、実は 邪悪ならざる謙虚で中庸で公正(倫理的)な理性(フランス革命が実現した国民 主権ナショナリズムを評価する正統保守的スタンス/↓*補足)の方が、宿命的 に多様な不条理に包囲された人間の利益にかなうという現実こそ、人間にとって 幸福なこと(唯一の救い)なのだ。―モンテスキュー『法の精神』より― ・・・そして、この“人間にとって唯一の救い”を徹底無視するのが、日本会議、 安倍晋三・首相らが代表する、根本的に愚鈍ながら異常に傲慢な『超然カルト権 力』派である(補足、toxandoria) <補足>*正統保守のスタンスについて ・・・『全知全能ならぬ人間の「理念」であるからこそ、「情念」統制理念と 「論理」構成理念の二つは、共に、再現不能な一回性の歴史経験(遡行が不可能 な時間の流れである因果律に支配された一期一会的で貴重な自然・社会的経験、 つまり日常的に我々自身を取り巻く広義の現実の積み重ねである歴史経験)から 積極的に学び取ることによってのみ、そのあるべき方向性は絶えず微調整され、 持続的な安定と調和が確保される』と考える意味での保守的な立場のことを指す。 そこでこそ国民主権と立憲主義(憲法の授権規範性)の意義が深く理解できる。 日本会議の如き偽装保守(現実無視で結果ありきの異常観念に囚われる狂信、追 憶のカルトの正体を隠蔽する只の極右)とは全く異なる! ・・・ かつて、カントが「情念統制理念」と「論理構成理念」という考え方を提唱して いる。「絶対知(人間の自由意思と抽象論理)の活用、つまり普通の意味での知 識・科学技術などを駆使した社会活動」と関わる後者は分かり易いと思うので前 者の「情念統制理念」について少し説明を加えておく。 それは「決して100%は実現できないかも知れぬが、目標として徐々にそれに近 づこうと努力・行動するための指針として一定の理念を掲げることが先ず大切な のだが、実際には邪悪たれと人間を突き動かす情念の方が多い(モンテスキュ ー)」ので、我われは、絶えず歴史に学ぶとともに「暗黙知」のフィールドまで 深く目配りし「常に民主的で広い共感を呼ぶ、より良い情念的理念を発見できる よう努めるべきだ!」ということになる。 そして、ここで留意すべきは、この場合の「暗黙知」が特に人文・社会科学系の 学問分野(哲学・思想・歴(法制)史・言語論理・法理等)との繋がりが深いこ とである。たまたま、このことを示唆する非常に由々しき出来事が「安倍“日本 会議”政権」の下で起こっているので下に関連情報(■1、2)を掲載しておく。 ■1【文系だけの問題に非ず!日本会議カルト権力(安倍内閣)の異端審問の風 圧に曝されるアカデミズムの危機!】 ・・・そもそも『東日本大震災&フクシマ3.11原発過酷事故は愛国心を失った日 本国民への神のお告げ!』(下村文科相)という御託宣は何のつもりか?!“少 子化&財政難”を口実に、<『愛国徴兵&国民皆兵』教育システム構築>の邪魔 になる<対“戦前・戦中期型カルト「万世一系皇国史観、このみいくさ(カミカ ゼ自爆テロ戦争)、ヤマト民族派」”に対抗する”アカデミズム批判パワー(特 に深層知(暗黙知))の殲滅が狙い>であるのはバレバレ! ⇔ 国立大文系が 消滅?文科省、組織改編促す/20150619毎日・特集ワイド、https://goo.gl /j9fF0m ・・・Cf. 安倍政権の哲学(法哲学・法理)、倫理、美学、歴史(法制史・思想史)、考古学、比較文献学、国語・言語・言語論理等の<対“戦前・戦中期型カ ルト「万世一系皇国史観、ヤマト民族派」に対する”批判パワー=深層知(暗黙 知)>の殲滅が狙いか?只のオッサン(脱原発への急転向者) via tweet 20150609 https://goo.gl/pbT50B (関連情報) ◆『安部政権の正当な歴史認識の欠落』は現代史のみに非ず、古代史で二つの欠 落が窺われる。それは、(1)そもそも重層的な『東アジア文化受容の歴史』こ そが『寛容で世界に誇るべき日本伝統文化』の水源であった、(2)桓武天皇の 脱“百済風日本”の意思を継ぐ嵯峨天皇の慧眼」が真性独立国家・日本(正統保 守の心髄/オリジナル国風文化)創造の端緒であった、の二点(委細はコチラ⇒2015-01-07toxandoriaの日記、 http://goo.gl/t7BkGG )。この仮説の検証と共同研究は相互理解の可能性を拓 く。 ・・・Cf1. 安倍政権は「強制徴用」をどう具体的に反映させるかは未定ながら、 文化ルーツ面での相互理解(共同研究は一歩前進)の可を拓く!⇒ 日韓関係改 善へ努力 世界遺産、両国登録で協力:20150622日経、https://goo.gl/aiXvVU ・・・Cf2.「百済歴史遺跡地区」(扶余ほか)と合わせ登録協力は「日韓同祖ル ーツ」の確認に繋がるので注視!日本会議(ヤマト民族派)カルト暴走の抑止に活 かすべし!⇒世界遺産で相互協力 会談で一致/20150622毎日、https://goo.gl/46cAvt ・・・Cf3 桓武天皇・生母、高野新笠(↓注記★)への関心も(1)百済歴史遺跡 地区(扶余/韓国)および(2)百舌鳥・古市古墳群地域(堺市(仁徳天皇陵周 辺)〜羽曳野市・藤井寺市)の土師氏 、あるいは (3)山城(京都)の秦氏の 歴史と併せて重要!⇒日韓いにしえの交流に学ぶ 国交正常化50年:20150622 朝日、https://goo.gl/CLFH2A ・・・なお、(2)と(3)のいずれが、日本列島の歴史の上において時代的に 先行するか?が、考古学の世界では議論となりつつある。 ★注記:前渡り(奈良・平安初期頃から見て、より古い渡来系)の土師氏(はじ し/おそらく5〜6世紀頃?に、百舌鳥〜河内あたりで定着?して土器・登り窯な どの製作に携わっていた高度な技術者集団)が、高野(現在の奈良市あたり)へ 移住して高野氏(桓武天皇の生母である新笠が属していた一族)に改姓。土師氏は、後に桓武天皇からカバネを与えられ、大江氏・菅原氏・秋篠氏などに分かれた。 ・・・ ■2【安倍“日本会議”内閣が目指すのは「改憲」など生ぬるいコトではなく、 国家体制(Constitution)を根こそぎ転覆させる「クーデタ」である!】安保法 制合憲論者の巣窟! 櫻井よしこ率いる「民間憲法臨調」の“人権否定”憲法観 が恐ろしすぎ!/2015.06.20.リテラ、http://goo.gl/AtlyBb ・・・安倍政権が進める安保法制を合憲とする2人の学者、西修駒澤大学名誉教 授と百地章日本大学教授は共に「民間憲法臨調」(櫻井よしこ氏・会長/↓*)の メンバーなので、この過激発言は当然。この「組織」は日本会議や神社本庁から 全面支援を受けるウルトラタカ派の憲法改正団体で、その目的は9条の改正のみ ならず根本的な体制変革を迫っている。 * 民間憲法臨調は、“神道政治連盟・日本会議”両カルトの外郭組織! Cf.1神政連Webニュース、http://goo.gl/SeG9oO Cf.2「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)/Harvard Library http://goo.gl/znolKN ・・・「自民党改憲草案」の下地を提供した当組織は「立憲主義」否定だけでな く、現代民主主義の根本である基本的人権(近代人権思想、天賦人権説)を否定 し、大日本帝国憲法への回帰で再び全ての日本国民が国家へ命を捧げることが可 能となる体制の取り戻しを謀っている。 ・・・ 一方、「論理」構成理念の役割は「情念の大きな構成要素である欲望(悪徳へ傾 斜しがちな情念)を合理的・客観的に抑制・制御して、それを政治的に実現可能 でモデラート(中庸)な理念(理性の論理構成的使用)」へ変容させることだ。 例えば、<脱原発か、縮原発か、あるいは秘密保護法に関わる“秘密指定の内容 (指標)”をどう具体化し、第三者チェックをどう担保するか>などの方向性な いしは関連制度設計の具体的選択などがその典型。 しかし、全知全能ならぬ人間の「理念」であるからこそ、それは「情念」統制理 念と「論理」構成理念の二つは、共に再現不能な一回性の歴史経験、いわば遡行 不能な時間の流れである因果律に支配された一期一会という意味で貴重な「自然 との関わりや多様な社会経験」の中でこそ磨き上げられる。つまり、日常的に我 々自身を取り巻く広義の歴史経験などから積極的に学び取ることによってのみ、 その本来あるべき方向性は常に微調整され得ることになる。また、これこそが 『正統保守の定義』でもある。 従って、時間遡行が不可能な過去の歴史の完全な取戻しは可能(歴史と時間は完 全修正が可能)であるとする、非常に傲慢で異常なイデオロギーの持ち主たち (例えば、日本会議、神社本庁、創生日本、国家基本問題研究所、神道政治連盟 国会議員懇談会、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会ほかの安倍晋三のお 友達一派ら)が「美しい戦争(このみいくさ/国民玉砕カミカゼ自爆テロ戦争) ができる戦前レジーム(軍神国家神道・靖国顕幽論・明治憲法による国家支配体 制)の取戻し」に絶対的に囚われているとするなら、彼らは正統保守ならず恐る べき「追憶のカルト」観念の奴隷だということになる。 |