メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2011/10/28 11人もいる (2)  2011/11/24


===================================================== 発行部数   40 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/10/28 (Fri) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 金曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 11人もいる
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 真田一男(神木隆之介)
 真田実 (田辺誠一)
 真田恵 (光浦靖子)
 真田二子(有村架純)
 真田三子(金井美樹)
 真田四郎(平岡拓真)
 真田五月(赤石那奈)
 真田六助(福島北斗)
 真田七男(福島海斗)
 真田才悟(加藤清史郎)
 真田メグミ[享年30](広末涼子)
 鈴木ソアラ(野村麻純)
脚本   宮藤官九郎
主題歌  NICO Touches the Walls「バイシクル」(キューンレコード) 

あらすじ 第2話「宮藤官九郎×大家族亡き母のバースデー」

 不意に店に来た実(田辺誠一)に、一男(神木隆之介)は顔をひき
つらせたが、取材を受けると、ありのままを話した。ここでバイトを
しているのは、生活費のためだと。実への当てつけで、実は辟易して
しまった。実は一男に何も言えず、狼狽気味に写真を撮るしかなかっ
た。
 家に帰っても、実は何も言えず、ぎくしゃくした状態が続いた。一
男はいつも以上にカリカリしていた。実が辞めろと言えば、ゲイバー
のバイトは辞めるつもりでいたのに、実が変に気を遣っているのがか
えって情けなかった。一男は投げやりになって、自転車で飛び出して
いった。

 とはいっても行くあてはない。途方に暮れていると、偶然ガソリン
スタンドのバイトで一緒のソアラ(野村麻純)に会った。雨が降り出
して来たので、ソアラは一男を自分の家に連れて行った。それを見た
メグミ(広末涼子)は、ついていった。

 ソアラは年上で、奔放な人だった。夜が深まり、ただならない雰囲
気になってきた。
「電気、消して」
 ソアラに言われて、一男はおどおどしながら消した。それを見たメ
グミは電気をつけたり消したりして邪魔をした。一男は怖くなり、逃
げ帰った。

 家に帰ると、才悟(加藤清史郎)が貯金箱を作っていた。実のため
にデジカメを買うお金を貯めるのだと言う。実の仕事が来ないのはデ
ジカメがないことにも一因があった。デジカメがあれば仕事が増えて、
貧乏を脱出できると才悟は本気で考えていて、一男は微笑ましく思い
ながら、貯金箱にいくらかのお金を入れた。

 才悟は、メグミが自分にしか見えないことが気になっていた。会い
たいのは一男とか実の子なのに、不思議だった。メグミに直接聞いて
みたが、メグミは誰でも見えたらお化けじゃないでしょと相手にして
くれなかった。

 日曜日、実は恵(光浦靖子)や子どもたちを連れて近くの公園に出
かけた。二子はボーイフレンドの家にトイプードルを見行くことにな
っていたので、いなかった。
「トイプードル?それ誰の家ですか?」
 一男は気になった。学校のクラスの男子が、今度の日曜に後輩の女
子を連れ込もうとしている話を耳にしていた。確か宇野というやつだ
った。
「たしか……う……」
 恵が言い終わらないうちに、一男は二子を探しに飛び出して行った。

 とはいうものの、よくよく考えると宇野の家がどこかわからない。
携帯にかけたが、二子は出ない。宇野が電源を切っていたのだ。結局
当てもなく夜まで走り回っただけだった。訳が分からなくなった一男
は、気がつくとソアラの家に向かっていた。ソアラは嬉しそうに迎え
入れ、電気を消した。

 その晩二子は遅く帰って来た。すぐ家族会議が開かれた。その場に
は会社が倒産して、転がり込んできたヒロユキもいて、12人もいる。
もちろんメグミもいるためだ。

 二子はやましいことはしていないと言った。そういう空気を察して
やんわり断っていたら、わかってくれたという。そして先輩に家に来
たいと言われたことを話した。
「でも、うち貧乏だから、先輩はお金持ちで来たら引いちゃうかもし
れない」
と不安そうな表情を浮かべた。
「よし、それじゃパーティしましょう。だれか誕生日の人いないの?」
 恵が聞いた。しかし10月は誰もいない。メグミが才悟を通して、
あたし10月6日よと懸命にアピールしたが、誰も気づかず、結局
9月生まれのヒロユキの誕生会を遅れながら実施することになった。
メグミはさびしそうな表情を浮かべて押入れにこもってしまった。

 誕生会当日、宇野は大人数に最初は戸惑っていたが、大家族ならで
は賑やかさは、新鮮で、とても楽しいものだった。宇野の家は両親と
3人だったが、両親は忙しくて不在なことが多かった。すっかりくつ
ろいだ宇野は、このまま帰ると1人でさびしいから泊めてほしいと言
って、泊まり、翌朝嬉しそうな顔をして帰って行った。

 それから、一男の学校の卒業文集の作成で、写真を実に撮ってほし
いという依頼が来た。報酬はもちろんなかったが、デジカメを譲って
もらえたので、その後仕事が増えて行くようになった。

 10月6日になった。その日はいつもと変わりのない日のようだっ
たが、実をはじめ、みんなが仏壇の前に立ち、「お誕生日おめでとう」
と手を合わせた。才悟も恵とメグミの墓参りをした。メグミがいたの
で、才悟は「みんな覚えてたじゃん、よかったね」と言うと、メグミ
はまんざらでもなさそうな表情をしていた。

 一男はいつものようにガソリンスタンドのバイトに行った。すると、
ソアラの彼氏と名乗るいかつい男が現れた。「報復」と書かれたシャ
ツを着て、威圧感たっぷりで歩み寄ってくる男に一男は震えあがった。



寸  評  全体としては面白かったと思います。ただメグミが浮いてしまっ
ているかなという感じがします。メグミはこのドラマのキーとなる人
物だと思いますが、今のところはまだ目立った活躍はない感じがしま
す。どうやら子どもたち1人1人で1話を作って行く感じですが、メ
グミがどうからんで行くのかを期待したいところです。

執 筆 者 けん()

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 プロバイダーに帯域調整してもらい、インターネットを高速化(正確には元
のスピードに戻す)してもらいました。インターネット接続が不調になると、
プロバイダーは帯域調整をかけて、通信を安定化させるため、速度が落ちてし
まいます。今回はモデムが不調なので、そのことを言ったのですが、まず帯域
調整をしてからという回答。帯域調整しても改善されなくてようやくモデム交
換に応じてくれたという感じです。そしてまた帯域調整を解除してもらう、そ
んな流れでした。NTTの収容局までの距離や、これまでの稼働状況を考えれ
ば、即モデム交換だと思うのですが、いささか要領の悪い対応で、ちょっとイ
ライラしてしまいました。(けん)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。