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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012ー11ー04------第501(毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 出雲三十三観音霊場 09 加茂1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 加茂 出雲三十三観音 7番札所【光明寺】 曹洞宗 16−4−6 山寺が続く標高315mの城平山の東尾根近く280m付近に【光明寺】はある。 林道の終点に欅の大木が立ち枯れて立つ,『仁王門』を入る、 裏に『羅漢像』が祀られている、杉や銀杏の大木を眺めながら参道の石段を登る、森が迫った台地に重層入母屋造りの『観音堂』が建つ, 入堂して「アッ」と驚く見事な7m程の十一面観世音菩薩が祀られていた。 暫し感無量にて合掌。観音堂の左隣に『本堂』、 ここに「大阪市江戸堀国民学校光明寺寮」の看板があった、 戦時中の学童疎開の宿であったと思われる、 私も学童疎開の経験があるので昔を偲ばれる一時であった。 境内には南北朝時代に朝鮮よりもたらされたという重文指定の『朝鮮鐘』がある。 静かな山の中で見事な観音さまに遭遇し至福の気分で下山した。 所在地 島根県大原郡加茂町大字大竹292 0854−49−6565 ================================ 『見事な十一面観音を拝す』 ================================ |