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タイトル:Daily Drama Express 2011/11/25 11人もいる (6)  2011/12/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/11/25 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 11人もいる
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 真田一男(神木隆之介)
 真田実 (田辺誠一)
 真田恵 (光浦靖子)
 真田二子(有村架純)
 真田三子(金井美樹)
 真田四郎(平岡拓真)
 真田五月(赤石那奈)
 真田六助(福島北斗)
 真田七男(福島海斗)
 真田才悟(加藤清史郎)
 真田メグミ[享年30](広末涼子)
 鈴木ソアラ(野村麻純)
脚本   宮藤官九郎
主題歌  NICO Touches the Walls「バイシクル」(キューンレコード) 

あらすじ 第6話「10人しかいない気がする」

 実(田辺誠一)とともに一男(神木隆之介)は、ソアラの父親(柳
沢慎吾)に挨拶した。ソアラの父親は穏やかな表情をしていたが、め
くれた袖から刺青が見え、物々しい雰囲気がひしひしと伝わって来た。
黙っていても何も始まらない。一男は覚悟を決めた。
「子どもが生まれるんです。こんな形のご報告で申し訳ありません。
でも一生懸命頑張って行きます!」と精いっぱいの気持ちを伝えた。
「そうかぁ、これでお前と2人きりだな」
 父親は飼っている猫を抱き抱え、一男の方を見ようとはしなかった。

 最近双子の六助(福島北斗)と七男(福島海斗)のケンカが絶えな
い。学校で同じ女の子を好きになって六助の方がふられた、防災ポス
ターでは七男の作品だけ入選したなどで、六助のストレスは爆発寸前
だった。実や恵(光浦靖子)は、昔は仲が良かったのにと頭を悩ませ
た。

 ソアラの実家は豆腐屋だった。結婚することになり、学資を稼ぐ必
要もなくなった一男は、店の手伝いに通い始めた。実家に戻っていた
ソアラは、そんな一男の様子を見て、どこか沈んだ表情を浮かべてい
た。

 恵の父、兎(きたろう)の様子がおかしい、ヒロユキ(星野源)は
そんな風に見えた。2週間ほど同じ部屋で生活していて、ときどきお
ネェ言葉を発するのだ。

 アルバイト仲間に結婚報告をし、家にソアラを迎えることも決まっ
て、一男とソアラの結婚は順調に進んでいるようにみえた。ところが
ある日、ソアラの父親の豆腐屋を手伝いに行ったとき、父親がソアラ
は昨晩、一男に会いに行くと言って出かけて行ったと話した。

 一男は驚いた。ソアラは自分のところへ来てなかった。おかしい。
一男は帰り道、訝しく思いながら自転車をこいでいると、不意に車道
にサムと一緒に車に乗っているソアラの姿を見かけてしまった。

 ヒロユキが兎をゲイだと疑っているのを知って、恵は家族会議を開
いた。
「今日はおじいちゃんから大事な話があります」
 恵は真顔で言った。内容がショッキングかもしれないと前置きした
うえで、兎は言った。
「私は嘘をついてました。実は、私おばあちゃんです」
「えー?」
 兎は性同一性障害だった。実たちはそれを受け入れて、これからも
おじいちゃんとして接しようと決めた。ところが、兎は最近カレシが
できてしまったので、またおばあちゃんに戻ることにしたという。何
のためのカミングアウトなのかと実たちはガタッときてしまった。

 とりあえず兎の件は落着した。そのあとさらに家族会議は続いた。
ヒロユキと兎に出て行ってもらって、その部屋を一男とソアラの部屋
にするかどうかというものだった。
「一男、どうなんだ?」
「……」
「ソアラちゃんとこれからどうするか話しあっているの?」
 一男は黙っていたが、やがて、ソアラと気持ちがずれていることを
打ち明けた。ただのマタニティブルーじゃなさそうと知って、実たち
は動揺した。

 そこへメグミ(広末涼子)が現れ、才悟(加藤清史郎)に1人足り
ないんじゃない?と言った。数えてみるとたしかに六助がいない。才
悟がそのことを言うと、七男が、3日前に家出したよと泣きながら話
した。

 六助は、実の家と同じ大家族で、テレビによく取り上げられている
ダイナミックパパの家にいた。実たちはすぐさま駆けつけた。メグミ
もついて行った。

 六助を見ると、メグミはいきなりひっぱたいた。「心配かけんじゃ
ないよ!」。メグミは叱りつけた。しかしメグミが見えない六助は、
恵に駆け寄って抱きついて泣いた。恵はそんな六助をあやした。それ
を見て、メグミは泣き出しそうな複雑な表情を浮かべた。

 六助の家出は、何をしても七男に勝てなくて、自分に自信がなくな
ってしまったためだった。七男がいれば自分はいてもいなくてもいい
んじゃないかと思った。
「なあ、六助は家出してどうだった?」
「……やっぱりこの家がいいって思った。七男に会いたいと思ったよ」
「そうか、それがわかれば無駄じゃなかったね」

 実の発案で、兎についてはこれから「兎ちゃん」と呼ぶことにした。
おじいちゃんでもおばあちゃんでもない、兎ちゃんは兎ちゃんだから
ありのままを受け入れようじゃないかと。みな一様にうなずいた。

 一男は意を決してソアラに会いに行った。ソアラはサムの家にいた。
ソアラは「あたしは一男君と一緒にいて楽しくない」とストレートに
言った。一男のようにまじめで、生活感、責任感を丸出しにしている
姿が重くて仕方がなかった。なんでもっと楽しんで生きようとしない
のかとソアラは思っていた。

 けれど、一男はそれを受け入れられなかった。そんなちゃらんぽら
んの態度では、実と変わらない。自分は生まれてくる子どもの手本に
なりたいと一男は思っていた。だが、ソアラはそれが耐えられない。
子どもは産むつもりだけど、結婚するかは考えさせてほしいと言った。

 一男はゴーヤチャンプルをアレンジした「カズオチャンプル」を作
って、ソアラに食べてもらおうとした。ソアラは一口食べたが、「サ
ムライスの方が好き」と言って、食べるのをやめてしまった。「言っ
てなかったっけ?あたし、豆腐嫌いなの」。言い終わるとソアラは外
に出て行ってしまった。

 そのころ、恵の店に1人の男性客がやって来た。店内にはメグミが
いた。するとその男性客は、メグミの方へ歩み寄り「ごぶさたしてお
ります」と一礼した。自分のことが見えていると知って、メグミは
「あーっ!」と驚きの声を挙げた。



寸  評  今回は、恵の祖父(母)の話と六助、七男の話、さらには一男と
ソアラの話もあって、少し目移りしてしまった感がありました。六助
と七男の話だけでも良かったのではないかなと思います。それにして
も一男はしんどい状況に追い込まれたなという感じです。確かにお互
いの愛情を深める前に結婚、出産になってしまうと戸惑いや不安も大
きいと思います。こんなときだから家族がどうサポートして挙げられ
るのか、見てみたいです。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 節電の流れを受けて、今年はエアコンなしで過ごして見ようかと思っていま
す。巷では着る毛布が話題になっているので、近所のスーパーで2000円く
らいのものを買ってみました。しかし、生地が薄くて寒がり体質の私ではちょ
っと物足りないので、もう1着生地が厚そうなのを探しています。(けん)

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