メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/10/05  2011/10/05


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年10月5日 発行
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□本日の結果
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10/04特別会員銘柄EA +3.34% 合計+3.34%
10/04一般会員銘柄GR +2.77% 合計+2.77%
10/03特別会員銘柄TO +1.59% 合計+1.59%
10/03一般会員銘柄RO +4.52% 合計+11.43%
10/02一般会員銘柄IR +19.57% 合計+10.00%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は−73円の8,382円と4日続落となり、8,400円を割り込み26日の
終値ベースの安値8,374円に接近しました。
昨晩の米市場が急反発し東京市場も朝方は買いが先行、寄り付き直後に8,500円
を回復する場面もありましたが、買い一巡後はすぐに伸び悩み、戻り売りに押さ
れる展開となりました。
その後は右肩下がりの展開となって安値圏に沈みました。


□本日の先物動向
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先物は引き続きリバランス中心ですが、クレディスイスの売り越し基調、メリル
リンチ、UBSの大幅売り越しが相場を押し下げました。
売りが大きいというよりは買いが乏しく、小口売りにズルズルと押される流れと
なっております。
また裁定取引で債券先物買い指数先物売りの流れが継続、リスク回避の動きが継
続しております。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って続落となりました。
朝方は買われる場面もありましたが、日経平均が失速展開となったのにあわせて
新興市場も売りが波及、下落に転じると一気に下げ幅を拡大しました。
特に個人投資家などを中心とする短期資金が市場から逃げ出しており、中小型株
を中心に売りがきつくなりました。
小反発を繰り返しながらズルズルと下落する展開だけに底の見えない状況となっ
ており、さらに突っ込んでの大きな売り展開に注意が必要となります。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,416と全体の84.9%に達し、規模別株価指数はすべ
て下落と全面安商状となりました。
指数の下げ幅に比べて個別銘柄の下げが大きく、アジア株安、円高進行などを受
けて国際優良株などが軒並み安、既存店売上低迷のファーストリも大幅安となり
ました。
一方で内需の一角が買われております。

会員銘柄では、ラウンドワン(4680)が続伸と堅調、合計+11.43%までの上昇と
なったほか、インターライフホールディングス(1418)が高値で+19.57%の暴騰
展開となりますいた。
ただ短期資金中心の中小型銘柄は全体的に弱い動きとなっております。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
ムーディーズのイタリア国債格下げについては、先行してS&Pが格下げを行って
いたことから影響は限定的に止まると見られております。
またフランス・ベルギー系大手金融機関のデクシアの問題については、両国がと
もに支援表明を出しており、デクシアは上げ幅を拡大しての反発となっているこ
とでひとまず安心感を与えそうです。
直近の欧米市場の下げが大きかっただけに一旦の反発展開となりそうですが、米
市場は昨日に引けにかけて既に戻しいることなどから、買戻し一巡後は重くなり
そうです。
米重要経済指標である9月ADP雇用統計、9月ISM非製造業景況指数の内容が注目さ
れます。

欧州は買い先行の展開となっております。
昨日の米市場の急反発の流れを織り込む形で買い先行となっておりますが、アジ
ア市場安の流れもあり買い一巡後は伸び悩む展開となっております。
また独非製造業PMI、ユーロ圏非製造業PMI、英GDP、ユーロ圏小売売上高がいず
れも予想を下回る結果となり、上値を抑える要因となっております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表はモンサント、コストコホールセールが予定されております。
経済指標は、9月チャレンジャー人員削減数、9月ADP雇用統計、9月ISM非製造業
景況指数が発表されます。
予想は、9月ADP雇用統計が+7万人(8月+9.1万人)、
9月ISM非製造業景況指数が52.8(8月53.3)となっております。

欧州債務問題が中心となってきそうですが、週末の米雇用統計の前哨戦となって
くるADP雇用報告の内容が注目されます。
9月ISM非製造業景況指数も合わせて上下振れはニュートラルですが、予想はいず
れも前月を下回る結果となっており、下振れとなった際は神経質に反応してくる
可能性があります。


□その他海外注目材料
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為替市場は、引き続き欧州中心に、イタリア国債格下げや欧州金融安定ファシリ
ティー(EFSF)拡充に対するスロバキア批准問題への懸念から、ユーロは上値が
重い展開となりそうです。
ドル円は76円〜77円のレンジでの揉み合いとなっており、77円手前にはドル売り
が、76円手前にはオプショントリガー防戦のドル買いがあるとされております。
今晩、週末にかけて雇用を中心に重要指標が相次ぐことから、経済指標動向に反
応しそうです。


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■明日の展望
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明日は揉み合い展開が想定されます。
3日続落となっていることから一旦の反発展開となってもおかしくありませんが、
米経済指標を控えていることや相場環境悪化からの投資家心理の後退を受けて、
戻りは限定的に止まると予想されます。
また昨日の米市場の急反発が本日のアジア市場に波及しなかったことで、今晩の
米市場が反動に押される可能性が高く、下げが加速する展開が警戒されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は4日続落となりボトムレンジでの攻防となっております。
朝方は買われる場面もありましたが、5日線や一目均衡表の転換線に届くことなく
失速しており、ボリンジャーバンドも-1σに届かずと弱い流れとなっております。
バンドの拡大基調は収まっておりますが、バンド自体が緩やかに下降しており、
-2σが徐々に切り下がることで-2σに沿ってズルズルと下落していく展開が警戒
されます。
5日線や25日線の下げが継続しており下振れリスクが高まっており、週末までに
5日線の下げが特に大きくなることが重しとなってきそうです。
急反発して25日線を突破できても調整トレンドの中にあり、遅行スパンの上方転
換シグナルは9,100円水準を突破する必要があることなどから、相場反転の流れ
は難しい状況です。
また雲の下限が下降し、雲が厚くなっていることも相場反転のハードルを高める
結果となっております。


□総括・今後の方針
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短期基調は横ばいから下向きに転換、中期基調は横ばい継続となっております。
昨日は米市場が急速に繰り返し、引けにかけて短時間でダウが400ドル近く上昇
したことになりますが、単なる買戻しに過ぎないとの見方からアジア市場にこの
流れは波及しませんでした。
欧州債務問題が刻々と深刻化しており、フランス・ベルギー系大手金融機関のデ
クシアがストレステストに合格していたにも関わらず救済措置に追い込まれる事
態となるなど、欧州金融全体への波及が警戒されております。
またムーディーズがイタリア国債を3段階引き下げしたことも重石に働いており
ます。
米国ではウォール街のデモが拡大傾向にあり、これが欧州など各国に飛び火する
可能性が懸念されており、連鎖的なリスクオフの流れが止まらない状況となって
しまっております。
小反発を挟みながらズルズルと下落する流れが続いており、大きく突っ込んで下
落する展開に警戒しながら、底打ちとなるセリングクライマックスの流れを待つ
ことになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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