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Toshiihiroの官能小説Vol194
何時もご購読ありがとうございます。
2015年も、もうすぐひと月目が終わりを迎えようとしています。
大学受験の受検者の方々は受験真っ只中ですね?天候も気にしての対応で
大変だと思います。
お天気情報は小まめにチェックしておきましょう
ということで、ストーリータイムです。
蜘蛛の巣姉妹前号までのあらすじ
代々茶屋相手も兼ねる老舗旅館を営む女将莉乃に負債の清算を迫る銀行幹
部と職員、二人は莉乃に理不尽な提案を迫る。
その提案は莉乃の唯一の身内で今や大会社社長夫人に収まっている五つ年
上の姉にまで向けられた。
莉乃の夫の残した夫妻の贖いに姉の雅代への無上、宣告が銀行頭取島谷か
らされた。
雅代の夫への協力かと思えば雅代への人身協力だった。
思わぬ仕打ちに愕然とする雅代。
姉を巻き込む羽目になった莉乃の苦悩の始まりだった。
銀行支店長の途轍もない要求に思い悩む雅代と莉乃。
時は刻々と動く。
支店長宇治山が雅代を、島谷が手始めにそれぞれの女を品定めし始めてい
った。
想像以上の代物に興奮するふたり。
いよいよ地獄の責め苦が始まっていく。
蜘蛛の巣姉妹その5
すると、宇治山が、雅代の柔らかい両の撫で肩に自身の両手を置いていき、
力強く掴んでいった。
つぎの瞬間だった。
雅代の身体が仰向けにひっくり返っていったのだった。
やがて、莉乃も島谷の手で同様にされていったのだった。
二人の女は性奴隷としての歩みを始めていくのだった。
「島谷君っ!どちらが互いの相手を先にイカせるか競争だねっ!」と助平
そうな笑みをしながら、言う宇治山。
頷く島谷。
宇治山が雅代の高級和服を締め、纏め上げている帯留めに両手をかけた。
空かさず、それを解き始めていった。
そして。
そのうちに帯どめが解き終わり、帯へと魔手が伸び始めていった。
つぎに、その帯をも解き始めていった。
雅代は身体をくるくると横たわったまま回され、帯を解かれていった。
程なくなし解き終えられていった。
宇治山は雅代の、島谷は莉乃の着物の胸元を肌蹴ていった。
「こっ、これは良いっ、想像以上上物ですなあっ!」と感想を言う宇治山。
「島谷君っ、女将の方はどうだっ!」と島谷に尋ね聞く宇治山。
「こちらも凄い上物ですよっ!支店長っ!」と返答する島谷。
ふたりの男は共に興奮していた。
そのほかになかった。
二人の女は二人の男に肌蹴られた部分をじろじろと眺め見られていた。
ふたりの男は完全に野獣と化相としていた。怯える雅代と莉乃。
「さあっ、本番とまいりますかっ!奥様っ、女将っ!」と言う宇治山。
次号へ続く
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