デュアルディスプレイのノートパソコン
映画を見ていると、シンプルで清潔なオフィスで、ITエリートたちが一人で二台以上のディスプレイに向かって、キーボードの上で指を飛ぶように走らせているシーンに出会うことがある。我々の実際の生活では、たくさんのディスプレイを備えたパソコンを家に置いている人は少ないだろうが、家でテレビを見ながらネットで仕事をしたりネットサーフィンしたりする経験は、きっと誰にでもあるだろう。特に今はオリンピックが始まっており、試合を見ながらネットで意見を交わしている人も多いに違いない。
だが家を離れると、ニュースでしかオリンピックの情報を得られなくなる。情報ネットワークがこれほど発達した現在、「モバイル機器でテレビ番組を見ながら、パソコンでネット接続したい」というような願いを、技術者たちは自らの信念と知恵によって我々のために実現できるはずだ。オンキヨーは、そうした信念によって、我々のデジタルライフを不可能のないものにしてくれたのだ。
先ごろ発売された「ワンセグチューナー搭載のデュアルディスプレイモバイル」は、普通のノートパソコンの機能を備えた上に、テレビ番組も見ることができる。またデュアルディスプレイの設計によって、我々は一つのディスプレイでテレビ番組を見ると同時に、もう一つのディスプレイでパソコン操作を行うことができるのだ。ノートパソコン部分には、Windows 7 Home Premiumが搭載され、メモリは1GB(最大4GB)、ハードディスクは160GB、機能についても一般のノートパソコンに引けをとらない。デュアルディスプレイを折りたためば、10.1型ノートパソコンと同じ大きさで、携帯にも便利である。 デュアルディスプレイは回転させることも可能で、ユーザーの要求を最大限に満足させている。このように高性能であっても、オンキヨーの品質に対する要求は少しも低下していない。本体が耐えられる静耐荷重は200キロで、堅牢で実用的である。指紋認証システムを配備しているので、ユーザーの情報も安全に保護される。こうした高性能で高品質のパソコンなのに、重量はバッテリーパックを含めてわずか1.8キロである。女性にとっても、軽くて持ちやすい。
オンキヨーには「音響」という意味があり、設立時に「音を最も純粋な形で再生する」ことを目標としたことから名付けられた。65年の歴史の中で、この目標はオンキヨーの様々な製品に浸透しており、我々に「科学技術は人間本位に」ということの意味を教えてくれている。きっと近い将来、さらに便利で実用的な製品を我々に提供してくれるだろう。大いに期待したい。(小雅執筆)
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