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△▼ Weekly Mail Magazine △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 【実 践 留 学 道 場】 第555号(2012/11/7発行) 毎回発行部数:約530部、 累計発行部数:352,661部 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 読者の皆さん、こんにちわ。 メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ 等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、ヒデクラです。 今回で、このメルマガも、遂に第555号となりました。毎週発行(最近は、 月2回発行ですが...)で、およそ12年間かかりました。 以前、サンドイッチナンバー(303や707のように、同じ番号に挟まれたナン バー)や、トリプルナンバー(333や、777のように3つとも同じナンバー)の ことをご紹介しましたが、このメルマガも、今回で遂に555のトリプルナンバー になったということです。 是非、この先も発行を継続して、縁起の良いトリプルナンバーである777や、 末広がりの888(八八八)になる迄、頑張りたいと思っています。引き続き、 ご愛読の程、宜しくお願いします。 それでは、早速、今回の稽古に入りましょう! =========================[今回の内容]========================== ☆1☆ 『ヒデクラの翻訳実践秘話』(第4話) ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』 =============================================================== 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜 『ヒデクラの翻訳実践秘話』(第4話) ================== このコラムは、単に翻訳家を目指したり、翻訳に興味のある人への 情報だけでなく、実践英語力を強化したり、海外留学を目指して おられる人の参考になるような内容も盛り込みながら、楽しく読める ようなコラムにして行きたいと考えています。 (毎回新らたに執筆して行きますので、どこまで続くか分かりませんが、 頑張って執筆して行きます!) では、早速開始しましょう! −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−− ●第4話:翻訳とグローバルの関連性は? 前回は、翻訳と留学との関連をお話させて頂きましたが、今回は 更にこれを掘り進め、翻訳と、昨今巷や会社で良く耳にする、グロー バルとの関連性について、少し考え見ましょう。 −−−−−−− ・ −−−−−−− 先ず、本題に入る前に、このメルマガは【実践留学道場】ですが、 どうして、留学以外の話題、特に英語関連や翻訳関連のコラムが多い か、と言うご質問に対してのご回答ですが、これにはいくつかの理由 があります。 理由の第一は、留学の真の目的は、英語力の向上だけでなく、広く グロ―バルな視野を身につけるということであり、これがTOEIC や他の英語のテスト、更には翻訳等の英語関連業務にも役立つ、という こともあり、逆の意味で、TOEICや翻訳の話題もコラムにおり込み つつ、グローバルの重要性を皆さんにPRしている、ということです。 (私が常日頃提唱しています、「実践英語」というのも、とどのつまり は、グローバルな昨今の社会で通用する英語、と言う意味に取って 貰っても、OKです。) もう一つの理由としては、最近は、私が初めて米国に留学した頃と 異なり、今は留学関連の情報が山のようにあり、しかもインターネット 等で簡単に入手できますので、敢えて、基本的な情報はこのメルマガで 伝える必要も無くなってきた、ということもあります。 (まあ、名前は【実践留学道場】ですが、今更名前を変えるのも大変 ですので、このままでご勘弁下さい。また、機会があれば、以前の ように、留学関連の体験談等も連載するようにしたいと考えています。) ちょっと、前置きが長くなりました、と言うことで、今回は、「翻訳 とクロ―バルの関連性は?」というサブタイトルになっています。 (いよいよ本論に近づいてきました!) これまで、翻訳と、単なる和文英訳や英文和訳とは根本的に異なる とお話しましたが、これはご理解、ご賛同頂けましたでしょうか? もし、これが良くお分かりにならない方がおられましたら、一度 翻訳関連のコンテストか通信添削に応募されると良いでしょう、身を もって理解することが出来ると思います。 −−−−−−− ・・ −−−−−−− それで、この翻訳とグローバルの関連性ですが、今の世の中、 結構便利になり、世界各国の情報がインターネットで簡単に見れる ようになると共も、海外旅行も割と手軽に行けるようになって きています。 よって、このようなグローバルな世の中で、本当に必要なモノ が何だと、皆さん思われますか? (もちろん、お金はグローバルであろうが、無かろうが、あるに 越したことはありませんが、...。これは別として。) 実は、世界共通語とも言うべき、「英語」なんです。 これは、賛否両論色々あろうかと思いますが、今の日本に おいては、これから英語なしには、世界で生活して行くのは かなり困難になってくるでしょう。仮に何とか生活できると しても、かなりの不自由を強いられると思います。 (よって、日本でも英語教育の重要性が論じらて、小学校でも 英語教育をしようという時代になってきているのですが、これは これとして。) しかし、周りを見て下さい。最近は、英語が得意な若者が 増えてきたとはいえ、日本語とほぼ同様に英語を自由に扱える 人はかなり限られているでしょう。 よって、そこで、翻訳の出番が出てくるのです。 これは、以前ご説明しました、出版翻訳、実務翻訳、どちらの 世界でも同じです。 あの有名なダン・ブラウンの作品、皆さんは原書で読まれましたか? 私は、ダン・ブラウンが日本で有名になる前に、彼の4つの作品は、 全て原書で、しかも発行順に読んでいました。 余談ですが、ダン・ブラウンの著作は、 ・パズル・パレス(Digital Fortress, 1998年) ・天使と悪魔(Angels & Demons, 2000年) ・デセプション・ポイント(Deception Point, 2001年) ・ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code, 2003年) ・ロスト・シンボル(The Lost Symbol, 2009年) の順で、特に、「天使と悪魔」の続編が「ダ・ヴィンチ・コード」 となっています。 (私は、5作品目の大流行りの「ロスト・シンボル」の原書は、 未だ読んでいませんが、これのペーパーバック版をシンガポールで 安く購入してきており、今読んでいるところです。私は、日本語の 翻訳書は、何冊にも分かれており、しかも高いので、一冊も買って いません。ちょっと期間はかかりますが、英語のトレーニングも 兼ねて、原書で読むように心掛けています。) よって、「ダ・ヴィンチ・コード」よりも前作の「天使と悪魔」が 何故、先に翻訳されないのか不思議でした。 この理由としては、「ダ・ヴィンチ・コード」のほうが「天使と 悪魔」よりも早く、世界各国でブレイクしたからでしょう。 「ダ・ヴィンチ・コード」は、世界各国で普及して、日本での ニーズも見込まれたから、先に翻訳されたということになります。 要は、グローバルニーズ故の、翻訳ニーズなのです。 よって、「ダビンチ・コード」が日本語化されて、その次に、 ダン・ブラウンの「天使と悪魔」も世界的に有名になってからは、 これも、他の残りの作品と同様、日本語化されて出版されました。 それだけ翻訳ニーズが出来てきたからです。 これは、出版翻訳の世界だけでなく、実務翻訳の世界でも 同様です。グローバルニーズのある文献や、記事は、どんどん 英語化のみでなく、日本語化、更には他の言語化がなされており、 翻訳のニーズは昨今、かなり高まっています。 これはどうしてか、と言えば、まだ日本人や他の非英語圏の 方々は、まだ完全にグローバル化できていない、言いかえれば、 英語を母国語のように使えないからです。よって、翻訳ニーズが 出てくるわけです。 もし、仮に日本人が、バイリンガルで英語が母国語のように 皆さん使えるとすると、日本への翻訳ニーズはほとんどなくなる と思います。 (あるとすれば、幼児教育用書物の翻訳、くらいでしょうか?) −−−−−−− ・・・ −−−−−−− 以上、お分かりのように、グローバルと翻訳は密接な関係に あります。 別の言い方をすれば、グローバルにたけた方(実践英語力に たけた方)は、翻訳家に向いているのではないでしょうか? ただ、これまで述べましたように、翻訳は奥深く、単なる 英語力だけではNGであり、その分野の専門能力(出版翻訳 の場合でも、読解力、表現力、等々)が必要となります。 次回は、当初の予定を少し変更し、「私が考える翻訳の基本 とは?」と題して、翻訳時に必要となる、基本要素について、 お話しましょう。 〜 第4話、完 〜 −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−− 『ヒデクラの翻訳実践秘話』(第4話)、如何でしたでしょうか? 本コラムへのご意見、ご感想等々ありましたら、是非、メール にてお寄せ下さい。個別回答のみでなく、共通的なご質問には、 このコラムにて、回答させていただきます。 (メールアドレスは、このメルマガの下のほうに記載してあります。) 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜 【道場主の戯言(編集後記)】 ============= 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。 いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます! シンガポールから日本に戻ってきて、早いもので3ヶ月程たちました。 最初は日本も暑く、シンガポールの気候とさほど変わらなかったのですが、 このところは日本も少し寒くなってきました。 久々の秋&冬を、風邪などひかないように、頑張って乗り切ります! 連載中の『ヒデクラの翻訳実践秘話』の本文中でも書きましたように、 今後の掲載内容が、少し変更となります。 現時点では、以下の内容を予定しています。 ●第1話:イントロ〜翻訳とは? [第552号](既掲載分) ●第2話:これまでの私の翻訳遍歴は? [第553号](既掲載分) ●第3話:翻訳と留学との関係は? [第554号](既掲載分) ●第4話:翻訳とグローバルの関連性は? [第555号](今回掲載分) ●第5話:私が考える翻訳の基本とは? [第556号](次回分!) ------------------------------------------------------- ●第6話:翻訳力を向上させるためには? [第557号] ●第7話:実務翻訳のポイントとは? [第558号] ●第8話:【最終回】翻訳家を目指す方へ! [第559号] よって、次回は「第5話:私が考える翻訳の基本とは?」となります。 実践英語力向上に関連する内容もおりこみながら、執筆中ですので、 どうぞご期待下さい。 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させて 行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした! それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! ) ●●● 次回は、11月21日発行予定です。●●● (お願い) 一番下のP.S.もお読み下さい。毎回更新しています! ===================================================================== ■タイトル:【実践留学道場】 (第555号 2012/11/7発行) ■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用 して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) □まぐまぐID: 0000034453 □購読の登録・解除: http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm □バックナンバ: http://archive.mag2.com/0000034453/index.html ■このメールマガジンは、(株)電網社の『MailuX』を利用して発行して います。( http://www.mailux.com/ ) □MailuX ID: MM3F2C21707E783 □購読の登録・解除及びバックナンバ: http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3F2C21707E783 ■このメールマガジンは、『melma!』を利用して発行しています。 ( http://www.melma.com/ ) □melma!ID: 00105720 □購読の登録・解除及びバックナンバ: http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm ■このメールマガジンは、『めろんぱん』を利用して発行しています。 ( http://www.melonpan.net/ ) □メルマガID: 008537 □購読の登録・解除及びバックナンバ: http://www.melonpan.net/mag.php?008537 ■各メルマガの解除は、ご自身で行なっていただけるよう、お願い致します。 ■ご意見、ご感想: h-tamonin@jcom.home.ne.jp ■発行: メルマガ【実践留学道場】事務局(発行責任者:多門院 英蔵) ■関連ホームページ: http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/ ===================================================================== Copyright(c)2000-2012,Office of Practical Studying Abroad Mail Magazine メルマガ【実践留学道場】事務局の許可なく、複製・転載することを禁じます。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ P.S. 以下に、英語・留学・海外生活関連で、読者の皆さんの参考に なるようなサイトやメルマガを今後どんどん紹介して行きます! 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