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===================================================== 発行部数 40 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2011/11/04 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 11人もいる 局 名 テレビ朝日系 放映日時 金曜23時15分 キャスト 真田一男(神木隆之介) 真田実 (田辺誠一) 真田恵 (光浦靖子) 真田二子(有村架純) 真田三子(金井美樹) 真田四郎(平岡拓真) 真田五月(赤石那奈) 真田六助(福島北斗) 真田七男(福島海斗) 真田才悟(加藤清史郎) 真田メグミ[享年30](広末涼子) 鈴木ソアラ(野村麻純) 脚本 宮藤官九郎 主題歌 NICO Touches the Walls「バイシクル」(キューンレコード) あらすじ 第3話「名取裕子vs我家のスター」 ソアラ(野村痲純)のいかついカレシは、2人の前に歩み寄ると、 いきなりソアラに「Tポイント使ってんじゃねえよ!」と怒鳴りつけ ただけで、行ってしまった。ソアラとの関係がばれてないと知って、 一男(神木隆之介)はホッとした。 一男の高校の先生に借りたデジカメのおかげで、実(田辺誠一)の 仕事は増えた。けれど、生活苦は相変わらずのままだった。 そんなとき三子(金井美樹)が「ヤング男子」という正統派アイド ルオーディションの書類審査に通った。三子は芸能界志望で今までい ろいろのオーディションに応募していたが、ことごとく書類審査で落 ちていたから、ひとかたならない喜びようだった。 グランプリの賞金が100万というのにつられ、実はちょっと乗り 気だった。「三子をみんなで応援しよう」と言って、盛り上がった。 三子は意気揚々と出かけて行ったが、面接ではうまくアピールがで きず、肩を落として帰って来た。恵(光浦靖子)は落ち込んでいる三 子を慰めたが、結果は合格。三子は、二次の水着審査用の水着が買い たいと大はしゃぎ。ちょっとしたことで一喜一憂状態の様子に、恵は 心配が募った。 三子は高校も芸能コースのあるところへ行きたいと学校案内書を取 り寄せてきた。実は今年は一男の大学受験があるからと考え直してほ しいと言った。一男もそういうのは合格してから言えよと注意した。 三子は自分の思いを否定されて怒り、水着なんか買わなくていいよ! と自棄を起こした。 二次審査。三子はスクール水着で臨み、審査員を唖然とさせた。し かし結果は合格。最終審査に進んだ。審査には即興劇などもあり、兄 弟たちはみな練習に協力すると言い、もうグランプリ間違いなしの雰 囲気になった。 そんなとき実は仕事の打ち合わせで、「ヤング男子」の選考に残っ ている候補者に会った。関係者の話によると、すでに「ヤング男子」 のグランプリに内定していると言う。じゃあ今の選考は……。「そん なもん、形だけですよ」関係者は何食わぬ顔で答えた。 実は恵と話し合った。デキレースである以上意味はない。辞退させ ようというのが実の考えだった。けれど恵は落ちるならちゃんと落ち て傷つくことが三子の人生経験に大事と言った。三子は天真爛漫だが、 その反面落ち込むとすごくナイーブになり、すぐ言い訳を考えてしま う。二次審査をスクール水着で臨んだのも落ちた時の言い訳を作ろう としていたのだろうと。 「けど、俺は反対です!」 一男が割り込んできた。妹の落ち込む姿は見たくない。 「そんな冷静なこと言えるのは…・・・・」 一男は言葉を飲み込んだ。 「それは、本当の親じゃないから言えるんです」 「おい!」 実が怒鳴った。 「いいんです。続けて」 「親ってバカだから自分の子の悲しんだりする姿なんか見たいと思わ ない」 それきり、一男も恵も黙ってしまった。 「とにかく、三子の気持ちを聞く必要がある」 家族会議が開かれた。一男は三子に芸能界でやりぬく覚悟があるの か?と聞いた。もちろん、と三子はうなずいた。 「だったら、今回はやめとけ。お前がその気ならこの後いくらでもチ ャンスはある」 実は遠巻きに諦めさせようとした。しかし三子は納得しない。実は デキレースであることを伝えようとした。しかし恵が押しとめ、うや むやになってしまった。 最終審査当日。即興劇のテーマは「血のつながらない母と娘」。大 物女優が母親役に呼ばれて登場すると、三子は完全に呑まれてガチガ チになった。自分の順番になっても一言もしゃべれない。 そこへ恵がお弁当を持って会場に乗り込んできた。三子から「お弁 当を忘れた」とメールがあって、慌てて届けに来たのだった。審査中 とも知らず、恵はステージに上がり、お弁当を渡して言った。 「私考えたんです。これからは厳しいお母さんになるって。正直言う と落ちて、傷ついて、社会の厳しさ知って、立ち直ってほしいと思っ た。でもそれじゃ見てるだけ。それじゃお母さんなんていらないって 思った。いい?」 「もちろん。血がつながってなくたってお母さんは私のお母さんだよ」 緊張していた三子の顔に笑顔が戻った。 結局、三子は失格。グランプリに内定していた女の子が予定通り優 勝した。しかし三子は笑顔でそれを受け入れた。三子には自分のこと を真剣に思ってくれる家族がいる。 メグミ(広末涼子)は、一部始終を見ていたが、オーディション会 場には行かなかった。才悟(加藤清史郎)が訳を尋ねると「あんたの お母さんていい人だね」とさびしそうな顔をでつぶやくだけだった。 数日後、一男はソアラから深刻な顔つきで「赤ちゃんができたみた いです」と打ち明けられた。一男は絶句した。脳裏にはあのいかつい カレシの姿が浮かんだ。 寸 評 とてもいい話でした。真実を伝えることも大事だし、社会経験を させることも大事なことで、果たしてどっちを選択するのだろうかと いう葛藤がよく描かれていたと思います。ただメグミがどう思ってい たのかが、あいまいだったと思います。メグミがもっとからんで来た らよかったと思いました。 執 筆 者 けん() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 週1回近くのジムで筋力トレーニングをするようになりました。きっかけは、 肩のコリ。マッサージを受けても、鍼をうってもあまり改善せず、筋力強化を しようと思いました。これで治るという確証があるわけではないですが、筋力 が落ちているは確かなので鍛えてみることにしました。学説では50歳までは 鍛えれば筋肉はつくそうです。(けん) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |