★韓国語スカイプレッスン開始
3月よりスカイプレッスンを行っています。
名古屋市内中心部での対面のカフェレッスンに加え、
これまでお断りしていた名古屋以外からのお申し込みにも、
今後はスカイプで対応します。
お気軽にご相談ください。
□■----------------------------------------------------------------□■
【1日3分! ハングルプレス】 Vol.115 (通巻138号)
気難しい顧客 2013_9_15 《経済》
朝鮮日報(3.21)
□■----------------------------------------------------------------□■
깐깐한한국고객취향이, 세계 食器까지바꾸다
휘슬러, 한국주부들이 "손잡이가자주타요" 불만터트리자
깐깐한한국고객이 '주도자(maker)'로부상하면서세계의제품을바꿔놓고있습니다.
독일주방용품휘슬러는가스레인지를많이사용하는한국소비자들이 "손잡이가자주탄다"고하자손잡이를길게만들고, "전골을만들때국물이넘친다"고하자냄비를높게만들었습니다.
■今日の言葉
・깐깐하다: 気難しい、しつこい、粘り強い、ねちねちとした(性格の)
※韓国人の特性ともいえるこのような意味のほかにも、使い方として、「A型の人はきっちりしてる」のような場合の「きっちりする、きちきちしてる」にも使う。
こまごまとしていて融通の利かない日本人や日本の組織に対してもこの言い方が当てはまる。
このような人のことを「깐깐이」という。
・손잡이: 取っ手、持ち手、ハンドル
・터트리다(터뜨리다): 噴き出す、噴出する
※「터트리다」の形では載っていない辞書も多いので、この単語を調べるのに苦労されることでしょう。
最初の「터」の母音である「어」は、「으変則」の用言ではないかと疑うと、「트다 + 트리다」ではないかと言う予測が立つ。
しかしどちらの単語を調べても、そのような単語はなく、間違いであることに気付く。
また、「激音」が多いことから「もしかして外来語では」と疑ってみることも可能だ。
しかし該当しそうな外来語も見当たらない。
ここで覚えておいてほしいのは、激音表記になっていても、もともとは平叙音や濃音の場合があることだ。
その場から立ち去る際に「忘れ物ないよね?」と言う場合、「빠뜨린것없어?」と言うが、この「빠뜨리다(失う、忘れる、落とす)」と言う言葉を知っていれば、「터트리다」の「트」がもしかしたら「뜨」ではないかと類推できる。
そこから「터뜨리다」をひいてみると「破裂させる、爆発させる」という意味を調べることができる。
「シャンペンを抜く」は「샴페인을터뜨리다」だ。
・넘치다: あふれる、満ち溢れる、こぼれる
■一緒に訳してみよう!
「독일주방용품휘슬러는가스레인지를많이사용하는한국소비자들이 "손잡이가자주탄다"고하자손잡이를길게만들고, "전골을만들때국물이넘친다"고하자냄비를높게만들었습니다」
독일(独逸=ドイツ)
주방용품휘슬러는(厨房用品=キッチン用品フィスラーは)
가스레인지를많이사용하는(ガスレンジを多く使う→ガスレンジを使うことの多い)
한국소비자들이(韓国消費者たちが→韓国人ユーザーが)
"손잡이가자주탄다"고(「取っ手がしきりに焼ける→熱くて持てない」と)
하자(言うや否や→言えば、言うと)
손잡이를길게만들고,(取っ手を長く作って→取っ手を長めにし、)
"전골을만들때국물이넘친다"고하자(鍋物を作るとき汁があふれると言うや→鍋物をすると汁がこぼれると言えば)
냄비를높게(鍋を高く→なべ底を深く)
만들었습니다(作りました→しました)
■対訳
うるさ型の韓国ユーザーのセンスが、世界の食器事情を変える
フィスラー、韓国主婦たちが「取っ手が熱くなる」との不満噴出に
気難しい韓国顧客が「主導者(maker)」に、
けがを押してまで世界の製品を変えさせています。
ドイツのキッチン用品フィスラーは、
ガスレンジを使う機会の多い韓国ユーザーたちが
「取っ手が熱くて持てない」といえば取っ手を長くし、
「鍋物をすれば汁が吹きこぼれる」といば、
なべ底を深くしています。
■ニュースの背景
韓国の顧客の好みは韓国料理のように洗練され繊細だ。
注文事項も多い。このため企業の立場からすれば要求が厳しい顧客だ。
逆に韓国の顧客が満足しているものは、全世界で通用する。
ロイヤルコペンハーゲンは韓国限定販売だった「韓食器」を近いうちに全世界に発売する。この「韓食器」とは、当初韓国の顧客が「食器が浅くて、汁が多いの韓国料理には適していない」と文句を言って作られたものだ。
ところが、デンマークの店頭に展示されたが「韓食器」を見たヨーロッパの消費者から「きれい。買いたい」という反応があふれた。
高麗青磁や朝鮮白磁を参考に作られた製品の反応が良いので、「コリアンボール( Korean bowl ) 」という名前を付けて販売することを決めた」という。
ドイツ家電メーカーリンクルプスもトースターを、アメリカの家具会社シーリーベッドはマットレスを、シュウウエムラは、韓国だけで流行っていた「江南ピンク( gangnam pink ) 」というリップスティックを、世界市場に向けて販売開始した。
■編集後記
ソチオリンピックで金姸兒(キム・ヨナ)の銀メダルと言う結果に対して、いつまでも不平を述べている韓国ネチズンや、米国にまで慰安婦像を設置して、自らの主張を通そうとする姿から、韓国人のしつこさや口うるささを感じる日本人も多いだろう。
こういった特性(?)を活かして、韓国の消費者たちはこれまでは世界市場における「テスター」の役割を負ってきた。
すなわち韓国消費者には、乗用車やパソコン、スマホ・携帯電話に搭載する機能が、多ければ多いほど喜ぶという性向があった。
このため韓国のメーカーは自分たちの市場の消費者を「一生のうちで一度も使うことのない機能でも、付いてさえいれば喜ぶ」と揶揄していた。
K-POPアイドルや韓国映画の作り方を見ればお分かりだろう。
韓国と言う市場は小さい。このため海外向けに再利用、あるいは初めから海外分を生産ロットに入れてマーケティングを行う。
このため搭載する機能についても、本当に役に立つ良いものでないと使わず、コストアップの要因となるため何をどのように作るのかは口うるさいユーザーの意見を元に峻別されていくことになった。
これがここ数年、更に進化をして「テスター」の段階から昇格、「マーケットリーダー」の位置にまで上り詰めた。
とくに生活用品の市場において、韓国の食文化や生活習慣などが反映された製品が受け入れられている。
これまでの韓国メーカーのみならず、グローバルメーカーに対しても「厳しい」韓国の顧客が、製品特性に決定的な影響力を行使しはじめている。
(C) 2014 copyrights.Miz_OIKADA
----------------------------------------------------------------------
≪著者紹介≫
Miz_OIKADA/大筏瑞彦
★電子書籍「ハングルプレス」のご案内
当メルマガバックナンバーを10部ずつまとめて
電子書籍にして発行しています。
こちらのサイト内記載の各e-book storeにおいて取り扱い中。
http://e-hangeulpress.jimdo.com/
発行元: 株式会社歩行社 http://www.hokosha.jp/
現在経済誌「時局」にてコラム「アジアの鼓動」連載中
株式会社時局社: http://www.jikyokusya.com/
★メールマガジンのご感想・ご意見お問い合わせはこちらまで
HP: http://www.hangeulpress.com
(こちらからメルマガ登録できるようになりました)
facebook: http://facebook.com/HangeulPress
(ログインして「いいね」を押してください。)
Miz_Oikadaのtweet→ http://twitter.com/Miz_Oikada
発行者 大筏瑞彦
バーチャルオフィス:
〒135-0061
東京都中央区銀座1-14-5 ML3220
メールマガジンが迷惑メールフォルダに入っていませんか?
このメールアドレスを、こちらのサイトの指示に従って登録してください。
受信フォルダに送信されるようになります。
このメールは送信専用ですので、直接返信いただいても届きません。
まぐまぐ、メルマ、mailaxからのお申し込みの購読解除は、それぞれの送信スタンドから手続きをお願いします。