メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/09/16  2011/09/16


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年9月16日 発行
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□本日の結果
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09/15特別会員銘柄TS +3.30% 合計+3.30%
09/15一般会員銘柄TY +5.94% 合計+5.94%
09/14一般会員銘柄ON +5.23% 合計+7.93%
09/13一般会員銘柄TS +3.01% 合計+3.79%
09/08特別会員銘柄NY +3.70% 合計+2.19%
09/08一般会員銘柄KK +2.01% 合計+2.01%
09/07一般会員銘柄SS +4.35% 合計+5.03%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は+195円の8,864円と大幅続伸し、9月SQ値の8,732円、25日線の
8,805円などの抵抗ラインを一気に突破しました。
昨晩の欧米市場が続伸、為替も円高基調が一服したことを受けて買いが先行とな
りました。
買戻し主体で堅調推移となりましたが、後場にかけては25日線奪回を受けて買い
戻しや、海外勢の新規買いが確認され、上げ幅を拡大する展開となりました。


□本日の先物動向
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先物に動きは特にありません。
ただ小口ながらクレディスイスの買いが継続、少なからず相場を押し上げました。
一方でポジション調整と思われますがUBS、JPモルガンの売りが継続しておりま
す。
オプションにも大きな動きはありませんが、昨日に続き9,000円コールが増加傾
向にあります。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って続伸となりました。
連休前の週末要因もあり、前場はしっかりでも小動きに止まっておりましたが、
後場にかけて相場環境が好転、短期資金が流入する格好で急速に上げ幅を拡大し
ました。
マザーズ指数、ジャスダックTOP20も3%を超える上昇となり、これまで売られて
きた銘柄へのリバウンドの流れが期待されます。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値上がり銘柄数は1,442と全体の86.4%に達し、規模別株価指数はすべ
て上昇と全面高展開となりました。
地合い改善で主力の国際優良や資源関連が軒並み高となったほか、日米欧による
流動性供給で金融不安が後退、証券株やメガバンクなどが大幅高となりました。
一方で内需関連が換金売りに押されました。

会員銘柄もリバウンドの動きとなり、太陽誘電(6976)、住友精密工業(6355)
などが大きく上昇、目標ラインをクリアしました。
場中銘柄では、アイフル(8515)、カルソニックカンセイ(7248)、大日本スクリー
ン製造(7735)、ブイ・テクノロジー(7717)、インターネットイニシアティブ
(3774)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は小反落の展開が想定されます。
過度の金融システム不安が和らぐ格好で上昇となっておりましたが、一旦はこの
反動の動きとなってきそうです。
EU財務相会合の行方を見守りたいとの流れも慎重姿勢に繋がり、一旦の利益確定
の動きに繋がりやすいと見られます。
また、昨日は経済指標への反応が限定的に止まったものの、景気指数がいずれも
予想を下回る弱い結果となっており、本日も景況感の悪化となる可能性が警戒さ
れます。
欧州は昨日の流れを継いで買い先行の展開となりました。
ただ買い一巡後は戻り売り圧力が強まり、伸び悩む展開となっておりますが、売
り込む動きもなく、ややまちまちな動きながら比較的堅調な展開となっておりま
す。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表はオラクルが予定されております。
経済指標は、7月ネット長期TICフロー、9月ミシガン大消費者信頼感指数速報値
が予定されております。
予想は、7月ネット長期TICフローが+225億ドル(6月+37億ドル)、
9月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が56.9(8月55.7)となっております。

昨日のNY連銀、フィラデルフィア連銀指数ともに予想を下回る弱い内容となって
おります。
市場への影響は無く、目先買戻しの流れに埋もれてしまっておりますが、内容は
良くありませんので、下振れによって改めてネガティブに反応する流れに注意が
必要です。


□その他海外注目材料
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ドル円は引き続きリスク回避の動きが上値を抑えることになりそうです。
米国では目先のリバウンド、欧州でも債務懸念の若干の後退を受けてショートカ
バーの流れとなっておりますが、基本的な流れに変わりはなさそうです。
ギリシャのデフォルト懸念は引き続き高く、欧州全体へ危機が波及する可能性や、
欧州各国が足並みが揃わない不透明感などが上値を抑えそうです。


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■明日の展望
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来週は短期リバウンドの意識が継続しそうです。
目先の欧米警戒感が後退、直近売り込まれた反動のリバウンドの動きが期待され
そうです。
とはいえ相場反転は買い戻しの色彩が強いうえ、欧州債務問題や米国の景気後退
懸念が根強いだけに、外部環境が悪化すれば再び調整に転じる可能性は高く、盛
り上がりに欠ける展開となりそうです。
また国内は連休に挟まれ、営業日が3日しか無いことも動き辛くさせそうです。
短期資金による個別銘柄物色や、9月末の権利付け最終日が近づいているため、
配当優待狙いの買いが入る展開に期待したいところです。

イベント面では、米国で20〜21日にFOMCが開催されます。
今回のFOMCで何らかの策が打ち出される公算が大きいとされておりますが、市場
が期待するQE3に踏み切る可能性は低く効果は限定的になると見られております。
欧州では、引き続き債務問題の動向が注目されることになります。
債務不安がやや後退したものの、根本的な解決には程遠い状況であり、ギリシャ
を中心にイタリア、スペイン、ポルトガルに飛び火する可能性も残されておりま
すので、油断は禁物となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続伸となり、25日線のほか一目均衡表の基準線を一気に上回り、
8日の戻り高値8793円も終値ベースで更新しました。
目先的な戻り一巡感が出やすいところでもありますが、25日線をクリアしたこと
によりリバウンドの流れが持続する展開に期待されます。
ボリンジャーバンドも中心線を超え+1σのレンジに移行することになり、前回の
戻り高値を付けた状況よりも良い形となっております。
パラボリックのSAR値は8,930円まで下落してきており、陽転シグナル発生の可能
性も高まってきました。
高値9,100円のレンジ内の動きですが、レンジ上限に向けた動きが期待されます。
ただ依然としてレンジ内の動きであり、高値と安値を切り下げる展開は継続とな
っていることから、再び安値を切り下げる可能性も十分にあります。


□総括・今後の方針
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日経平均の短期基調は下向きから上向きに転換、中期基調は下向き継続となって
おります。
本日の続伸でテクニカルの抵抗ラインを一気に突破してきたことはポジティブと
なりそうです。
とはいえ、欧米が抱える問題への根本的な解決は見えておらず、引き続き材料に
よって上下する神経質な流れが続きそうです。
目先は短期リバウンドが意識されることが期待され、個別重視で売り込まれた銘
柄などの動きに注目していきます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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