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      Toshiihiroの官能小説Vol198


いよいよ3月。
あっという間に1年の集大成。
忙しい時期でもあります。
慌てず、丁寧にという言葉に尽きます。
何かと大変な時でもあります。
健康管理、諸注意を怠ることなく遣っていってください。
ということで、ストーリータイムです。
蜘蛛の巣姉妹前号までのあらすじ
代々茶屋相手も兼ねる老舗旅館を営む女将莉乃に負債の清算を迫る銀行幹
部と職員、二人は莉乃に理不尽な提案を迫る。
その提案は莉乃の唯一の身内でや大会社社長夫人に収まっている五つ年
上の姉にまで向けられた。
莉乃の夫の残した夫妻の贖いに姉の雅代への無上、宣告が銀行頭取島谷か
らされた。
雅代の夫への協力かと思えば雅代への人身協力だった。
思わぬ仕打ちに愕然とする雅代。
姉を巻き込む羽目になった莉乃の苦悩の始まりだった。
銀行支店長の途轍もない要求に思い悩む雅代と莉乃。
時は刻々と動く。
支店長宇治山が雅代を、島谷が手始めにそれぞれの女を品定めし始めてい
った。
想像以上の代物に興奮するふたり。
いよいよ地獄の責め苦が始まっていく。
遂に悪魔たちが動き出していった。
男二人は、それぞれの女たちを品定めと称し、動き出していく。
興奮が収まることをしらぬ男たち。
この先姉妹たちには想像を絶することが。
島谷、内田が、それぞれの女の相手をし始めていく。
兼ねてからの狙い通りの展開になっていた。
陥った窮状のために女たちの試練が始まる。
銀行支店長、職員の野獣のような二人の容赦ない凌辱劇が幕を開けていっ
た女二人は翻弄されていく。
悪魔たちの牙が剥き出されていった。
二人の女は肉体を悪魔に弄ばれて行く。
蜘蛛の巣姉妹その9
「莉乃ちゃんっ、何もしてあげられなくてごめんなさいっ!」と莉乃に詫
びるような言葉を吐き、言う莉乃。
思わず、目を潤ませる莉乃。
「姉さんっ!」と再度言葉を発しながらも、言う莉乃。
「奥様と女将っ!どれだけ器量を見せてくれるかっ!得と試させていただ
きますよっ!」と言う島谷。
「内田君っ!」と叫び、言う島谷。
少しずつ持ち前の技量を発揮していくふたりの男たち。
そして、やや抑えよとしながらも、呻き声を洩らしていくふたりの女たち。
やがて、想像も絶するような地獄が待ち受けようとしていたのだった。
「奥様の商品価値、見定めさせていただきますよっ!」と興奮しながら、
言う島谷。
それから、彼は激しく、強い突き立てを雅代に施していった。
「あーッ!」という絶叫にも似た声を洩らしていく雅代。
その様に満面の笑みを浮かべて見せる島谷。そのほかになかった。
一方、内田も莉乃に同様のことをしていた。つぎに。
「あーッ!」と莉乃も絶叫同然の声を洩らしていった。
「姉妹揃って良い応え方してくれますよっ、ほんとにっ!」と感想を言う
島谷。
島谷が身体と腰を巧みに使い、雅代を求めていく。
雅代も、思わず、それに反応していく。
それしかなかった。
ふたりの女たちは地獄の深みに嵌ってしまたかのようだった。
「女将もっ、遠慮しないで思いっきり乱れてくださいなっ!」と笑みを浮
かべながら言う内田。
すると。                       次号へ続く
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