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===================================================== 発行部数 43 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2012/02/24 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 13歳のハローワーク 局 名 テレビ朝日系 放映日時 金曜23時15分 キャスト 小暮 鉄平[2012年:松岡昌宏 / 1990年:田中偉登] 高野 清文[1990年:横山裕 / 2012年:古田新太] 真野 翔子[1990年:桐谷美玲] 仁科 佳奈[2012年:沢木ルカ] 佐々木紀夫(小松和重) 東 唄子[1990年:風吹ジュン] 酒井 敏行[1990年:光石研] 脚本 大石哲也 主題歌 TOKIO「羽田空港の奇跡」(ジェイ・ストーム) あらすじ 第7話「行列のできるカレー店の悲劇!!」 ある日、鉄平(松岡昌宏)は佐々木課長(小松和重)から、刑事部 長が直々に面談をしたがっていることを聞かされた。どうも捜査一課 への転進の話らしく、生活安全課は盛り上がっていた。凶悪化する青 少年の犯罪対応のテコ入れに鉄平が選ばれたらしい。 面談は1週間後。鉄平は小躍りした。そこへ例の謎の男から電話が かかって来た。これに出ると過去に戻されてしまうと思った鉄平は着 信を拒否した。するといきなり鉄平は暗がりに引きこまれた。 わけがわからないでいると、高野(横山裕)が「翔子ちゃん、就職 先どこにするの?」と言う声がする。戻っちまったのか……。鉄平は すぐさまドアを開け閉めして、2012年に戻ろうとしたが、戻れな い。 そこへまた例の男から電話がかかって来た。鉄平は「すぐ戻してく れ」と頼んだ。しかし男は「今回はそちらで1週間過ごすと、 2012年も1週間過ぎます」と言う。 「どうすりゃ戻れんだ?」 「それはあなたのすぐそばにあります」 そう言うと電話は切れた。 鉄平は塞ぎこんだ。それにしても、翔子(桐谷美玲)は高野に膝枕 して耳掃除をしてもらっている。いつからこんな仲になったんだ?と 思わずにはいられなかった。 鉄平はあれこれ考えて、唄子(風吹ジュン)に仕事を頼まれると帰 れると思い、仕事をもらいに行った。唄子は今はないと言い、グルメ 雑誌に書かれたキャンパスカレーを食べたいから買ってきてと言った。 それは海南大学のカレー同好会のカレーで、すぐ売り切れてしまう と評判だった。鉄平は交渉して塾に出張してもらうことにした。やっ ているのは3年生の3人組で将来はカレー1本でやりたいと意気込ん でいた。 翔子は商社に行くことに決めたと鉄平と高野に宣言した。海外相手 に大きなプロジェクトに参画でき、自分の可能性を試せると考えたの だ。 塾に海南大学のキャンパスカレーが出張してきた。塾生の豪(吉川 史樹)は無類のカレー好きで、大喜びだった。他の生徒たちもおいし そうに食べている。よしっ!任務終了。そう思った鉄平は、教室のド アを開け、意気揚々と飛び出した。これで2012年に……戻れない。 翔子は帝徳商事に入社することに決め、挨拶に出向いた。しかし人 事部長に会う前にたまたまOG訪問で会った先輩に会った。その先輩 は翔子が入社するつもりと聞くと、自分の身の上を語った。総合職と して入社したけれど、結局男社会で、人事異動で支流部門に回される ことになったと言う。驚いた翔子は、挨拶を取りやめ引き返した。 そのころ海南大のカレー同好会のもとに帝徳商事の外食部門の担当 者がやってきて、キャンパスカレーを3000万円で譲渡してほしい と言ってきた。会社で買い取り、チェーン展開したい。もちろん3人 とも正社員として迎え、外食部門の推進担当として働いてもらうつも りという条件も出した。破格の条件に3人とも驚いたが、リーダー格 の堀尾(斉藤慶太)は断った。自分の力でやってみたい、という理由 からだった。 1990年に来て3日が過ぎたが戻れそうにない。まだやるべきこ とが残っているのか?と鉄平は悩みつつ、キャンパスカレーの手伝い を続けた。 翔子は帝徳商事に入るかどうか悩んでいた。帝徳のOGにまた相談 したが、大手の女性社員の扱いは同じようなものと説明され、悩みは 深まった。帰り際、翔子は海南大のカレー同好会の2人が外食部門の 担当者と会っているのを見かけた、不安感がよぎった。 予感通り、堀尾以外の2人は帝徳商事に入社することにしたと言い 出した。2人は堀尾の考えたレシピを写し、持ち出していた。 「おい、それが大手のやり口か。お前らもダチ裏切るってことは、そ れまでの楽しい思い出を全部捨てるってことだぞ」 鉄平は言ったが、2人は考えを変えようとしなかった。 悩んだ翔子は唄子に相談した。会社を選ぶ基準は、安定性とか規模 でいいのかと。唄子は言った。自分はお金儲けが好きでやってる。そ れが自分らしい。自分に嘘ついても仕方ないと答えた。 「翔子先生、人生楽しまな、損やで」 と言って颯爽と商談に出かけた。 翔子は派手な身なりをして、帝徳商事に出向き入社の意思を伝えた。 人事部長は翔子の派手な服装に苦言を呈した。しかし翔子は「これく らいの自己主張がなくてはやっていけません。私には自信があります」 ときっぱりと言った。 仲間に見捨てられ、堀尾は行き詰まっていた。2人が抜けた以上店 を続けることもままならない。鉄平も高野も見守ることしかできなか った。しかしそこへ豪がやってきて堀尾に弟子入りしたいと言い出し た。中卒後、堀尾のもとで修業したいと言う。堀尾は「せめて高校は 出ておかないと」と戸惑った。 「けどよ、豪がやりたいって言ってんだ。学校の勉強よりもやりたい ことがあるんだぜ」 と鉄平が口を挟んだ。そこへ翔子がやって来た。帝徳商事に入ること を伝え、必要なスパイスやグザイを調達するからなんでも言ってと言 った。それを聞いて堀尾も勇気を取り戻し、明日のための仕込みに取 りかかった。 おっ、これで問題解決だ。鉄平は小躍りして、外へ飛び出した。し かし戻れない。そこへ例の謎の男から電話がかかって来た。「残念で すがまだ戻ることはできません」と言う。 「おい、2012年に戻してくれよ!」 鉄平は叫んだが、切れてしまった。気づくと背後に高野がいた。 「アニキ、2012年に戻してくれってどういうことですか?」 不審げな眼差しの高野に鉄平は言葉に詰まった。 寸 評 どうも話の趣旨が見えづらい気がしてきました。ドラマの核は、 鉄平が捜査一課に行けることなのか、それともありのままを受け止め ることなのか。さまざまな仕事について、鉄平自身は何を感じ、そし て2012年に戻って何を思うのか。そのあたりは最終回にならない と見えないことなのでしょうか。職業体験があまり活きているように 思えない点が物足りないです。 執 筆 者 けん() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今年の冬は寒く、例年より洗濯物の乾きが悪くて困っています。アパートの 契約で外に干せず、室内で干しているのですが、丸2日干しておいてもまった く乾かず、何とかならないかと思案中です。(けん) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |