メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/11/01  2011/11/01


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年11月1日 発行
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□本日の結果
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10/25特別会員銘柄BC +2.86% 合計+1.41%
10/25一般会員銘柄GR +6.80% 合計+13.84%
10/23特別会員銘柄RK +7.47% 合計+8.09% 暴騰!

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は−152円の8,835円と大幅続落となって8,900円割れとなり
ました。
米株安を受けて売りが先行となり、その後は下げ渋る場面もありましたが、
米Globex先物が軟調推移となったほか為替が円高方向に傾いたこともあり、
後場にかけて先物主導で値を崩す形となりました。
昨日の欧米市場の下落で恐怖指数と言われるVIX指数が急騰、投資家心理が
一気に後退したことで、東京市場もリスク回避の流れが強まりました。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って下落となりました。
日経平均の下落スタートと受けて新興市場も売りが先行、リスク回避の流れ
が強まったことで戻りは鈍く、後場にかけて日経平均が下げ幅を拡大するの
に合わせてマザーズ、ジャスダック平均の両指数ともに下げ幅を拡大しまし
た。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,095と全体の65.8%に達し、規模別株価指数は
すべて下落と売り優勢の展開となりました。
外部環境の悪化を受けて主力の国際優良株や資源関連、金融株など幅広い銘
柄が売られました。
一方で内需ディフェンシブ系が底堅く推移し、好決算のグリーが上場来高値
を更新しました。
ただ同業DeNAは冴えない決算を受けてストップ安に沈むなど明暗を分ける結
果となりました。

会員銘柄では、グリー(3632)が高値で+6.8、合計+13.84%となって目標達
成となったほか、ルック(8029)が+7.47%、合計+8.09%となりこちらも目標
達成となりました。
ただ全体的に冴えない展開となり、特にリバウンドが期待されていた景気敏
感株といわれるところの下げがきつくなりました。
場中銘柄では、フランスベッドホールディングス(7840)、兼松日産農林(796
1)などが物色されました。
DeNAのストップ安が短期資金の動きを悪くしたと言われる一方で、東京電力
(9501)は大幅上昇となており、明日以降どのように資金が動くか注目され
ます。
ただリスク回避の流れが強まる中で、資金の逃げ足も速そうですので注意が
必要となりそうです。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続落展開が想定されます。
米国の先物ブローカー、MFグローバル・ホールディングスの破綻やギリシャ
首相が金融支援の条件となっている財政赤字削減策の受け入れ可否を決める
国民投票を実施する方針を決めたこと、中国の10月購買担当者指数(PMI)
が予想を下回ったことなどが嫌気される展開となりそうです。
今晩からのFOMCでQE3期待が支えとなるとの見方もありますが、欧州市場が
急落展開となっており、この影響を受ける形となりそうです。

欧州は売り先行、全面安の展開となっております。
昨日から続く悪材料に続き、イタリアとドイツの10年物債券利回り格差がユ
ーロ導入後の最大を更新したほか、スイスPMI、英CIPS製造業PMIが予想を下
回るなど冴えない経済指標を受けてユーロ安株安が加速しております。


□注目海外材料
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米主要企業決算発表は、ファーストエナジー、ファイザー、ベーカー・ヒュ
ーズ、CMEグループ、ナイコア、JDSユニフェーズ、バレロ・エナジーが
予定されております。

米経済指標は、9月建設支出(前月比+0.3%、8月+1.4%)、
10月ISM製造業景況指数(52.0、9月51.6)が予定されております。

また今晩から米FOMCが開催され、将来の米量的緩和第3弾(QE3)を示唆する
との見方が下支えとして意識されやすい状況となりそうです。


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■明日の展望
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明日も続落の展開が想定されます。
様々噴出した悪材料を背景に欧米市場がさらに弱い動きとなっており、円高
要因などと合わせて明日も世界市場の弱さを引き継ぐ展開が想定されます。
米VIX指数が昨日の時点で29.96まで急騰、30を超えると日本株にも外国人の
売り圧力が波及すると言われているだけにズルズルと売り込まれる流れに要
警戒となります。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均の短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
日経平均は一時戻りを試す場面がありましたが、寄り付きで開けたマドを埋
めきれずに失速し、2日連続で上に往ってこいの陰線となり、上値の重さが
意識され、マドを埋め切れなかったことでアイランドリバーサル形成が警戒
されます。
ボリンジャーバンドは+1σを割り込み中心線を試す流れが強まっております。
一目均衡表では雲の中の水であり強弱感が対立しやすいところです。
遅行スパンは上方シグナルを維持しており、早々に転換線を奪回できるよう
なら、再度9月1日高値や8月16日高値水準を試す流れも想定されます。
まだ下方崩れの格好には至っておらず、高値からの過熱を冷ますための調整
の範囲内となっております。
ただ8,780円を下回るとパラボリックが陰転してくる可能性があり、展開が
怪しくなっていきそうです。


□総括・今後の方針
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本日の前場は転換線や5日線がサポートとして意識され、このまま踏み止ま
れば短期調整終了からの押し目も期待されましたが、外部環境はさらに悪化
しリスク回避の流れが強まったことでこのサポートラインを割り込み、25日
線が意識されることになりそうです。

とにかく国内外悪材料が相次いでおり、投資家心理の悪化が気掛かりです。
米国ではMFグローバル・ホールディングス破綻したことで金融不安が強ま
りました。
欧州ではEU首脳会議で合意した包括策について、ギリシャが国民投票が必要
との見解を示し、合意内容が実行されない可能性が強まったことでデフォル
ト懸念が再燃しております。
中国は10月購買担当者指数(PMI)が予想を下回ったうえに前回より減速し
た結果となり、再度中国景気減速懸念が強まりました。
国内ではDeNAの冴えない決算を受けてストップ安まで売り込まれ、ネット関
連銘柄にも売りが波及しております。

これらの流れを受けて投資家心理が一気に悪化、押し目買いの手が引っ込ん
でしまい、様子見基調が強まり上値が重くなる流れが警戒されます。
買い手不在でズルズルと先物主導で水準が切り下げられ、個別も小口の売り
に押され続ける流れに注意が必要となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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