メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.498◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2011年11月18日号  2011/11/22


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【609 Studio 】メール・マガジン 2011/11/22  No.498
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 フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。ロシア唯一の韓国語
新聞「セ・コリョ」の日本語翻訳版、ロシアやサハリンの話題、投稿、
編集長のコラムなど多彩な話題満載!
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                 Graphic Magazine「Lapiz」情報

            創刊号12月1日発行!
 
              『主な記事』

            *原発を考える第二弾
         *Lapizギャラリー サハリンの冬 他
            *Lapiz図書委員会
            *(仮)奄美の海
            *ルポ 甑島
           *2012年カレンダー

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              バックナンバー
                        創刊準備号

            2011年8月15日発行

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            『主な記事』

            特集 原発を考える
            写真 ヒロシマ
            写真 サハリンの夏
            Lapiz図書委員会

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        Graphic Magazine「Lapiz」β版

  *東日本大震災*Portrait of Sakhalin*自然遺産 屋久島 
    以上3点をDLマーケットにアップロードしました。
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     「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」

 日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太
 への逆密航」を語る貴重な証言!!
 片山通夫 著
 凱風社 刊 http://www.gaifu.co.jp/index.html
 定価 1900円+税
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◆現代時評 休載いたします。

◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2011年11月18日号

◆「ロシアの声」が伝える「ロシアからみた日本」

◆[編集長から]

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◆現代時評 休載いたします
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休載
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◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2011年11月18日号
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クナシリ島の空港再建

さる12日、再建されたクナシリ島「メンゼレエヴォ空港」に初めてユ
ジノサハリンスクからの乗客らが足を踏んだ。「2007−2015年
連邦プロジェクトークリル島社会経済発展特別事業」の一環として再建
された同空港は総12億ルーブルの予算を費やして完成に至った。

母の日を迎えて

 毎年11月最後の日曜日は母の日。17日、ユジノサハリンスク市で
サハリン州社会保障局と慈善ファンド「母」が共同で現代子供の教育問
題について話し合う会議を開いた。現代になって仕事の多忙さ、離婚、
多民族間結婚、未成年者の親などを理由に子育てに深刻な問題が生じて
いる。

先端医療設備寄贈

 さる11日、ユジノサハリンスクロータリークラブは韓国ロータリー
クラブの他、カナダ、米国のロータリークラブの協力を得て、先端医療
設備PRISMAFLEX(5万ドル相当)を購入、ユジノサハリンスク市立病院
へ寄贈した。

孤児慰安行事

 11月20日の「世界子供の日」を迎え、サハリン州文化局とファン
ド「子供の笑顔(2011年7月設立)」が共同で市内ホテルにおいて
孤児の子供達のためのコンサートを開いた。

反麻薬キャンペーン

 11月10〜18日間、サハリン州政府は「どこで死を売っているか
教えて!」というキャッチフレーズの反麻薬キャンペーンを開き、住民
らに情報提供を訴えた。

「ゴルヌイ・ヴォスドフ」の開発により積極的に

 さる9日、サハリン州知事はユジノサハリンスク市内に位置する山「
ゴルヌイ・ヴォスドフ」スポーツ観光総合体に総予算30億ルーブルを
投資して冬季スポーツ設備の充実化を図ると発表しながら、関係機関へ
個人投資誘致案作りを促した。

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◆「ロシアの声」が伝える「ロシアからみた日本」>>>
         引用元 http://japanese.ruvr.ru
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◇韓中日 北朝鮮の核問題  共に解決
韓国の李明博大統領、中国の温家宝首相、日本の野田佳彦首相は、イン
ドネシアのバリ島で開かれた韓中日と東南アジア諸国連合の首脳会議(
ASEANプラス3)の枠内で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の
核問題を共に解決するとした自国の義務、並びに全面的な協力強化につ
いて確認した。韓国の大統領補佐官が19日、伝えた。
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/20/60703788.html

◇サハリンで火傷を負った12歳の少年 札幌で治療受ける
日本の医師たちは、ロシア極東サハリンで大やけどを負った12歳のポ
ダトノフ君の火傷の状態を中度のものであると診断した。
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/16/60498591.html

◇野田首相 メドヴェージェフ大統領と会談
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/13/60315683.html

◇日本 流行語大賞ノミネートの過半数が震災関連語
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/14/60354523.html

◇沖縄基地移設問題 野田首相は板ばさみ状態
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/03/59818787.html

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◆[編集長から]              片山通夫
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 「原発南方の湯ノ岳断層は活断層 東電、評価を修正」と21日の東
京新聞にあった。また週刊現代は「これから起きるであろう地震は、3
・11の“余震”と考えるべきではありません。別の地震の“本震”が、
これから来ると考えなければならない。3月11日の東日本大震災の震源
は海洋でしたが、あまりに地震の規模が巨大だったため、その影響は日
本列島内陸部の断層にまで影響を及ぼしています。今後は海が震源域に
なる海溝型のM8級地震だけでなく、内陸部での直下型地震にも注意が
必要になってきます」(元北海道大学地震火山研究観測センター長で武
蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏)という記事を掲載した。

東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011112101001797.html
週刊現代http://kodansha.cplaza.ne.jp/wgendai/article/111114/top_03_01.html

 巨大地震というキーワードでサイトを検索すると、出るわ出るわ、お
よそ230万件のサイトにヒットした。
 つまり、まだまだ我が国は、大きな地震に見舞われるということのよ
うだ。

 しかし政府や電力会社の動きは鈍い。財界などもまだ「経済優先主義」
から脱しきれていなく、「原発再稼働」の大合唱のように見受けられる。

 脱原発、再生可能エネルギー、原発再稼働、電力不足などなどの言葉
が踊るだけで、具体的に国民の意思を知ろうとしない輩が多すぎる。
 たとえば国民投票を行って、民意がどこにあるのか知る必要がある。
もし「脱原発」が民意なら、その道を歩むのが、政治家や官僚の進むべ
き道だ。反対に「現在の豊かな電力を使って生活する」というのが、民
意ならば、国民が選んだ道なのだから、災害にも強い原発を考えなけれ
ばならないだろう。

 つい最近、ブータン王国から国王夫妻が訪日した。若い国王夫妻を戴
くブータン王国は「ブータンの1人当たりの国民総所得は1920米ド
ル(世界銀行,2010年)であるにもかかわらず,国勢調査(200
5年)ではブータン国民の約97%が「幸せ」と回答しています。「国
民総幸福量は国民総生産よりも重要である」と,1970年代に国民総
幸福量の概念を提唱したのは,先代のジグミ・シンゲ国王でした。国民
総幸福量は,経済成長を重視する姿勢を見直し,伝統的な社会・文化や
民意,環境にも配慮した「国民の幸福」の実現を目指す考え方です」と
外務省のホームページにも見られるように、穏やかなご夫妻だった。
外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol79/index.html

 我々はこの小さなアジアの国から何を学んだのか、いや何を学ぼうと
しているのか。
 東日本大震災のあと、我々の国はどこへ行こうとしているのか。
我々国民はもうそろそろ答えを出す準備を始める時期が来ている。
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発行     2011年11月22日   No.498
編集・発行  609studio Michio Katayama
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