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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013ー06ー23------第534(毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 九州三十三観音霊場 07 大分5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大分 国東 九州西国三十三観音 第6番札所【両子寺】 天台宗 22−5−20 国東半島の2番目の札所に入ります、 標高720mの両子山の山麓360mの処に【両子寺】はある。 国東半島でも最大級と云われる石造りの仁王像が立ち、 杉木立の中を真っ直ぐに参道が伸びている、 参道脇は清水が音をたてて流れ、苔むした石段を注意深く登り『山門』を潜る、 受付で入山料を納め右手の『護摩堂』へ鎌倉期の114cmの不動明王が祀られている。 護摩堂脇から奥の院へ向う参道は更に深山の様子、 川音を聞きながら右手の山裾に『稲荷社』『大黒天堂』を見て 長い石段(72段)を登りつめると懸崖造りの『奥の院』に着く。 札所ご本尊十一面千手観世音菩薩を拝する、 奥の院の裏手の洞の中には「不老長寿の霊水」が湧き石仏が安置されている。 下り道の順路で次は『大講堂』へ、 二十五菩薩来迎図の壁画の前に84,5cmの阿弥陀如来座像と勢至菩薩、 観音菩薩、四天王が安置されている。 深山の広い境内に点在する諸堂の仏像を心行くまで拝観出来た一時であった。 所在地 大分県国東市安岐町両子1548 0978−65−0253 |