メルマガ:「瞑想とヒプノセラピー」
タイトル:「瞑想と催眠療法」第158号「もしかしたら精神病かも」  2012/01/13


■「瞑想と催眠療法」■
第158号「もしかしたら精神病かも」
2012年1月13日発行
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あなたの周りに、「急に怒り出す人」はいませんか?

それも、「何で、そんなに怒るの?」と周りの人には理解が難しい怒り方をする人です。
もしかしたら、その人は「境界性パーソナリティー障害」かもしれません。

この「境界性パーソナリティー障害」という心の病は、実に怖ろしい病なのです。
本人はこの病にかかっていることに気がつきにくいのです。
そして、様々な悪影響を周りに振りまきます。
更に、本人が加害者であるにも拘わらず、自分は被害者だと感じています。

【境界性パーソナリティー障害】

この病にかかると、周りの人に見捨てられる、裏切られるという不安感に襲われます。
そして、自分の感情のコントロールが上手く出来なくなり、いきなり怒り出します。

でも、その発作が起きていないときは、良い人なんです。
そこで周りの人は、余計に混乱します。

その病の人が家族の中にいると、様々なレベルでの家庭崩壊が起こります。
この病に親がかかっていると、子供の精神状態が非常に不安定になります。
この病に恋愛相手がかっていると、相手の感情に振り回されます。
この病に会社の同僚がかかっていると、セクハラやパワハラが起こります。

現代医学では、「境界性パーソナリティー障害」になる原因は「分からない」と言われています。
しかし、大抵、幼児期に親から見捨てられているという不安感を長期に渡り感じてきた人に多く発生しているようです。
一人っ子で、非常に甘やかされて育ったと言う場合にも、親の心の不安定さによって、見捨てられるという不安感を感じることもあります。


治療法は、医療機関に任せる。
そして、周りの人は、その人はそういう病にかかっているんだなと思って、急な怒りに慌てず、優しく気長に見守ってあげる事です。

ヒプノセラピストとしては、その本人をどうにかして上げようとは努々思わないことです。
医師でも、かなり難儀をします。

ヒプノセラピストの出番は、その周りの人の心のケアです。


【境界性パーソナリティー障害の例1】

親が「境界性パーソナリティー障害」にかかっていると、子供は大変です。
いきなり怒り出す親、子供としてはどうして親が怒るのか分からず、混乱します。
そして、叩かれたり、罵られたり、かなり激しい怒りをぶつけてきますので、非常な恐怖感を感じています。
夫婦喧嘩も絶えず、離婚に至る場合も多くあります。
子供は、すっかりと自信を無くして、心の病を発生してしまいます。
そして、その子が成長しても、人間関係が下手で、良い仕事に就けません。
さらには、両親のようになるのは嫌だと、結婚もできません。
恋愛や結婚をしたとしても、親のような相手を選んでしまい、上手く行きません。


【境界性パーソナリティー障害の例2】

女性の部下が「境界性パーソナリティー障害」にかかっていると、男性上司は大変です。
教育担当の男性上司Aさん。
複数の新入社員の中に、境界性パーソナリティー障害の女性Bさんがいました。
男性上司Aさんは既婚者です。

仕事熱心な男性上司Aさんは、一生懸命に仕事を教えます。
女性社員Bさんが、Aさんは素晴らしい上司だと同僚に話しているのが、Aさんの耳にも入ります。
さらに、一生懸命に仕事を教える男性上司Aさん、他の新入社員より頼ってくるBさん。
やがて二人は不倫関係になります。

でも、デートの時に突然怒るBさん、離婚を求め結婚を迫るBさんが手に負えなくなります。
上司のAさんは毎晩の電話の中で別れ話をします。
心を乱し、なかなか電話を切ってくれないBさん。
長電話になりAさんの携帯電話の電池切れ、内心ホッとした上司Aさん。

電話が急に切れたBさんは、慌ててAさん宅の家電に電話をかけます。
すると、電話に出たのがAさんの奥さん。
ついに不倫がばれてしまったAさん。
さらに、気が動転してしまったBさんは、「セクハラをされた」と会社の同僚にメールを書きまくってしまいます。
奥さんにも、会社の同僚にも不倫がばれた男性上司Aさんと女性社員Bさん。


【境界性パーソナリティー障害の例3】

「境界性パーソナリティー障害」の人が催眠を受けに来ると、ヒプノセラピストも大変です。
催眠療法を気に入ってもらえたのは嬉しいのですが、不安になると時間構わず長電話をしてきます。
長期休暇を取って電話が繋がらないと、家にまで訪ねてきます。
催眠療法の最中に、気に入らないことがあると、いきなり怒り出します。
そして、「心が傷付いた、ネットで訴えてやる」とか、
「こんなふうになったのは先生の責任だ、お金を返せ」とか言ってきます。
怒り出して気まずい関係になり、電話をかけて来れなくなったとき、不安が募ってくると、実際にネットに投稿します。
有ること無いことを実名入りで書き連ねられ、評判がガタ落ちになります。


【ヒプノセラピストの役目】

そこで、ヒプノセラピストは、「境界性パーソナリティー障害」の人の周りの人々の心のケアをします。
50人に1人が「境界性パーソナリティー障害」と言われていますので、その周りの人は、かなりの数になります。

心の病はかかってしまうと治療が大変です。
「転ばぬ先の杖」が催眠療法(ヒプノセラピー)です。


【ヒプノセラピスト養成講座】
申し込みは、当日午前中まで、まだ間に合います。

2012年1月期

1回目: 1月14日15日(土日)
2回目: 2月11日12日(土日)
3回目: 3月10日11日(土日)
4回目: 4月14日15日(土日)
5回目: 5月12日13日(土日)
6回目: 6月 9日10日(土日)

【時間】
土:13時〜18時
日:10時〜16時30分

【費用】
36万円 (税・教材費込み 6分割まで可)
銀行振り込みでお願いします。

一括振り込みの場合は、1万円引きの35万円です。

ヒプノセラピスト養成講座の詳細内容のホームページを作りました。
http://www.radiance.gr.jp/school/th_training/hpb/deta/
パソコン、スマホ、携帯共通

ヒプノセラピスト養成講座の概要はこちら
http://www.radiance.gr.jp/school/th_training/hpb/index.html

【ラディアンスについて】

ラディアンスは、代表の山崎がソニー社員だった時、ソニー(株)
創立者の井深大氏の命令で行った、催眠や瞑想の研究成果を社会に
還元するために創立して、17年目になります。
これまでに、約5000名の方に4万回の催眠療法を施療して、約700
人の方に瞑想法をお伝えしてきました。

安心の実績です。

皆さんの笑顔にお会いできることを心待ちにしております。


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