2011年12月23日
第48号(通巻第294号)






【Photo by Yao Yuan】

12/23 (金) アクアクリスマス2011 (〜12/25)エプソン 品川アクアスタジアム

12/24(土) 2011スターライトX’masクルーズ〜東京湾に浮かぶイルミネーションとシェフ特製豪華ビュッフェプラン〜 天王洲ヤマツピア桟橋

12/25(日) 天空のクリスマス2011〜Gift for tomorrow〜 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー

12/26(月) ラガディ・アン&アンディの小部屋 (〜12/27)グニフニ/えほんやるすばんばんするかいしゃ

12/27 (火) 松井冬子展 世界中の子と友達になれる (〜2012/3/18)横浜美術館

12/28(水) 納め不動「成田山納め札お焚き上げ 柴灯大護摩供」 大本山 成田山

12/29(木) リアル脱出ゲーム×コーエーテクモゲームス『終わらない合戦からの脱出』(〜12/31)

12/16(金) おうちでデザインしてiPhoneをデコレーション――エーワン、iPhone 4S/4向け

12/17(土) 倖田來未、涙の結婚&妊娠“生報告” 「百恵さんのように引退も考えた」

12/18(日) 伊達市の一部で新たに汚染米=福島

12/19(月) DVDレンタル「ゲオ」3店舗を捜索=万引き商品を買い取り容疑−警視庁

12/20(火) レディー・ガガさん再来日=24日まで滞在―成田空港

12/21(水) 東貴博さん、安めぐみさん結婚

12/22(木) ローアングルはダメッ! NEWラブプラス体験版ダウンロード開始

【日本を観光する読者の皆さんへ】独特のスタイルを持つ銀座へ
 
プロポーズの名店(Chanel Beige)
ベージュは世界で唯一の、高級品とミシュランが結合したレストランである。ここではミシュラン三ツ星のシェフが作る美食を味わえるだけでなく、ここを「プロポーズ」という人生の一大イベントの場所に選ぶ人も少なくないのだ。シャンペンに指輪を入れたり、ケーキに指輪を隠したり、窓際の席を指定することもでき、特別な要求にレストランは全力で応じてくれる。それは、ここが世界でただ一つのシャネルのレストランだからである。

無料で楽しむコーヒー(Free coffee Harimaya)
「世の中に只で食べられる食事はない」という言葉があるが、実在するということをこの事実は証明している。ここでは、美味しいせんべいを香り高いコーヒー(またはお茶、ジュース)と共に楽しみながら、ゆったりとした午後を過ごすことができる。世界初の無料カフェである。無料というのはせんべいを売るための手段だが、ここの環境は優雅で、時間制限もなく、完全無料のカフェというのは本当に珍しい。

銀座ミツバチプロジェクト(Ginza Bee Project)
紙パルプ会館の屋上に、食についてのシンポジウムを行う「銀座食学塾」と歴史や文化を学んでいる「銀座の街研究会」のボランティアが集まって、「銀座で取れたハチミツを銀座で味わう」という理念の下に、養蜂の非営利活動法人の運営を開始した。これまでに440キロのハチミツを収穫している。さらにミツバチをテーマとしたコンサートなども開催され、ミツバチを介して人と人との距離を近づけている。

三越の屋上菜園(Ginza Mitsukoshi)
屋上菜園「テラスファーム」は、銀座三越新館の9階にある。ここでは子どもたちが一緒に野菜を植えて、キャベツ、ブロッコリー、人参、大根など、労働の成果を収穫している。栽培用の肥料は、レストランのゴミ処理機から回収した廃棄食物を使用しており、レストランの残り物が植物の肥料になってリサイクルされ、ゴミの量を減らすと共に循環型農作物の普及にもつながり、非常に有益である。

【編集部からのお知らせ】
日本の休日に合わせて、編集部は12月29日から1月4日まで、年末年始のお休みに入ります。来年の「週刊/東京流行通訊」第1号は、1月13日(金)に発行されます。みなさん、良いお年を!

「美脚の女王」に変身しよう

スラリとした美脚は、女性たちの憧れである。エステサロンでも様々な美脚コースを設けているが、収入の少ない学生や仕事が忙しい会社員にとって、定期的にエステに通うのはなかなか難しい。そんな時、寝ている間に美脚になれるというシンプルなソックスを使えば、少ない支出で美脚の夢を実現でき、忙しい日常の時間を割くこともないのだ!有名なファッションディレクター、住谷杏奈さんが強力に推薦する「アンチュチュールマシュマロナイトソックス」は、美しくなりたい女性たちのために特別に設計された膝上ソックスである。このソックスを履いてグッスリ眠れば、まさにモデルのようなほっそりした脚が手に入るのだ。

「アンチュチュールマシュマロナイトソックス」には七つの特色がある。【4段階着圧】四段階に分けて適切な場所を着圧し、ソックスの各部位で最適なすっきり効果を発揮する。適切な着圧なので圧迫感もなく、疲労やむくみを和らげる。【モコモコの感触&コラーゲンによる保湿】乾燥した冬には、マシュマロナイトソックスが保湿作用を発揮する。独特のコラーゲン加工と柔らかくて軽いマシュマロ生地によって、みずみずしい美脚が簡単に実現できる。【ホットアルファによる吸湿発熱技術】水分を吸収して発熱し、保温効果が得られる。特に手足が冷えやすい女性に適している。【オープントゥ&ニーハイ設計】足指だけを出すデザインで、ひび割れができやすいかかとを効果的に保護し、ロングソックスの設計によって膝と膝下の冷えを防止できる。また適切な着圧で美しいレッグラインを作り出す。【かわいくてオシャレな外観】異なるパッケージに入った二種類の色のソックスがあり、その日の気分で選ぶことができるのも女性にとって嬉しい特権だ!【伸縮自在の弾力性のある材質】適切な弾力性でどんな脚にもフィットし、寝る時の姿勢に合わせて調整されるので、長時間はいてもストレスがなく、気がつかないうちに引き締まった脚になれる。【銀を配合して抗菌・消臭】特別に銀を配合しているので、一晩中はいていてもいやな匂いにならない。

このソックスは日本で、モデルや芸能人に大好評だ。伊藤亜梨沙、寒川綾奈、貴咲愛理、小林真由、花田浩菜、千葉美咲、浜田咲希、松本美保、鈴木小百合など、ファッション雑誌によく登場する人気モデルたちも愛用者で、平均満足度は10点満点で9.87点に達している。すてきな生活は、まず小さなところから。この可愛くて実用的な美脚ナイトソックスで、ほっそり脚を手に入れよう。(Michelle執筆)

  写真提供:ジャパンコスメティクスラボラトリー株式会社

オトメゴコロ http://otomegokoro.jp/ FULL-FULL http://www.full2.jp/pc/home.php


人気の観光地ランキング

日本最大の旅行会社JTBが先ごろ発表したデータによれば、年末年始(12月23日〜1月3日)に日本国内を旅行する人数は、のべ約3000万人で、昨年の同時期よりやや増加するそうだ。世界最大のオンライン旅行クチコミサイトで、世界の40万以上のホテル情報と9万以上の観光地情報を持つTripAdvisorは、日本旅行をする外国人旅行ファンのためにすばらしい交流プラットフォームを提供している。ここでは旅行ファンたちの真実の声を聞くことができ、泊まりたいホテルのランキングや、世界各地の劣悪なホテルのランキングなど、コミュニティの中で自由に語り合って、知りたい情報を得ることができる。

TripAdvisorは今年の4月27日に、「外国人に人気の日本の観光スポット トップ20」を発表した。第1位の輝いたのは、広島県の「宮島(厳島神社)」だった。神社の大鳥居が海面にそびえ立ち、山の緑が神殿に映え、目に入るものすべてが澄み切って美しい。クチコミでは「息をのむほど美しい」と評価されている。広島県の「広島平和記念資料館」と長野県の「松本城」がそれぞれ2位と3位になった。第4位は千葉県の「東京ディズニーシー」である。子どもたちを笑顔にさせるこのテーマパークがランキングに挙がったのは、当然と言えるだろう。一方、第7位に長野県の「地獄谷野猿公苑」が、第18位に京都府の「嵐山モンキーパークいわたやま」が入っている。観光客の好みは往々にして風向計の役目を果たすので、これらは新しい旅行ブームの方向を示しているのかもしれない。ランキングに入った20ヶ所の観光地のうち、寺院や神社などの歴史や伝統を持つ場所が12ヶ所あり、このことから、文化的資源を中心として、文化的な旅行とレジャー旅行が互いに融合して発展している様子が感じられる。

また、TripAdvisorの調査によれば、 「外国人に人気の日本の観光スポット」のうち、東京地区でランクインしたものはわずか4ヶ所だが、2008年には10ヶ所も入っていた(築地市場、ポケモンセンター、六本木ヒルズ、東京ディズニーランド、浅草寺など)。東日本大震災の影響を受けて、関東や東北に行く観光客が減少しているのだろう。自然の災害が旅行産業に及ぼす衝撃は大きいが、苦難の後にはきっと明るい未来があるに違いない。 (葉子執筆)

2008年、外国人からの注目度が高かった日本の観光名所 http://gigazine.net/news/20090409_hotspots_japan/
  2011年、外国人に人気の日本の観光スポット http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1104/27/news072.html


オノ・ヨーコの灯(あかり)

暗闇の中。永遠に続くかと思われる迷路。その前方に、人々に希望をもたらすかすかな光が見えてくる「灯への道」。暗闇の中のほのかな光に映し出される透明な人型オブジェ「ミエナイ人タチ」。東日本大震災で倒壊した建材や家具を並べた作品、壁に墨で力強く書かれた「夢」「希望」「復興」の文字……。それぞれ独特のスタイルを持ったアート作品が我々に深く考えさせ、元気を与えてくれる。

オノ・ヨーコは、イギリスのロックバンド「ビートルズ」のメンバーで、ロック史上最も偉大なミュージシャンの一人であり、バンドの中心的人物であったジョン・レノンの妻である。ジョン・レノン死後、オノ・ヨーコが彼の志を継いで、世界平和、戦争反対を叫んで世界各地で活動を続けていることは、多くの人が知っている。

だが実は、オノ・ヨーコ自身もアーティストであり、早くからニューヨークに移り住み、哲学的前衛活動を行ってきた。1950年代から世界各国で美術、音楽、映像、詩などの展示やパフォーマンスを行い、多くの重要な芸術運動に深い影響を与えている。1960年代以降は、平和と自由を追求し続け、今年は人類と平和のために貢献した作家に与えられる「第8回ヒロシマ賞」を受賞した。広島市現代美術館で行われた記念展「希望の路 YOKO ONO 2011」には、彼女の78年の人生が凝縮されている。 今回、現代美術で有名な「小山登美夫ギャラリー」でオノ・ヨーコの個展「灯 あかり」が開催されることになった。

今回の個展のために製作された作品「AIR CLOCK」も展示される。オノ・ヨーコはヒロシマ賞を受賞した時、「人類の最高の叡智は、私たちみんなが持っている超能力です。それは、いざという時に、意識の奥から出てくる叡智に輝く力で、念願だけで山を動かすこともできるすごい力です。」と語っている。危機に直面した日本を憂慮すると同時に、彼女は自分の愛が人々の超能力を引き出す力となることを願っているのである。(緋梨執筆)

会期:2011年12月10日〜2012年1月28日
(冬期休廊日:2011年12月25日〜2012年1月4日)
開廊時間:火〜土12:00〜19:00(日、月、祝日休廊)
場所:東京都江東区清澄1-3-2 7F 小山登美夫ギャラリー(入場無料)
アクセス:地下鉄半蔵門線または大江戸線で清澄白河下車、A3出口、徒歩7分

Photo by Yao Yuan

小山登美夫ギャラリー/オノ・ヨーコ展「灯 あかり」 http://www.tomiokoyamagallery.com/ja/ (日、英)


クリスマスに特色あるプレゼントを

日本の企業や個人と付き合ったことのある華人の皆さんは、たぶん「日本人は我々と贈り物の習慣が違い、小さくて手が込んでいて、必ずしも高価ではないものを贈ることが多い」という印象を持っているだろう。このような習慣について、日本人はケチだと誤解する人もいるようだ。だが贈り物について詳しく調べてみると、実はそれらに特別な意味があることに気づかされる。日本のオンラインショップを捜してみると、面白くて心がこもった商品がたくさんあるのがわかる。間もなくクリスマスだ。今年はどんな珍しい商品が発売されているのだろうか?

女性はもともと寒がりで、特に冬になると手足の冷えに悩まされる人が多い。家にいる時はアンカや湯たんぽを使ったり、エアコンをつけたりすればいいが、家の外で、例えば教室やオフィス、あるいは街を歩く時など寒さをしのぐのは難しい。今年、日本のオンラインショップで、ちょうどいい贈り物を見つけた。それは、「e-Kairo(イーカイロ)」という商品だ。サイズは9cm×4cm、重さはわずか47gで、見たところiPodと間違えてしまいそうである。実はこれは、USBで給電するミニカイロなのだ。二時間の充電で40℃の温度を4時間維持することができ、しかもおしゃれな形で、長時間手に持っていても不自然ではない。さらに、このミニカイロは12色から選ぶことができる。クリスマスに家族に温かさを届けたかったら、これは一考する価値のある商品である。

贈り物は、どうしてもありきたりなものになりがちだ。日本では、男性には財布やペンやコーヒーカップ、女性にはスカーフやバッグやアクセサリーなどが、典型的な贈り物となっており、贈り物の外観は厳粛で、優雅で、温かみがあるなどのデザインの枠を出ることは難しい。だが子どもへの贈り物を考える時は、自由奔放なアイデアを贈り物の中に表現するのが容易である。例えば、子どものためのよだれかけがただの布では面白くない。最近は、ウサギや鹿の形のよだれかけがオンラインショップに登場している。ウサギの耳や鹿の角を首にかけ、動物が子どもたちの食事に寄り添う姿はとても可愛らしい。また、7つの黒い星がついた真っ赤な子ども用リュックは、丸々としたリュックに黒い帽子がついていて、子どもがまるでてんとう虫に変身したみたいである。このリュックには亀バージョンもある。みなさんも興味を持たれたら、是非下記のURLをクリックして、どんな珍しいクリスマスプレゼントがあるか、捜してみてほしい。 (凱特執筆)

 

2-U http://www.2-u.co.jp/xmas/  COCOMO http://ccm.stylestore.allabout.co.jp/ccm/xmas/


招き猫

毎年新年を迎える前に、私はいろいろなめでたい装飾品を家の中に飾って幸せを祈りますが、中でも招き猫は絶対欠かせません。招き猫は私のお気に入りなのです。もともと招き猫の多くは商家の店先やカウンターに置かれる、お客さんを招くための縁起物ですが、私は商売をしないのに招き猫に夢中になってしまいました。招き猫にはまって抜けられない私は、日本へ行くたびにいくつか招き猫を買って帰ります。黒猫、白猫、陶器のもの、布製のものなど、様々の材質と造型の招き猫が家にはあります。こうしてコレクションするだけでなく、東京の今戸神社、豪徳寺、大阪の住吉神社など、招き猫を祀った神社も見逃すことができず、全部参拝してきました。それから、日本各地の招き猫美術館、招き猫博物館なども、時間がかかるのもいとわずに遠くても出かけていく観光ポイントです。

ところで、招き猫はなぜ猫であって、犬や他の動物ではないのでしょうか?昔、日本で養蚕を営んでいた人々が、前足を高く挙げた、人を招くような動作の猫の装飾品を飾ったのだそうです。それは、農作物や蚕を食べてしまう鼠を猫が追い払ってくれるからで、猫は昔から日本の養蚕家たちに縁起物として扱われていたのでした。後に養蚕業が衰退し、招き猫は商売繁盛の縁起物として定着しました。

可愛い招き猫は左手か右手を高く挙げた姿ですが、これにはどんな意味があるかご存知ですか?右手を挙げているのは金運を招き、左手を挙げているのは人気やお客さんを招くのだそうです。最近は両手とも挙げているタイプがあって、これは万歳猫と呼ばれています。招き猫の色にも意味があります。金色は金運、ピンク色は恋愛運、赤は健康、病苦の除去、青は交通安全、学業、そして黒猫は昔から日本で「福猫」と呼ばれていましたが、黒い招き猫は魔除け、厄除けの意味があります。招き猫を買うたびに、種類やデザインが多すぎて選ぶのに悩んでしまいます。もしみなさんが招き猫を買うときには、自分の状況に合った招き猫を買うことをお薦めします。家の中に置く場所がないのが心配なら、まず小さいものをデスクの上やパソコンの前に置けばいいでしょう。見るだけで、楽しい気持ちになりますよ。

私の家にある招き猫は、大小合わせると50匹は上るでしょう。最近はあまり買わなくなりましたが、神社や和風小物店の前を通ると、私の視線は招き猫で止まってしまいます。招き猫さん、みんなに健康と平和をもたらしてくださいね。ここでちょっと早いですが、年末のご挨拶を。みなさんの新年が、充実して楽しいものになりますように。 (哈日杏子執筆)

Photo by 哈日杏子

招き猫と縁起物の専門店 http://www.rakuten.ne.jp/gold/manekineko-orner/
  哈日杏子のブログ http://harikyoko.wordpress.com/ (中、日)


2012年の足音を聞きながら

サンタクロースのそりの心地よい鈴の音が、耳に聞こえてくる。準備がすっかり整った除夜の鐘が、音を出す時を今か今かと待っている。――新しい世紀に入って二回目の十年の最初の年が、次第に人々の視野からフェードアウトしていく。天災と人災に次々に襲われ、不安な気持ちで過ごしたこの一年……「時の翁」の巨大な手が、カレンダーの新しいページを早くめくってほしいと思う。

だが、新たな危機が虎視眈々と機会を狙っている。――「2012」という映画によって、元々は非現実的な予言が、我々の憂鬱な夢の中にリアルにからみついてくる。2012年12月21日の冬至の日、すべての人が世界最後の日の運命から逃れることができないというのだ。……この重苦しい呪いの言葉が、人生に希望を持つ人々に対して判決を下し、新年の幕がまだ開いていないうちに我々の心を沈んだ絶望的な気持ちに突き落としてしまうようだ。

なぜかふと、7年前の今日、二日後には世の中に出て行くこの小さなメールマガジンの「発刊宣言」を書いていた時の情景が浮かんできた。その当時は、何と憧れと期待の活力に満ちていたことか。その後に起こる世界金融危機も、異常な円高も、スマトラ沖の津波も、日本のマグニチュード9の地震も知らず……心に創造の情熱の炎が灯され、それから7年間燃焼し続けたのだった。

YouTubeでジョブズがスタンフォードで行った講演を見て、再び深い感動を味わった。「ほとんどすべてのこと、つまりすべての栄誉、すべての誇り、すべての恥や失敗への恐れなどは、死の前にすべて消失する。私の目の前にあるのは、真に重要なものだけだ。」このように死というものを知り、人生への信念を強く持つことこそ、「アップルの父」の精神の真髄なのだろう。

7年間心を込めて編集してきた一つ一つのメールマガジンを再び眺め、熱心な読者たちからのお便りをかみしめる。目の前に少しずつ、「東京流行通訊」の近い将来の、まもなく実現する姿の青写真が浮かんでくる。多言語環境に対応するように次第に変化し、スマートフォンでも閲覧できるSNSタイプの日本の流行メールマガジンは、電子メディアの新時代にあって、相応の価値と地位を得ることだろう。……まもなくやってくる2012年よ、私にはおまえの足音が聞こえる。世界の運命がどうなろうとも、2012年の到来を迎えて、私には自分に新しい活力を与える理由があるのだ。 (姚遠執筆)

Photo by Yao Yuan

2012年に○○周年を迎えるまとめ http://matome.naver.jp/odai/2132151811284987101


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